HISTORY & STORY

7.25.2008

1泊2日の北岳登山

 1泊2日の北岳登山

カテゴリ:2008の記録
仙丈ヶ岳~北岳



7月25日
朝、山中湖の別荘を伊藤さんと二人、3時に出発。
途中、コンビニで買い出しをして、4時50分に芦安市営駐車場に到着。
運良く、一番の乗り合いタクシー(1100円、マイカー規制協力費100円)に乗車でき、
5時10分、バスよりも一足早く芦安駐市営車場を出発。
広河原には5時50分に到着。準備を整え、6時20分に出発。
吊り橋を渡り、しばらくで白根御池と大樺沢の分岐となる。
沢沿いの道をとり、ゆるやかに登っていく。


北岳登山


樹林を抜けると、まぶしいほどの雪渓と北岳バットレスが眼前に広がる。
雪渓を少し登り、8時55分に二俣に到着。
二俣から右俣コースを登っていく。徐々に傾斜がきつくなり息が上がるが、
シナノキンバイやハクサンイチゲ、クロユリ、イワカガミ、ヨツバシオガマなどの花畑が目を楽しませてくれる。
途中、御池からの道を合わせ、11時50分に稜線に出る。
南アルプスの女王とも形容される雄大な仙丈ヶ岳、ひときわ男性的な山容の甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山が見事に展望できる。
稜線から30分ほどで肩の小屋に到着。サイダー400円を飲み、お昼を食べながら大休止。


北岳山頂部と間ノ岳.JPG



12時50分、肩の小屋を出発。撮影をしながらのんびり登り14時に北岳山頂に到着。
日本第2位の高峰、3193mの山頂はけっこう広く、多くの人で賑わう。
山頂から一気に下っていくと間もなく八本歯のコル。
このあたりも花が多く、岩間に、ヤマオダマキやイワギキョウ、ヤマハハコなどの花も見られるようになる。
さらに稜線をたどり下っていくと、15時35分に北岳山荘に到着。
金曜日ということで、思ったよりも山小屋は空いており、一人一枚ずつの布団で寝られる(夕飯、朝弁当付き7900円)。
小屋の人によれば、「明日土曜は1枚に2人になるでしょう」とのこと。
やはり、夏ハイシーズンの北岳は山小屋も大混雑のようだ。


北岳の朝


7月26日
風の音で3時頃、目が覚める。かなりの強風。窓の外もガスで星が見えない。
3時半頃、起床し静かに出発準備。4時に部屋を出て、朝弁当をもらい、水を1リットル購入(100円)。
4時30分、深いガスのなか、間ノ岳、めざし出発。
相変わらず風は強く、服の裾がバタバタとなる。嵐のような風で秒速10mぐらいはありそう。
その分、あっという間にガスが切れ、一瞬で太陽や稜線が覗く。
かと思うと、また雲間に隠れる。途中、岩陰で太陽を拝み、移りゆく朝の山上を撮影。
5時30分、中白根を通過し、間ノ岳には6時30分到着。
岩陰でガスが切れるのを待ちながら、朝弁当を食べる。
30分ほどすると、これまでずっと山上にかかっていた雲がみるみる掻き消され、
北岳が姿を現す。あまりにもドラマチック。
数分後には、まさに雲散霧消にガスは消え去り、山上はさっきまでの天気が嘘のように晴れ渡る。
富士山も姿を現す。頭をひときわ高く雲上に聳えさせている山容はさすが日本一の高嶺。


間ノ岳より富士山



7時25分、間ノ岳をあとに、三峰岳方面へと下っていく。
眼前に塩見岳が望みながら急下降していくと、30分ほどで三峰岳に到着。
一息入れて、仙丈ヶ岳へと続く仙塩尾根を下っていく。
じきにシラビソの樹林帯へと入っていく。林床にはゴゼンタチバナがきれい。
北岳山荘で熊に注意の案内があったので、カラビナでガチャガチャ鳴らしたり口笛を吹きながら下る。
10時に野呂川越に到着。ここから一気に右へと山腹を急下降していく。
倒木が多く、またいだり潜ったりしながら下ると、10時30分に両俣小屋に到着。
小さな小屋だが、前には沢が流れ気持ちいい。
「ちょっと小梨平のような雰囲気だね」と伊藤さん。

一息入れ、ここからひたすらの林道歩き。日陰がなく暑さが堪える。山上の風が恋しいくらい。
大仙丈沢、小仙丈沢を橋で通過し、2時間弱で、野呂川出合(北沢橋)に到着。
13時05分のバスに広河原行きのバス(580円)にちょうど間に合う。
まだ時間が早いので、山からの下山者は少なく多くは釣り人。

広河原もまだ乗車客はそれほど多くなく、行き同様、乗り合いタクシーを拾える。
タクシーだとバスより20分近く芦安市営駐車場への到着が早いとのこと。
バスとの料金差100円を考えると楽で早い。

下山後は、駐車場のすぐ向にある展望風呂(550円)に入り、ざるそばを食べ、帰路に着く。(レポート=松倉)


7.20.2008

白馬は夏山の王様だ

 白馬は夏山の王様だ

カテゴリ:2008の記録
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7月の3連休。19日に富士山須走5合目でパラ。明日は富士山か白馬か、天気はわからないが太郎を家に置いてきたので白馬へ行くことにする。
2008/07/20 未明2時ころ山小屋出。通勤割引を使うまでもなく下道で白馬に着いてしまった。二股に車を置いてタクシーで猿倉。8時ころ歩き出す。ガスと雲の冴えない天気。大雪渓は人がいっぱい。昨日はもっと多かったとか。小雨になったり、日が差したり、一瞬稜線がみえたり。村営小屋のテント場で1泊。風雨模様だが久しぶりの山テントで面白い。パックは撮影機材込みで12キロあった。工夫すれば10キロにできると思った。
7/21
朝、小屋でお茶しているとガスがどんどん上がって明るくなってくる。カメラをもって山頂へ。素晴らしい光景を撮影できた。テントをたたんで10時ころ南下。お花畑が最高潮の時期。
白馬鑓から大出原、鑓温泉0220。猿倉0530、コーラを飲んでタクシーで二股。山小屋1000帰着。
白馬は夏山の王様だとおもいました。
二股猿倉タクシー乗り合い600円、村営小屋テント一人500円、タクシー下り2000円、猿倉コーラ250円
課題:サーまれスト空気もれ ザックカバー探す、酒と水多すぎそんなにのまね、テント一人用もあるといいか。
伊藤フミヒロ
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7.15.2008

蓼科山

 蓼科山

カテゴリ:2008の記録
tatesina
7/14 山中湖大平山でパラ。荒れていた。諏訪湖に移動、浜の湯旅館で幼馴染と同窓会。
7/15 車山で日光キスゲvideo大撮影。トラックをのぞく人がいるので、載せてあげる。大阪の赤沢さんという人。これから蓼科山へ登りたいという。偶然だが目的地が同じ、大河原峠までドライブ。
小さな山下清風の赤沢さんは車山に登って100名山96登頂達成らしい。70歳だというが10は若く見える。ザックにパラソルを差して地図も持たないその人を先に送り出し、1030ころスタート、昼過ぎに山頂。赤沢さんは山頂にいて竜源橋へ下っていった。甲府から夜行バスで帰阪らしい。同じ道を戻り4時前に大河原峠着。3時間のドライブで山中湖へ戻る。video job .
伊藤フミヒロ

7.10.2008

富士山登山 神保町カレーの会

 神保町カレーの会、富士山登山

カテゴリ:2008の記録
asanohujiann
パウダーガイド社本社からの富士山


7月10~11日
15時に北口本宮富士浅間神社に、神保町カレーの会の面々(伊藤さん、川崎さん、塩浦さん、秋野さん、松倉)の5人が集合。
浅間神社を参拝してから、スバルライン(2000円)で5合目へと上がる。平日とあり、駐車場はガラガラ。
荷造りをして、伊藤さんが荷物を計測。塩浦さん5kg、秋野さん7kgと二人は優秀なパッキング。
伊藤さんが10kg、松倉12kg、川崎さんはカメラなどの装備があるため17kgと重め。
小御岳神社を参拝し、16時50分に出発。
六合目へと向かう途中にはフジハタザオが花を咲かせている。
ダケカンバやカラマツの樹林を抜け、しばらくで登山指導センターのある六合目となる。
一息入れ、ここから森林限界の中を登っていく。
19時半すぎまではヘッドランプなしで歩る。太子館に20時20分に到着。
ここでしばらく休み、21時45分頃、白雲荘に到着。
秋野さん、塩浦さん、松倉の3人は白雲荘に泊まる(素泊まり5500円)。
伊藤さん、川崎さんは少し歩き、ツエルトビバーク。

hujisantozan


翌朝2時に起床。身支度を済ませ、2時20分に出発。
白雲荘の小屋の人によれば、1時がここを通過する人のピークだったとのこと。
つまり、ここを1時過ぎに通過できれば、山頂での御来光にちょうど良いようだ。
ヘッドランプをつけてゆっくりとしたペースで登る。
9合目の鳥居を過ぎたあたりで御来光となる。
雲間から一度、太陽を覗かせるが、すぐに雲の中に。それでも、雲海がオレンジ色に染まり、富士の朝を見事に演出。
伊藤さん、川崎さんに遅れ、5時20分に全員が山頂に到着。
山口屋支店で1時間ほど休む。ちなみに缶ココアや缶コーヒー400円、ラーメン800円。
山頂から暑中見舞いを出す(葉書と切手代で1枚250円)。
1時間ほど休み、お鉢めぐりをする。徐々に上空の雲が晴れてきくる。
剣ヶ峰には7時10分に到着。展望台からは南アルプスがよく見えた。
20分ほど休み、7時半に出発。お鉢一周、休憩含め約1時間10分。
少し休み、準備の済んだ者から順次下山。
私は8時20分に下山開始。それぞれのペースで行く。
長い下りはけっこう膝に来る。全員、無事11時30分に五合目に到着。
下山後は「紅富士の湯」で汗を流し、パウダーガイド社の本社で打ち上げ。(レポート=松倉 )

goraiko movie
http://jp.youtube.com/watch?v=cp56qdCUpfY


以下
一般誌紙依頼原稿もと
 
富士登山の魅力 伊藤フミヒロ(登山家)

 毎年、富士山に登るようにしています。自分のカラダの調子や変化がわかります。トレーニングにもなります。なによりも日本一の山頂に立つことは楽しいし、達成感があるのです。先シーズンは、初めて富士山に登るという知人二人と、よく山に行く仲間、計5人で登りました。中高年男性ばかりのグループです。
 7月の初旬、富士山には雪渓が残っています。昼過ぎに富士スバルラインの終点(ここが富士吉田口ルートの五合目です)をスタート。5時間ほどかけて八合目の小屋に夕方着きました。ここで夕食をいただき仮眠、夜中の1時には起きて再スタート、真っ暗な中、ヘッドランプを点けて、山頂を目指します。4時には山頂に立ち、御来光を眺めることができました。天気予報を見て行ったのでおおむねよい天気でしたが、御来光ばかりは完璧なものを見るのはむずかしいようです。この日は地平線にうす雲が広がり、雲の中からぼんやりと朝日が昇るという感じで、80点くらいの出来だと思いました。初めて登るという二人は65歳と55歳でしたが、いっしょに行動することができ、日の出を見てとても感激していました。

●高齢者が登る
 この夏は富士登山する人が多く、35万人ほどだったと新聞報道されていました。毎年増加傾向とのことです。周辺の様子を見ますと、やはり中高年が圧倒的に多いようです。中高年の登山ブームは今に始まったことではありませんので驚くことはないのですが、富士山では70~90歳くらいの高齢者も多く、山頂の浅間神社には記帳所があって、そこには99歳とか100歳とか、びっくりするような記録がありました。
ちょっと古いデータですが、平成18年度の記録では、70歳以上で富士山に登り、記帳した人は937名、最高齢は100歳1名。90歳代が10名、80歳代は117名となっています。女性の最高齢は93歳となっていました。また81歳の男性で通算366回も登っている人がいるとも書かれていました。高齢であることは富士登山にとって励みでこそあれ、足枷になるようなものではないと思えてきます。私見ですが、登山は老人に向いているスポーツだと思います。こつこつと忍耐強く歩みを続ければ山頂に立つことができる、経験深い老齢者にぴったりの趣味といえるでしょう。
 中高年についで目立つのが子供たちです。小学校生くらいの子供がたくさん登っています。親がついていますので、ファミリー登山です。みなさん元気に山頂に立っています。八ヶ岳や北アルプスなどではあまり見られない光景です。
 10代、20台の若者が多いのも富士登山の特徴です。実は他の山(前述の八ヶ岳や北アルプスなど)では意外と若者が少ないのが登山界の今日このごろなのです。元気な学生や社会人が最新のアウトドアウエアやシューズでグループで登ってくる光景は見ていて気持ちのよいものです。
富士登山がブームというのはどうやら本当のようです。日本一高い山に登りたいという気分は大方が理解できるものです。富士山は日本一高い山であると同時に日本一大きな山です。山頂の大きさは実際に登ってみないとわかりませんが、爆裂火口のお釜などは恐ろしく壮大なものです。日本一有名な山、富士山はまた間違いなく登山客数でも日本一です。いちばん高くて大きくて有名な山こそが富士山、というわけです。

●どうしてみんなが登るのか
 なぜ人が富士山に登るのか。日本一高い山に登りたいから富士山に登るというのでは、答えになっていないようです。日本人は昔からきれいな形の富士山が好きなのだ、と説明する学者もいます。古くから宗教的な遥拝登山の伝統があって(富士講が有名です)それが今も続いているのだ、という人もいます。御来光を見たいからという人は多いようです。半数以上の人が、夜間登山して山頂からの御来光を眺めます。ドラマチックな自然のショーは確かに見るに値する素晴らしいものです。いくつかの理由があって富士山に人がやってくるのですが、私の見聞から想像すると、多くの人は、友人や仲間、家族、親せきと、お祭りに行くよう感じで、富士山に登ってくるのではないか、と思えます。この夏いっしょに登った仲間も「一年に一度はお参りしないとね」などと言っていました。
 年寄りが多く、こどもがたくさんいて、若者もいっぱい、と申し上げましたが、それじゃ、みんな多いんじゃないか、と思われる人もいるでしょう。それほどたくさんの人が登っているということなのです。さらに言えば、外国人がまたやたらと多いのが富士登山です。5人に一人は外国人ではないかと思えることもあります。山頂などでは各国語が飛び交い、国際的な雰囲気があふれます。日本人に限らず富士山は人をひきつける魅力があるようです。
 富士山に最初に登った外国人はイギリス人です。初代公使のサー・オールコックです。万延元年ですから江戸時代のことです。日本アルプスの父と言われるウエストンは3回も富士山に登っています。春の残雪期の方が上り下りがラクだと言っています。宗教登山でなくスポーツの一環として富士山を登った最初の人たちです。どちらもこのときの登山記を英国で出版していて、翻訳を文庫本で読むことができます。

●富士山の魅力
 遠目には端正な山容も近づいてみれば、崖あり谷ありの荒々しい地形であることがわかります。その群を抜いた標高は、息を切らせながら登る人だけが実感できる感覚です。空気が薄いことが身にしみてわかるのです。山頂に立てばその展望に驚きます。伊豆半島から日本海側の山々まで、本州を縦断する眺めを得ることができます。山頂で口をあける巨大なお釜は、そこに立った人にしかその姿を見せることはありません。オンタデ、アザミ、ハタザオなど火山砂礫帯に可憐に咲く草花も、足で歩いて訪れる人だけが発見できる自然の営みです。
 自分の足で歩いて山頂に立った人は大きな満足感を味わうことができます。山頂に達したときの「やったー」「登ったよ」など単純な言葉に思いが込められているようです。達成感は喜びにかわり、大きな自信にもつながっていく、と解説している人もいます。
 富士登山の魅力は登った人だけが知ることのできるもの。言葉ではうまく言い表せない「サムシング」ということでしょうか。
 
●登頂のためのアドバイス
 富士山に登ってみたい、と思っている方は、富士山に登ることができます。私は登山ガイドではありませんが、長年、富士山に登って、いろいろな方を見て、そう言うことができます。富士山なんか登りたくない、という人はやはり登れないでしょう。「登りたい!」というモチベーションが基本なのです。あとはいかにラクに登るのか、というコツだけ知っておけばよいでしょう。
 そのコツもまたシンプルなものです。それは、できるだけゆっくり登る、ということ。小さい歩幅で時間をかけて登ること、それが富士登山の秘訣です。それから、天気のよい日に登ること、できれば週末やお盆などの混雑時を避けるのが幸福な富士登山を達成するもうひとつのコツと、当たり前のことですが、付け加えたいと思います。



7.01.2008

Bali trip

 Bali trip

カテゴリ:2008の記録
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バリ島のパラグライディング

動画あります。
http://www.youtube.com/watch?v=IqrbxjzlbxU
http://www.youtube.com/watch?v=IsV7QvcpYog

7/1ガルダ航空でデンパサール直行。夕方着。バグンサリホテル
7/2サンパラだるまエリアで飛ぶ
7/3親せきをたずねる 観光と飛ぶ
7/4飛んだ記憶なし
7/5校長新エリアで飛ぶ。夜行のジャカルタ経由便で帰途。
佐野、高橋、羽衣、東松、為国、松本、藤本、サンパラハブ校長、ハブ父、イク王子、ケビン


balimap