HISTORY & STORY

2.10.2001

博士山スキー登山

博士山スキー登山
南会津のしぶーい山

。。。
date 2/10-12
member nabe kisya

2/10

 なべちゃんの新居で車をかえて、お茶をいただいてから出発。8時には東北道にのっ
ていた。天気予報ではこの連休の天気はあまり芳しくはない。福島に入ると雪がまっ
てきた。西山温泉滝の湯によって宿をとる。ほかの宿は満員、滝の湯も今夜だけし
かあいてないとか。

今年は例年になく大雪だという。琵琶首に車を走らせて博士山と志津倉山の登り口
を偵察する。てっきり村中から登り出すと思い込みあちこち歩き回るがそれらしい
ところはない。ひろゆきさんのレポートを読んで錯覚に気がつきさらに先まで走る
と、目印の社が発見できた。志津倉山への林道もかすかに道跡がわかる。宿にもど
り、鯉づくしの夕食。

2/11

朝から大雪。これはちょと山は無理かともおもうが朝飯を食べて登り口まで30分ほ
ど車を走らせる。天気が回復してきて青空ものぞく。ラッキー、と早速シールをつ
けてハイクアップ。8時40分にでて12時前には博士山の頂上にいた。前半は急登とブッ
シュ、やせ尾根などがあるが、ブナ林に入るとなだらかな斜面にかわる。ラッセル
は思ったほどでもない。頂上は風が強くて寒いが、視界は効く。今回のガイドブッ
クの東北100コースどおりくだりは登りの尾根のひとつ北側の尾根を下る。見当をつ
けて下ったが概ね間違いはなかったようだ。

前半はなだらかな快適なパウダー斜面、後半はブッシュのなかの横滑りを交えるあ
まり快適とはいえない下り。

杉の大木の植林地を過ぎるといきなり登り口の平らに出た。1時30分車にもどる。行
動時間5時間。

滝の湯に戻り下山を告げ風呂にはいり、昨日昼飯を食べた会津坂下インター横の坂
本ドライブインの民宿に移動。
2/12
車の屋根には20センチほど新しい雪が積もっている。志津倉山に向かう気持ちが失
せて、裏磐梯方面に車を走らせる。
地図はなかったが、去年の1月に下った西ダイテンの滑りが記憶にあったので、
そのままグランデコのスキー場へむかう。山はガスのなか、小雪が舞う寒い日だが、
リフトで頂上駅へ。立派なトレールがあり、それを追うと西の山腹にトラバースし
てそのまま下っていた。気をとりなおして頂上へと向かう。しばらくすると山スキー
の数人が滑りおりてきた。昨日登ってテント泊、今朝頂上を往復してきたとか。頂
上下で、シールを外して、220度方向に滑りおりる。オープンスペースを2箇所つな
いで樹林帯に入る。雪が多くで雪崩が心配で腰が引けてしまう。あとは快適なパウ
ダーといいたいところだが、雪が深くスキーはあまり曲がらない。記憶をたどりな
がらスキー場への最近地点にでた。。登り2時間、下り1時間くらいの行程だった。
このルートはペンギンズルートを一部でいわれているのではなかったかな。
チケットがあまっていたのであまり人の入らない場内のパウダーエリアを2本ほど
滑って帰還。