HISTORY & STORY

3.18.2000

富士山御殿場口3本

富士山御殿場口滑る 
春先に。近い。高差1400mの一枚バーン

富士山
 
3/18(土)
富士山スノーボード&テレマーク
御殿場口~宝永山火口往復

もりぴか、もも


2000m付近で雪が堅くなって、そこから滑る。滑りは快適だが、傾斜が緩い。
御殿場口は太郎坊で通行止めで、駐車場まで車で入れない。
雪は例年よりずいぶん少ないと思う。


3/20(月)
富士山テレマークできず
御殿場口~駐車場往復

汽車 渡辺賢二

5.13山荘で朝飯後、三島ひろみを長距離バスにのせてからなべちゃんが戻ってき
た。富士山はちょと無理みたいだ、という。外にでると、凄まじい雲が富士山を
流れている。風が強いのだ。とはいえ、天気はよくてあたたかい。ま、とりあえ
ず偵察ということに。
太郎坊のトンネルの先の右側に車をとめる。車が2台ある。どちらもテレマーク
の人だった。地元民。このルートはなだれがこわい、という。新しそうな太郎坊
のこのトンネルもなだれよけなのだ、とのこと。なべちゃんも、僕もヘルメット
をパックにつけて、のぼり始める。たしかに雪崩のあとがよくわかる。おととし
ではないか。それよりもはるか昔、この上の御殿場スキー場は雪崩で閉鎖された
らしい。なべちゃんの富士吉田の親爺さんはここでスキーをしたという。大雪崩
は2.30年に一度くらいの割ででるのだろうか。
ものすごい強風でスキーを担いで登るのが精一杯。すぐうえの新5合目の駐車場
でパックをおろして偵察。旧スキー場あとがわかる。二子山の斜面が快適そうだ
。いつかひまなときまたこようと撤退。ほかのテレマーカーやボーダー、、登山
者のおじさんなどは、軟弱者め、というまなざしで、さらに上へ上へと逆風のな
かを登っていきました。
車に戻ってひと騒ぎ。最後に停めたボーダーの車が邪魔して道路にでられない。
なべちゃんが再びボーダーを追っかけて山へむかう。30分ほどしてボーダーを
連れておりてきました。トレーニングになってよかったとのこと。敗退の原因は
僕らの幅広テレマーク板のためかもしれない。


DATE 4月2日
富士山御殿場口から宝永山へ
なかなかよい斜面であった。忘れ物が多かった
MEMBER KURO KISYA

朝起きると、富士山がおだやかにみえる。2週間まえ風が強くて敗退した御殿場口コー
スに再トライ。
5.13山荘を9時半ころでた。御殿場口までは40分ほど。太郎坊トンネルの先には数台車
がとまっている。10時半ころ歩き出した。新五号の駐車場には車が入っていた。閉鎖
されたゲート以外にも入り口があるようだ。先行グループがアリのようにみえる。大
石茶屋をすぎ休まずがんがんいく。古いスキー場は大石茶屋の、山に向かって左側上
部にかかっていたようだ。たらたらのゲレンデだったことがわかる。先行のグループ
が宝永山の下から滑り出した。ボードと山スキーらしい。気持ちよさそうに滑ってい
る。カメラをだそうとしたら、車においてきたことに気がついた。時間をとみると時
計も忘れていることに気がついた。
2500メートルくらいまであがるとクロの足がつるつると滑りだした。ちょうど先行の
グループが滑り出した場所だったので、一服、山中湖がみえる。しばらくしてから滑
り出す。素晴らしくひろくきれいなスロープだ。下るにつれて春の雪になってくる。
二子山のほうにトラバースして、二つの斜面もいただき。クロがツボ足で他のスキー
ヤーをおかっけまわしているのが面白い。
二つ塚の斜面の積雪はスキーで滑るぎりぎりだった。それでも駐車場上まで滑り込む
ことができた。水と食料も忘れたのでなんだか疲れた感じがした。車にもどるとまだ1
時半だった。あまり登った気がしなかったが、標高を調べると、太郎坊が1300だから2
時間くらいで1200メートルも登ったことになる。疲れるわけだ。
スロープはすばらしい。2693メートルのの宝永山までのぼれば1400メートルの滑降が
楽しめる。半日のスキーとトレーニングとおもえば、使えるルートだ。