HISTORY & STORY

5.15.2000

富士吉田口スキー

富士吉田口から富士山へ
春には楽しい滑りが

 
富士山吉田口スキー

MEMBER JOE TOCHINAI, KEN WATANABE, KISYA ITO, HIRO KAWASAKI

2000年5月15日

5.13山荘を7時にでる。富士山はきれいに見えているが、天気予報では午后
は雨とか。最近の天候はたいへん不安定だ。8時にスバルラインの5合目駐車
場から歩きだす。今年は雪が多い様だ。トラバース道まで滑り込むことがで
きそう。とはいえ夏道もかなり出ているので忠実に辿る。本八合の3350の小
屋までくるとガスがでてきて風も強くなってくる。
トッチーの初めての富士山なのにこれでは仕方がない。それにトッチーの長
大重厚なボラントの板は彼の足をおもいっきり引っ張っているようだ。よれ
よれで上がってきた。あるいは風邪気味のせいかもしれない。
雪も降り出してきたので100過ぎに滑りだす。2.3日前の新雪が積もっていて
湿雪ながらかなり滑りやすい。トッチーの滑りはさすがだ。いつどこから撮
っても絵になる。とにかくスピードがあるのだ。
写真を撮りながらくだる。雪が雨にかわってきて、雨具をとりだす。ブレー
キのかかる雪に変わって、トラバース道に滑りこみぎりぎりまで滑る。
98年4月18日にきたときは本八合の直下で敗退している。そのときと同じ距
離を滑ることができた。ちなみにそのときはソロで930に駐車場をでて100ま
で歩いている。今回はすこし余計に時間がかかっているのが気になる。
紅富士の湯でゆっくりして、来年もこのメンバーで再トライしようと誓う。
それにしてもスキー滑るならトッチーのような滑りを目指したいね、と、ち
かごろ小太りしたかに見えるなべちゃんと誓う。