HISTORY & STORY

10.18.1994

小川山父岩、屋根岩3峰南稜神奈川

錦秋の小川山父岩、屋根岩3峰南稜神奈川
大晴れの2日、名ルートばかりのぼる

小川山ストーリー5.9と南稜神奈川
 
1994-10-18.19
メンバー CHU,PEMBA.TOMMY,羽根田、汽車

10-18
10月10日をすぎるとキャンパーもクライマーもぱったりと見えなくなる、
という小川山の現象は事実だった。
先週のにぎわいが嘘のような静かさ。しかも素晴らしい天気。紅葉黄葉がみ
ごと。陽気もなごやか、汗ばむほど。朝晩のひえこみは格別だが。
ビギーナーもいるので、ひさしぶりに父岩へ。一年に一度くらいはよいだ
ろう。大人気エリアなのにあたりにクライマーの気配はない。

小川山ストーリー5.9とその右、小川山ストリート5.9プラスか、をのぼる。
TOMMY,PEMBAがリードする。快適なたのしいクライミングがあじわえる。
ストリートのほうがすこし難しいか。足場がきれいに作られていて、さすが
人気ルート。左のクライマーのクを汽車リート。10.c、のフェイスだが核心
は2、3手、以前よりらくに登れる。
左に移り、レタス畑でつかまって10d。スラブだが核心は一箇所、ボルトの
位置がよいから安心だ。終了点まで気をぬけない。
タジヤン2は10aの2ピッチのルート。1ピッチめの出だしのスラブは10a
以上あるとみた。1ピッチめはトップルートでも楽しめる。が、2ピッチ目
まで抜けるのが楽しい。

10-19
きのう以上の好天。一日中ぬくぬくしていた。
羽根田くんと二人で屋根岩3峰南稜神奈川へ。
1パーティ取り付きにいたが、さきに譲ってくれる。右の新しいルートを
のぼるつもりだったようだが、ショートルートとしり、僕らのあとにつく。
1ピッチ目は簡単なフェイス。2ピッチめは高度感のあるフェイスをのぼる。
こわがらず落ち着いていけばことさら難しいところはないはず。3ピッチめは
木登りのあとチムニーをゆく。木登り用の木がなければむずかしいかも。チ
ムニーはずりずりとのぼるのがこつ。がっちりはさまれるので恐さはない。
4ピッチ目は歩きで、5ピッチめは右にちょとくだって、さびたリングボルト
のあるのぼりやすいところを登る。45メーターで終了点、支点がないので
小さなハイマツで支点をつくる。
天気がよければ素晴らしく楽しいクライミングになるだろう。今回の僕らの
ように。


父岩と唐沢滝の岩場 
1998-10-10.11

MEMBER DCC KIM JMCC

10-10
DCCのクライミング講習会をひらく。5、6人しか集まらない。宣伝も不足だ
ったが、クライミングはけしてポピュラーな遊びとはいえないなと実感。先生
は宮崎秀夫先生。クラスとしてはちょうどよい人数。父岩でタジヤンと小川山
ストーリーなどを登って楽しむ。夜は焼肉。
10-11
北山開拓王が唐沢の滝の岩場に作った高難度ルートを初登するというので同
行、初登りのあとトップロープでのぼったり、写真をとる。絶好の好天、秋
晴れだ。早めに仕舞って、渋滞道を帰京。