箕輪山・南東斜面と鉄山西尾根・四段山
箕輪スキー場のB線とA線のリフトを乗り継ぎ、スキー場トップより箕輪山頂を目指す。堅いバーンを250mばかり登ると、そこはいつも風の強い頂上だ。
休憩もそこそこに平らな山頂を東に移動すると、足元には東面と南東面にスキー向き大斜面が広がる。今日は南東斜面を楽しむ。
出だし50mばかりは堅いが、じき柔らかい雪に歓声を上げターンする。スキーで来て良かったと感じる一瞬。
1480mくらいの沢芯あたりでシールを着け、再び登る。鉄山避難小屋までひと登りだ。風の強い時は中で昼にすると良い。窓が冬季入口となっている。
さあ本日2本目の滑降へ。鉄山西尾根のダウンヒルだ。ここは地元テレマーカーの一部で通称・四段山と呼ばれている、絶好のツアーコース。その名の通り、4回いい斜面が続くのだ。
プロペラのある碑からひたすら西へ尾根をゆく訳だが、けっこう地形が複雑。高度と方角を確認しながら下りたい。GPSがあると便利。
今日は変に吹いた強風の影響か、2段目途中まで堅いバーンだった。それでも中盤からは林間の柔雪ラン。いつもより重いけど、ヒャッホー!
ひとしきり尾根を下ると1050mで急な斜面を右に降下し、沢沿いに下る狭い林道の道型をゆく。最初の小さな沢を渡渉し、次の沢を橋で渡ると、車をデポしておいた国道115号線に出る。
(五味 隆登)
箕輪山から鉄山
09年2月22日
2/20
南与野でひろゆきさんと合流、通勤割引2回つかって、二本松から土湯トンネル経由で夜半箕輪スキー場着。磐越道は吹雪で通行止めだった。ビップ用駐車場でゆっくり休む。
2/21
風と雪の朝。途中泊の五味さんと連絡とって2台で裏磐梯スキー場に移動。ペンギンチームの面々とゲレンデパウダーをほぼ一日楽しむ。シニア権が2500円。
2/22
快晴の朝。ポローニアのおいしい朝飯をいただき、若菜、オカマツ組が加わって5人で箕輪へ向かう。0930ころ箕輪スキー場からスタート。雲ひとつない上天気。好展望だが強風。ほかに2,30人くらいが山に入っているように見える。バリバリの斜面をシールで山頂へ。風速20mくらいで飛ばされそうだが、気温は零度くらいか、意外と高い。南斜面を滑る。上部はバリバリで滑落危険。下部はほどよいパック粉雪。
鉄山のコルに登り返して避難小屋でランチ。五味リーダーの引率で迷い沢コースへ。別名4段山、5段山ルートと呼ばれ、沢ではなく広い尾根を辿るルート。尾根が複雑なのでGPSがなければ、狙いどおりのルートを行くのは至難。今日は100パーセント展望があるし先行トレールもあるので安心か。2月に狙えるパウダールートなのだが今日は風でパックされたところが多く滑りにくい。林道に出て、小沢を越えて、国道にでる。3時。
中ノ沢温泉扇屋の硫黄泉につかって母成ライン経由で帰京。
(伊藤フミヒロ)
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ue 五味隆登データ