HISTORY & STORY

2.27.2016

アグン山登山2

アグン登山 2
ニョマンガイドのはなしほか
レゴンダンサーと甥のレオ

レンボンガン島

リーフでシュノーケル

スピードボート

2月24日
前日アグン山に登った。さほど疲れは感じないが明日あたり筋肉痛になるのかもしれない。
レンボンガン島へスピードボートで渡り、小船でリーフ内を巡りシュノーケルする。絵に描いたような熱帯の海だった。無数の小魚が泳いでいた。成都から来たカップルとオーストラリアの夫婦といっしょ。前日に電話でロッキーに頼んだツアーでホテルピックアップ付島往復で50ドル。シュノーケルツアーは船に乗る前エントリーして25ドルだった。

午後は長兄の家に行く。レゴんダンスレストランで夕食。

ニョマン(Kadek Noni)

バリの牛は小さくてかわいい

マリーゴールドの畑

雑談

アグン山ガイドのニョマン(Kadek Noni)さん

プサキ寺のアグン登山口に脇にあるこの家がマイホームです。僕は25歳(27歳だったかな)ですが子供が多く大家族です。BML Tour & Travelのイノウエさんアユさんとのつながりで日本人の登山を手助けしています。日本語は話せません。
山へは100回以上登っています。トレランのつもりで登れば3時間、下りは2時間というところです。
家は農家。畑は野菜のほか花を栽培しています。エーデルワイス、マリーゴールド、レモングラスなど、バリの人が神さまに供えるための花です。
ほかに牛を10頭ほど飼っています。ヒンズーですから食べるのではなく働く牛です。
アグン登山は夜間登山がよいです。天気が安定していてなにより暑くないからです。夜登って朝下山するのがベストです。
標高が高いことや深夜登山であること、天候の具合などによって登頂できない人がたくさんいます。
Bコースがいいですが、自信がない人は別ルートのAコース(以下)やバツール登山をおすすめします。

アグン山 Aコース 
☆ 最少催行人員:2名様より~簡易朝食、昼食1回込み
☆ ツアー時間  :夜10時以降スタート ~ 翌日午後2時、3時頃まで
☆ アグン山登山100回以上の経験豊かなガイドがご案内します。
☆ 準備いただく物:登山靴・帽子・手袋・長袖(ニットなど)
          長ズボン・防寒具・リュックサック・着替えの服・ヘッドライト
          雨具・虫除けスプレー等
☆ こちらで用意する物:専用車 (ホテル出発からホテル到着まで)
              軽食、ミネラルウォーター、救急箱、
                      バリヒンズー教に基づき、お祈りに必要な御供え物、線香。

 * 登頂時間の目安:
   40歳以上 約4時間-5時間
   39歳以下 約3時間-4時間
 ☆ ツアー料金 :お一人様¥12,000


アグン山 Bコース  

☆ 最少催行人員:2名様より~簡易朝食、昼食1回込み  
☆ ツアー時間 :夜9時以降スタート ~ 翌日午後2時、3時頃まで
☆ アグン山登山100回以上の経験豊かなガイド(ニョマン)がご案内します。
☆ こちらで用意する物:専用車 (ホテル出発からホテル到着まで)
軽食、ミネラルウォーター、救急箱、 バリヒンズー教に基づき、お祈りに必要な
御供え物、線香。   
」  
☆ ツアー料金 :お一人様¥15,000 ただし二名様より催行   
*お一人様のみのお申し込みの場合、¥22,000になります。    
 
* 登頂時間の目安:
40歳以上 約7時間-8時間
39歳以下 約6時間-7時間

砂浜からはだしで乗船する

ぐちゃぐちゃな宿群

白人と中国ヒト多い

ロッキーの送迎ドライバー、マデ・スミアサさん

私は今年43歳になります。レンボンガン島の出です。レンボンガン島と行き来するスピードボートはロッキーのほかにたくさんありますがうちのがいちばん大きくて早いです。持ち主のロッキーの社長は私と同じ年でレンボンガン島出身、おさななじみです。
送迎車の仕事はフリーランスですが、そんなつながりでロッキーの仕事をやています。ロッキーは日本語に対応していないので、白人や中国人の客が多いです。
この車はロッキーのものではなく、自分のというか、ほんとは親父のものです。それを借りて商売しています。
車の運転が好きなので楽しいです。御客さんと話するのも楽しい。
レンボンガン島の生まれた家は農家で魚も取ります。じじ、ばばは75~76まで長生きしました。もう亡くなりました、このあたりではお墓を作らずに海に散骨します。親父はまだ元気です。

親父はもともとレンボンガン島とバリ島を行き来する船の船頭でした。今はスピードボートで30分で島へ渡れます。地元が使う安い船だと1時間ほどです。親父の船は丸1日かかました。帆を張りますが、オールでも漕ぎます。
風ないときや風向きの悪いとき、潮の強いときは大変だったんです。子供のころ親父の船に乗ってよく手伝ったものです。

子供のころはレンボンガン島に観光の宿などありません。オーストラリア人が最初に小さなホテルを建てたのが始まりかな。今は小さいものを入れると100軒以上あるでしょう。
仕事柄バリ島はどこも知っていますが、私のおすすめはレンボンガン島ですね、やはり。

40年前以上、バリ島に初めて来た時、1日小旅行でクルーザーでどこか近くの島へ行ったことがあった。ヨットはオーストラリア人のものだった。浜で魚バーベキューを食べたが生臭かったのを覚えている。あれはどこの島だったことやら。


宿のとなり大通り。奥でカモ待つ詐欺師

ショップ

ツーリストトラップ

昔は、バリ島には悪い人はいない、と言われたそうだ。南国の楽園だから。
今では、ひったくりまであるというし、親切ぶった押し売りも多い。クタや浜辺の土産ものやは値札がないのが当たり前、かけひきだけで買い物をする。気が弱い旅行者はぼられるのがオチだ。すれっからしの店員が多くいい人には見えない。そんなやりとりが楽しいというツーリストもいるが。

ハワイやネパールなどとおんなじにバリ島は世界有数の観光地だからトラップも多い。
ホテルの脇に移動トイレのような両替屋があって、看板をみるとレートがいい。1万円を12万ルピアに変えた。中華レストランでランチしてもう一度数えてみると6万ルピアしかない。ふざけるな、と店に戻り大クレーム。なんとか1万円札を取り戻した。
ガイドのアユさんや他にも聞くとこの手品サギは有名らしい。
ミソは1000ルピー札ではなく500ルピー札で両替するところで、枚数が多いので2つに分けて数え、カウンターで最後に客に渡す直前に自分の膝に半分を落とすということらしい。クタや浜辺の小さな店は危ないという。
アユさんが連れていてくれたBMCという構えのいい店はレートもよくてスタッフも数人いてそういう店がいいという。計算書にサインは求められなかった。500ルピー札を出すところや客に領収のサインさせるところは怪しいところかもしれない。

アグン山 1

アグン山
バリ島最高峰
2016年2月24日
member サンポール アニョン 伊藤フミヒロ 記
聖山山頂でお祈り

影アグン、ブロッケン、満月、バツールカルデラ

先行数人いた

2月22日 晴れ午後スコ-ル

前夜発のAAA夜行便、朝くらいうちにデンパサール着。7時間くらいだった。満席に近くHISの飛行機だから乗客は全員HISの手配によるものだろう。クタのエーデルワイスブッチクにイン。
長兄が迎えにきてくれてレノンの家で過ごす。サヌールのKFCでファミリー10人ほどで会食。

すぐガスに包まれた。左奥はロンボク島のリンジャニ

エーデルワイスとゴミ

下山

熱帯森を下る
2月23日 晴れ午後スコ-ル

ホテルで昼寝。3食中華もので炭水化物補給。2月はまだ雨季なので雨対策を万全にする。
夜の9時に手配のアユ(Ayu Resimini)さんが迎えに来てくれる。
真夜中に雨の中3100mまで登るつもりはなかったが、幸い好天のようだ。
2時間のドライブでプサキ寺へ。バリ島最大の寺院で聖山アグンを仰ぐ麓にあるバリヒンズーの総本山だという。

登山口でガイドのニョマン(Kadek Noni)さんと会う。11時過ぎにスタート。ガイド犬サンポールも一緒。ニョマンさんの家はちょうど登山口にある一軒家。この農家がマイホームですと紹介される。
満月でヘッドランプがいらないほど。月は天空にあってデンパサールの夜景がきれい。島の南半分が見渡せる。

登山口は標高1000mはなく3合目というところ。道は頂上にむかってほぼ真っすぐに延びていて、月夜の熱帯雨林を行くのはロマンチック。
7合目8合目からは溶岩の裸地帯となって、やはり真っすぐに登る。どこを登ってもいいが次第に急坂となる。

9合目で風が吹いてきて東の空が赤くなる。6時半山頂。ちょうど朝日が顔をだすところだった。となりの尾根を登っていた数人が先行している。

島全部と海が見える。バツール山と巨大なカルデラが見える。カルデラ内は朝霧が溜まっている。アグンの影山が正三角形で西に延びている。ブロッケンも現われた。ニョマンさんがお祈りをしているうちにガスが急速に湧いてきて視界が閉ざされてしまった。

ラッキーな天気だがニョマンさんが11時にはスコールがくるという。7時に山頂を後にする。往路を戻り10時終了。標高差2200m越え、行動10時間越え。行動中はあめ玉くらいでザックの行動食は不要だった。
登山口には手配のアユさんが待っていてくれた。ニョマンさんと握手して別れる。
南に下り、サヌールの浜へ、海の家で魚料理でランチ。ここのはほんと旨かった。
午後ホテル帰着。
もうすぐスコール

アニョンさんはレモングラスを採取

サヌールでアユさんとドライバー
バツールから

登高ルート

バリ島

アグン山と外輪のアバン山、バツール山

バツール山から湖を挟んでアバン山。アグン山が少し見える

20013年バツール山にて

2.20.2016

双子山

双子山
いい天気
2016年2月19日 
金曜日

風はあるが0℃くらい

シールで登る

雲湧く

天候 晴れ
member 太郎 伊藤記

先週富士山スカイラインを走ったときはこのあたりはけっこうな雪だったが、その後の暖かい雨で融けてしまったようだ。それでもまた新雪が来て森はまだらな雪景色。
10時半ころ太郎坊トンネル脇からスタート。森を抜け、砂漠に入るころからスキーを履いて登高。昼過ぎに妹山に立つ。いい景色。
双子山はうっすら雪もよう

森ルートを行く

あちこちの山が見る

スキーは無理そうなのでのんびり歩いて下る。だれにも会わなかった。1時半終了。
イエッティスキー場に行く気もなくなってそのまま御殿場へ下る。
双子山頂


2.13.2016

西岳

西岳
八ツ未踏のピークへ
2016年2月12日 
金曜日

久しぶり雪山登山

山頂まで森の中をまっすぐ行く

天候 晴れくもり雪
member 太郎 伊藤記

蔦木道駅から富士見高原スキー場までは30分ほど。スキー場の一番上の駐車場に入る。南アルプスが朝焼けできれい。
冬用プラブーツに古いスパッツを付けて8時スタート。太郎がお伴なのでアイゼンは使えない。ねんためピッケル持参。
がらがらの駐車場

ショイナードのスパッツにスカルパのプラプーツ。古すぎ

編み笠は雲の中

小雪舞う山頂

昨日のトレイルがしっかりついていて迷いようがない。先行はアイゼンをつけたひとりのようだ。森の中を一直線に登る。単調な雪道。後ろからおじさんががんがんやってきた。先に行ってもらう。この人はアイゼンなしで見かけと異なりベテランかもしれない。
風が出てきて日差しがなくなり雪が舞ってくる。編笠山にもガスが降りてきた。アイゼンの人が降りてきて編笠岳周回をやめて下るという。おじさんも降りてきた。

11時半山頂。展望はなし。昨日の登頂者の足跡がたくさん残されている。ひとやすみしてから往路を戻る。雪道を快適に下って1時半に終了。
小淵沢ICから中央道、八ヶ岳パーキングからは山にかかる雲の様子がわかった。崩れるのが早かったようだ。暗くなるころ帰宅。
八ヶ岳パーキングから。ジョンディアショップはレア。ラーメン美味


朝霧高原パラグライダー 冬2

朝霧高原パラグライダー冬2
毛無山頂まで雪見
2016年2月11日 
木曜日

リフトでテイクオフへ。暖かい

逆転層があって2000mどまり

天候 晴れ
memberブクロ ゴーツボ 伊藤記

9時過ぎに朝霧さんじゅうエリアで待ち合わせ、なので暗いうちにスタート。御殿場から富士山スカイラインに上がる。水が塚から見る富士山はカ雪のシーズンにしては雪が多い。二子山も滑れそうだ。

さんじゅうにチェックインして11時過ぎテイクオフへ上がる。好天で暖かい。もう20機ほど飛んでいてよく上がっているようだ。
天子山塊南半

ランディング

 南風が強くどんどん上がっるが、毛無稜線で頭打ち。猪野かしらエリアから来たオゾン組も低くなって帰っていく。雪山ハイキングの人が数人いて手をふる。

エリア内を2周ほどしてランディング。ブクロさんごーさんもおんなじようなフライト。リッジの風なので凸凹していて不安定だったようだ。午後になって逆転層が消えたのか稜線上300mくらいまで上がっている機体が見えた。

のんびりしてから太郎と精進湖トンネルで甲府へ下り、富士見蔦木宿へ。温泉も道駅も休日とあってにぎやか。
細線は正月のもの

リッジ風で稜線へ

1009番目のフライト、80分、最高2000m。通算時間513時間44分。


おまけ 水が塚から