HISTORY & STORY

9.22.1997

小川山水晶スラブ

水晶スラブで半日
近くていい。磨きこまれている

noise and super imjin,abatamoekubo
 
1997-9-22
メンバー 野村、よしこ、汽車、酒屋今宮

9-21

あんまり天気はよくない。クラックの名人、酒屋今宮がきたというのでお殿様岩へ
。昨日はバナナクラックをのぼったという。
たどりつくと、予期せぬプレゼント、をちょうど登っているところだった。5.9というがワイ
ドクラックで難しいという。プロテクションにジャンピングカムをつかっていた。

スーパーイムジンを登るというので見にいく。何度目かのレッドポイントで、登りは見事という
ほかない。一度下って、目下練習中のローリングストーン、小川山最難のルートにトライすると
いうのでひょこひょこついていく。
途中で岩たけおじさんに取りつく。10cらしいが、スラブでちょと苔っぽい。
ローリングストーンは濡れていて、本気ではトライできないようだった。トップロープでさわらせて
もらったが、歯のたつようなものではなかった。


9-22
水晶スラブへ。アプローチが意外と難しいところだ。
あばたもえくぼ10cであしならし。みんなケッコウきれいに登れた。
ノイズ11aはぼくがリード、核心を超えたところで、確信犯的なアルパインクリップをおこなう。
手繰り落ちはいやだからね。
やじろべえ11aにトップロープでとらい。やじろべーの格好になるトラバースがあるからこの名
がついたという。核心はその上、スラブだ。トップロープならなにもこわいことはない。みんな
きれいに登る。ナチュプロでのリードはこわそうだ。こういうところはバンバン、トップロープで
遊ぶのがいい。直登ルートもやってみたが、これも面白い。

トップロープでクライミングすることはクライミングがよりスポーツ化することではないだろうか。
恐怖に怯えながらやるスポーツはそんなにあるものじゃない。純粋にスポーツするなら、トップロ
ープで充分だ。

9.13.1997

ミズガキ山十一面末端壁

ミズガキ山十一面末端壁であそぶ
見事な壁、静かでいい。ちょと難しいか

十一面末端壁と調和の幻想5.9
 
1997-9-13.14
メンバー せいすけ、森光、汽車、ちゅう、安田、くるみ澤

9-14
 たまには違う岩場で、ということでみずがき山の十一面末端壁へ。グリーンロッジのあた
りに車をおいて、徒歩一時間弱。道はあまりふまれているようには見えない。

僕は十年振りくらいか。崩壊で道がかわっている。末端壁のしたで赤茶けた左股にはいり、
尾根を超えるようにして壁の下にでる。そこが岩小屋だった。

 ガメラさんがあとから上がってきた。正面壁のベルジュエールとやらのフリー化をやってい
るとのこと。偉いもんだ。今日ここに来たのはこれで全員らしい。空いている。
 光、ちゅうは有名な春うららにとりつく。と、思いきや、いきなり、ラダーをとりだし、ア
メリカンエイドで登り出す。光は先週から、こんなことを始めている。なにか魂胆があるら
しい。

 ぼくは調和の幻想5.9を探しだし1ピッチ目にトライ。意外と難しい。先週ガマクラックで
墜落した後遺症がのこっているのか。何度かテンションをかけぬける。こわかった。後はト
ップロープで楽しむ。となりのT&Tも面白かった。人工クライミングの練習をおえた光、ちゅ
うは調和の幻想をきれいにのぼる。

 せいすけがロープの回収がてらアストロドーム5.11aを何とか登る。
これだけのぼったらもう夕方になっていた。
 ガメラさんと下る。
9-15
 小川山へ。天気が良くないが、先週やり残した、母岩の開拓。
 開拓キング、井上大助さんといっしょ。光、安田、ぼく。人手は充分。
 暗くなるまでやって、先週の2本につづき、3本が完成した。
光、と僕が手をつけたルートはまだ登っていない。来週か。10から11の好ルートが6本はで
 きそうだ。
 ボルトをうってくれた大助さんありがとう。