HISTORY & STORY

6.27.2011

富士山散歩(須山道)

富士山散歩2

2011年6月25日 土曜日 くもり
member 太郎 伊藤フミヒロ 記
須山登山道と須山下山道と2本ある。登山道の方は富士宮ルートにつながり、下山道は御殿場ルートを登り下りするのに使われた?

梅雨空、東京は暑い。のんびりドライブして昼過ぎに水が塚手前。今日は須山登山道の散策。須山村からの富士登山道で宝永山火口を通って富士宮ルートに合流できる。四辻を通って御殿場ルートにもつながるようだ。須山胎内は以前見たことがあるがその上は未見。
太郎は勝手きままに走りまわっている。緑に囲まれたハイキングルートで黒土の道は犬の足にもやさしいはず。人どおりが少ないので登山道が細々していて奥ゆかしい。村山村からの村山道とおなじに古道を復活させたらしい。
先週の土曜、日曜と同じに、だれにも会わなかった。これって自慢できるかも。それにつけても道がほそくてきれい
1870mが2合目で、双子山と御殿庭をつなぐトラバースルートのところ。ここで道が火山砂に変わるのでおしまいにして往路を戻る。標高差は450mほど。
途中に紅葉台遊歩道分岐があって、寄生火山1630m峰(アザミ塚?)を抜けるトラバース道。そのあたりがウワサの巨木の森かな。もう1本通せんぼしている道もあってその先にもお宝があるようだ。
霧雨が降ってきたのでさっさと駆け下る。5時終了。3時間の散歩。
あいかわらずの動画ございます。
2合目から見る双子山弟
須山道という歌があるらしい。以下1番歌詞
須山口登山道のホームページから
http://osaka.cool.ne.jp/aihou/suyamahodou/1-toppage.htm

気高く清く 美しい
いにしえ人の 踏跡が
今もかしこに 残ってる
木々の芽吹いて 鳥の声
ああ 富士山 すその 須山歩道



6.20.2011

御坂毛無山初登

御坂毛無山初登
2011年6月19日日曜日 くもり
member 太郎 伊藤フミヒロ記
赤がGPS親機、青が子機(太郎)の実データ、緑は子機から送信されてきたデータ

河口湖大石へ。雲が低く御坂の稜線はガスの中。未踏の毛無山へ登ることにする。
大石のペンション村近所から11時、GPSの地図を頼りに取り付く。古いふみ跡を辿って急登り。淵坂峠に出る。太郎はシカかサルを追い回して行ったりきたり、大散歩。
遊び疲れた太郎。ところで青ザックは35年もの

モーレツ急登で1330山頂着。頂上は1500mで標高差は620m。毛無山はパラグライダーでいつも上空から見下ろしているところ。ガスで展望なし。往路を戻ってペンション村へ下る道を選ぶ。村の直前で太郎がダッシュ。犬の呼び声にひかれて勝手に走って消える。GPSで追跡して、待ち伏せして逮捕。15時終了。
歩きやすい道としては、パラグライダーののランディング場から天神峠に登って稜線を行く方が正解かもしれない。
日曜日とはいえ、天気は悪いし、人のめったに通らないルートなんでだれにも会わなかった。東富士五湖道路の無料実験が明日終わるとかで須走出口は5km渋滞と出ていた。

山頂1500m
太郎が走りすぎて疲れている動画あります。下…

富士山散歩

富士山散歩
2011年6月18日土曜日 小雨
member 太郎 伊藤フミヒロ記
なにくわぬ顔で戻ってくる


新着のガーミン社のDTS、ドッグトラックシステムのテストで出かける。御殿場口新5合目1300スタート。須走5合目のほうへハイキング。太郎の首にはアンテナのついたGPS子機をつける。パラグライダーの練習でよく来るところなので太郎も勝手がわかっている。

太郎は気ままに走り回って、シカを追うなどして消えたり、現れたり。親機のGPS(ガーミンのastro220)が太郎から発信されるGPS情報を受信して、画面上に犬マークであわられる。どこにいるのか、どこに向かっているのか。走っているのか、休んでいるのかもわかる。
子機

いちど車近くに戻ったとたん、また駆け上がって散歩に出てしまったが、しばらくほっつき歩いたあと、とぼとぼと戻ってくるのがわかった。行動範囲はかなり広い。

雨模様でもともと人の少ないところなのでだれにも会わなかった。1600終了。
太郎5歳

小雨ふる御殿場5合目

赤が親機、青が子機のデータ
戻ってくるのがわかる

動画ございます。


動画あります。

6.12.2011

シエラのスキー

裏シエラ、マンモスとホイットニーのスキー
2011_july
member Yasuhiko Tokuchi

3連休だったのでスキーにいきました。マンモスは季節外れの嵐で新雪が積もりました。滑った当日はすでに鉛のような湿雪、デブリの大斜面をずーっとトラバースしてまっさらな鉛雪を何度も滑ってきました。稼動リフトは3本だけですが、ほぼ頂上まで登れます。圧雪バーンでは少年少女スキー隊がポールの練習をしていました。みんな速い。雪が滑らなくなる午後2時にはリフトが止まります。独立記念日まで営業するそうです。

ホイットニー山の近くまで南下してBCも少し滑ってきました。駐車場にはすでに雪はなく、途中道路わきですぐ取り付けるクロアールをピッケルアイゼンでひと山登ろうかと迷いましたが、結局、板を担いで登りはじめました。しばらく歩いてスキーをはいて、きれいな景色を楽しんできました。悪場もありましたが3時間ほど登って10分で滑り降りてしまいました。久しぶりにめちゃ楽しかったです。来シーズンはもっと来ようっと!でも家から300マイルはやっぱり遠いよね。
 とくち
 





6.06.2011

ラストスキーイン富士山

ラストスキーイン富士山
2011年6月4日土曜日快晴
member 伊藤フミヒロ
水が塚から南面

富士宮口5合目までのスカイラインがおとといの6月2日に開いた。例年より大幅遅れ。おとといは富士山は大雪だったというので、今年最後のスキーと出かける。
スピードパラグライダーを持ち上げて飛ぶつもり。
筋斗雲の峰岸チーム。毎回会う

5合目を7時前にスタート。スピードパラとハーネスなど一式で4~5kg荷物が増えてしまった。やたらに登りがつらい。のんびり様子を見ながら登るがのっけから西風。新雪でリセットされたまっさら、きれいな富士山。筋斗雲の峰岸ガイドとまたばったり。いつも若いゲストを連れてにぎやか。富士山スキーのオーソリティだ。
9.5合目から山頂を見る。最高天気

9.5合目にヨレヨレで12時。様子を見る。小屋脇が平で飛び出すにはここと思っていたところだが、西風強風でグライダーを広げることもできない。
1時にあきらめてスキーで下る。新雪がザラメになっていて快適。6.5合目2800mまで滑ってスキーをザックにくくりつけて下り始めたら南の風がほどよく入ってきた。山頂とは風が違うんだね。2時半終了。
西風強風

6月5日土曜日晴れ
西風晴天予報。島袋さんにメールするといちおう河口湖だという。行ってみるといつもメンバーが5~6人。下り坂天気というので早めに上がって10時ころテイクオフ。当たりがなくショートフライト。12時前にもういちどトライするが怪しい風向きであんまり気持ちよくない。強めの風のなかぐらぐらしてランディング。今日はなべちゃんのひとり勝ちだった。飛べただけいいか。
午後山中湖大平山へ移動してみるが風が少し足りない。ワラビを採って帰京。


エコレンジャーの爺さんのこと聞いた。
金曜日に須走から富士山頂に上がったテレマークのTさんは富士山エコレンジャーと名乗る爺さんから、富士山はスキーは禁止だ、名前はなんつう? いわねえのか、おめえの車の写真を撮っとく…」というかんじだったらしい。
富士山スキー「禁止」のかんばんがよくありましたが、最近は「自粛」みたい。根拠がないから。他の山では見かけない看板ですね。恥。地元の都合だと思います。とはいえ、事故おこすと、ほれみろ、みたいでよくないですね。某山岳誌編集長はいつか富士山はスキー禁止だから記事作りませんと言っていました。これも自社の都合です。発行元が中部日本の大新聞、静岡山梨あたりはおひざもとで警察とか自治体とのつながりがあるあるからだと思います。

その後、テレマークTさんからレポートありました。
富士山須走のエコ爺さんのことを当局に電話して尋ねたら、そういう指導はしてない遺憾と、ていねいに謝罪された、とのこと。富士山スキーの自粛などはまた別のことでしょうが。