メンバー 北田,溝部、ひろゆき、川崎亀、汽車 1月1日 盛岡の北田邸でお雑煮をいただきエスケイプとカリブに分乗して、雪の中、田沢 湖方面へ。 田沢湖高原スキー場に昼前着。大雪。最上のリフトが風で止まってしまったので、 人気のないスキー場を小一時間歩く。終点にたどり着く頃運転が再開される。地 団太である。埋まりかかった林道をさらに2時間。八合目の小屋着,3時頃。小屋 はとてもきれいだが火の気はまったくなし。冷凍庫状態。ガソリンコンロをたく があまり効果は感じられない。小屋は貸切状態。宴会して完全装備で就寝。 2日 天気わるし。いける所まで行こうと地図を見ながら上へと登る。2時間ほどで小 さなピークに立つ。火山地形が複雑で判然としない。ここはどこ? と眺めてい ると阿弥陀小屋を向こう岸に発見。阿弥陀池の脇の小ピークだった。 新設された双子作りの小屋で休んでいるとガスが切れて男女岳が姿をあらわす。 ラッキー。外したシールを再びつけてひと登り。全山に人気なし。頂上からいっ きに阿弥陀池へ滑り込む。われわれ5人のシュプールだけが残る。さきほどの小 ピークにトラバースして、阿弥陀沢に再度の滑降。絶好のパウダー。もういちど 上りかえして贅沢な滑降を繰り返す。 岩手山や乳頭山が見える。数時間の幸運な好天だった。3時には冷凍の小屋に戻 りくつろぐ。それにしても、今日の3本は記憶に残る滑りとなりそうだ。 3日 朝から吹雪き。ゆっくりあとかたつけして、道を探しながら下山。「山の詩」山 岡一氏のところへ転がり込む。暖かい小屋はうれしい。北田氏撮影のビデオはと ても素晴らしかった。 4日 三谷女史、こま姐、島谷教授などなど、 テレマークの古い顔が田沢湖のスキー場にいた。林間パウダーを楽しんで夕方帰 京の途につく。北田氏絶好調の滑りのヒミツは最近流行のスーパーフィットとい う靴底システムにあるらしい。
HISTORY & STORY
▼