HISTORY & STORY

9.27.2023

岩手山 網張から8合目まで往復 東北の旅3

リフト利用しましたが時間切れ

date 2023年9月22日 金曜日 

member itokisya記

網張スキー場のリフト3本で標高差550mほどを稼ぎます

お花畑の火口から山頂を見上げます

8合目不動平避難小屋

横移動が多くて時間かかりました
ヤマケイネットの岩手山のコースタイムは健脚者向き


雫石道の駅の朝。夜半の雨は止んでいます。網張温泉スキー場へ移動。名物の夏リフトは昨日は運休でしたが今日は大丈夫でしょう。

始発は8時、数人ハイカーがいますが、どこまで行くのか不明。霧が濃くてとても登山日和には思えません。リフト3本をのりつぐのに40分以上かかります(往復2000円)。

山頂駅(標高1300m)スタート8時45分。下りの最終は5時、それまでに岩手山山頂(2038m)にタッチして戻ってきたいところです。標高差は登り下りがあるので1000mくらいかな。13時まで登ることにしました。

歩きはじめるとだんだん明るくなってきてそのうち日が射してきました。ラッキー。



8合目不動平から見上げます。まだ遠い


帰りに姥倉分岐から撮影

黒倉山が見えるころにはその奥に岩手山頂が顔を出し始めました。切通では鬼ヶ城ルートは敬遠して大地獄火口・お花畑火口ルートをすすみます。鬼ヶ城は見るからに岩の凸凹道のようです。コースタイムも火口ルートの方が短い。ここまでだれにもあいません。先行する足跡もまったくありません。

お花畑からは沢伝いにすすみ、火口壁のブッシュ帯・急坂を登ります。結局13時まで、4時間15分歩いてようやく8合目不動平避難小屋に着きました。標高1830mなので山頂までまだ200m登りがあります。山頂からこちらに降りてくる2-3人が遠くに見えました(どこから登ってどこへ行くのか?)。


残念ですが8合目で折返します。岩手山は何十年か前登っていますがあまり記憶がありません。山頂火口の写真をとりたかったのですが。


往路を戻ります。下りで会ったのは登ってくる二人(どこへ行くのでしょう?)。空いている岩手山でした。結局リフト山頂駅には4時45分に帰着。登り4時間半、下り3時間半の8時間行動。

また40分かけてリフト3本で下山します。向かいに雫石のスキー場、盛岡の街もよく見えます。ひとりでリフトを動かしてもらうのは気がひけます。



  


夕焼けのころ網張温泉ありね山荘に立ち寄りして帰路につきます。お気に入りの花巻西南道の駅によって、未明に北上江釣子インターから東北道にのり、えんえんドライブ、昼ころに都内に入りました。

5泊6日の旅でした。1300kmくらいドライブした勘定です。

インスタに上げたパノラグラム2点


9.26.2023

焼石岳、霧の山頂 東北の旅2

花の名山ですが、夏枯れです。1日あるいて一人あっただけ

date 2023年9月20-21日 水木曜日 

member itokisya記

中沼から焼石連山は雲の中

上沼。朽ちた木道が続きます

風と霧の焼石岳山頂


9月20日 水曜日

焼石連峰は大きくてきれいな山ですが、日本100名山ではありません。雪のとき仲間とスキーで登ったことがあります。胆沢(いざわ)ダムができる前、石淵ダムがそれにのみこまれる前です。


前夜に車泊したのは東北道中尊寺パーキング、暗いうちにでて胆沢ダムまでやってきましたが、ここでひと休み。

明るくなってからダート林道を中沼登山口へ。広い駐車場にはだれもいません


中沼登山口標高730m、6時20分スタート。

中沼、上沼などきれいな湖沼をゆるい勾配で通りぬけます。遠くに焼石連山が見えますが山頂部は雲の中。

銀明水小屋(標高1170m)8時50分、2時間半かかりました。

つぶ沼からも登れるが長い、積雪期に

リンドウが盛りです

銀明水避難小屋

泉水沼、ほかにも池や沼が多い

この山が焼石だとおもった。横岳らしい


その先も長くて、小石がころがる河原を行くような歩きにくい細道が続きます。

後ろから青年がやってきました。あの山に登るのになんでこんなに遠回りするんですか、と聞くと、いやあの山は横岳といって焼石岳ではありません。焼石はいまみえませんがもっと先にあるんです、と教えてくれました。レンジャーかなにかの仕事をしている人のようでした。今日で会ったのはあとにも先にもこの人だけ。


泉水沼のあたりから風が強くなってきました。焼石らしい影がみえてからはわずかな登り、10時半焼石岳山頂(1547m)につきました。霧と風で展望なし、そうそうに下山、登ってきた道を戻ります。銀明水小屋にはこの小屋が好きらしいクマの写真がありました。銀明水小屋はスキーできたとき泊まらせてもらったはず。

行きも帰りも駐車場に1台ぼっち


ロックフィル式の胆沢ダム


中沼登山口には14時に戻りました。全行程8時間、登りが4時間半、下りが3時間半、単純標高差は800mくらい。ヤマケイネットのコースタイムより時間かかりました。

焼石岳は全体に勾配がゆるく、横の移動が多いです。池や湿原があちこちにあってとてもきれいなところだとおもいました。スキーで登り下りする方が早いです。

明日木曜日は雨予報ですが明後日は回復かも、とのことで、さらに北へ移動します。この日は花巻西南道の駅で1泊おたのみしました。コンビニや食堂があって便利なところです。

参考

1996年3月の焼石岳スキーの記録

https://itokisya.blogspot.com/1996/03/blog-post_21.html

9月21日 木曜日

予報どおり、1日雨。矢巾町の南昌の湯でくつろいだあと小岩井農場を訪ねました。初めてだとおもいます。傘をさして、農場見学。ガラ空きでけっこうなところでした。その後、雫石道の駅へ移動、広くて、温泉もあって快適なところでした。

明日、天気がよくなれば網張スキー場の夏リフトを利用して岩手山に登る予定です。

小岩井農場


つぎは岩手山
    

9.25.2023

トンネルの上が甲子山(かしさん) 東北の旅1

那須の山のひとつでしょう。福島県側


date 2023年9月19日 火曜日 

member haneda matukura itokisya記

甲子山頂から旭岳など

5時間のハイキング、標高差は650m


前日、那須のhaneda家で3人合流。BBQしながら明日の山はまつちあん案で甲子山としました。

栃木と福島の県境をこえる国道289号甲子トンネルは21世紀に入って完成したのですが、それ以前は甲子峠を人馬が山越えしていたそうです。この旧道がそのまま登山道です。当時は国道標識の青おにぎりが山道沿いにあって登山国道と言われたそうです。

甲子温泉大黒屋。改築まえを見たかった

登山届け



古い峠道を行きます

見晴らしよい

登り前半の標高差300mのジグザグ


登山口は甲子温泉の一軒宿大黒やの庭先で、登山者駐車場も近くにあります。那須からは車で遠回りの一般道で移動、1時間で登山口につきました。


登山口スタートは8時半、ここの標高は900mくらい、甲子山頂は1549mです。古い街道なので馬が歩けるような幅と勾配で道がつけられています。前半の高差300mくらいの急坂は大きなジグザグ、そのあと峠道とわかれて山頂に一本道がのびています。少し暑い日ですが森の中を行くので助かります。

大きい岩風呂

那須御用邸

山頂には11時につきました。向かいに旭岳がそびえています(朝日岳ではないです)。三本槍や赤面山など那須の山が見えてここもその一画だとわかります。ほかにも遠くの山が見えますが霞んでいます。30分ほど休んでいると2組の登山者(二人と二人)が登ってきました。いい天気になったとニコニコ。午後から雨予報ですがいまのところ大丈夫。


登ってきた道をそのまま下り13時15分に大黒屋につきました。5時間ほどのハイキング、標高差は650mくらい。

まえぶれもなく夕立になって、名物の大風呂につかっているころには土砂降りになっていました。山頂で会った2組は雨にあったはず。極楽と地獄です。


白河にくだってラーメン屋でみなさんとお別れしました。

東北道を北上して岩手県へ。明日は焼石山に登りたいとおもいます。

matukura sanのブログに詳細 以下



那須から岩手県へ移動します

付 ところで、
甲子の石楠花トンネルは2008年に開通したが、一度掘ったトンネル近くで地すべりがあってルートを変えて掘り直した、という話を聞いた(よっき連のページ)。放棄され廃道になっているところがあるらしい。甲子大橋でもやりなおし工事があって甲子道路の全線開通はつい数年前だという。
参考
ヨッキれんの山さ行がねが




9.15.2023

真鶴半島の浜と箱根外輪山三国山

海から山頂へ

date 2023年9月14日 木曜日 

member itokisya

上 番場裏浜。遠くの岩礁が三ツ岩 下 琴ヶ浜。パーキングが小さいのが難

番場裏浜の石切場あと

番場裏から三ッ石まで歩いていける


この夏は暑い日が続き記録に残る年らしい。9月ですが夏日なので海へ、高いところでハイキングも。

早起きして西湘バイパスで伊豆の入り口、真鶴(まなづる)半島へ。西湘パーキング(下り)は改装オープンしていましたが名物食堂は消えてさみしくなっていました。高波対策のための改装で地盤を2mかさ上げしたそうです。

琴ヶ浜で新調のシュノーケルでプカプカしました。サカナは小さいのがたくさんいます。水温は25℃くらい。シュノーケルの人が10人くらい。真鶴には砂浜はあんまりないので磯遊びの人が多いです。切り上げて番場裏浜に移動します。有名な三ッ石のとなりの磯です。カップル2組だけいました。ピンクのサンダル一組をサルベージしました。ここには石切場の遺跡があります。溶岩石を切り出して船で小田原や江戸へ運んだらしい。



芦ノ湖展望台から三国山方面

芦ノ湖を見おろします

ブナの巨木がたくさんある。とくに北面はすごい

静かな山頂。展望はいまいちです

          




午後は箱根へ移動。国道1号(箱根新道)経由、箱根峠から芦ノ湖スカイラインへ入ります。駒ケ岳には雲がかかって涼しいです。地図にある「芦ノ湖展望」に車をとめます。ハコネ笹をかきわけて急斜面を20mほど下るとハイキング道にでました。地図通りです。

三国山(標高1101m)はガスが流れ遠くに見えましたが1時間もかからず到着。だれもいません。きた道をもどりましたが、最後はスカイラインと最短の接触場所(芦ノ湖展望の北側50m)を見つけました。往復2時間、標高差は200mもないかな。


芦ノ湖スカイラインから箱根スカイラインへ入り県道401号で御殿場に下ります。すごいくねくね道です。富士八景の湯(800円)によってから須走道の駅へ(車泊車が10台くらい、夜は涼しいです)。

翌未明、東名道を大型トラッㇰにびっしりはさまれて帰京。



参考

箱根展望から芦ノ湖、箱根スカイラインで御殿場に下りましたが、あとで考えると箱根峠にもどって芦ノ湖畔経由乙女峠経由にすれば1000円以上節約できると思いました。

三国山への最短ルートは今回のですが、前回、前前回の道は湖尻峠からでした。そっちからでも2時間はかからないでしょう。箱根外輪山は夏は暑いですがほかの季節は楽しめると思いました。