HISTORY & STORY

6.01.1996

立山の初夏スキー

立山のスキーは初夏
どこでも滑れるのがよいが…
 
室堂山で
 
行き帰りのアルペンルートというのが煩わしいのと、お金がかかる、ことをのぞけば立山は春スキー
のパラダイスだ。温泉もあるし、安い山小屋もつかえる。何度か通うとだだっ広い雪面だけの斜面に
食傷するというのも正直な感想だが。

1996-6-1-2
1日 天気がよいから今日は雷鳥沢経由剣沢行。剣御前の小屋までは標準タイムで2時間か。小屋か
ら剣沢にいきなり下らず、西へ稜線をたどり小ピークから回りこむように剣沢に滑り込むほうが楽し
める。どこまで下るかは自分の足と相談だ。下った分だけ登りかえさなければならないのだから。こ
の日は剣沢の小屋まで。足の強いひとなら、もっと下までいけるだろう。

雷鳥沢の下りは沢心を下るよりも右手の大きな尾根をくだるのが順当だろう。

2日 早めに帰ろうというので、室堂駅に荷物をおいて、室堂山まで往復。室堂山までは1時間。カ
ルデラ脇からの眺望がよい。下りはあっという間だ。

立山でお勧めなのは、ほかに一の越往復。一の越からさらに浄土山まで登ってくだると充実する。下
りは山崎カール方面へ大きくトラバースして称名川までくだるのが面白い。

雷鳥沢に飽きた人は、真砂方面への近道、大走りルートを登って下るのが、シュプールもなく楽しめ
る。

ほかに真砂沢、タンボ沢がいいらしいがいったことなし。