HISTORY & STORY

11.05.2002

甲府幕岩と十六夜岩

甲府幕岩と十六夜岩
伊藤ちゅうです。

白馬が大雪のため、まだまだ続きそう~な(なぜかは長くなるので省略・・ごめん)、お仕事ついでシリーズ、
第9弾!
11/5火曜、晴れ。
林道脇には長さ10cmにも及ぶ、早すぎる冬の霜柱が・・・。強烈な冬型で、八ツも南アも真っ黒な雲の中。

●今日は、甲府幕岩の★★★11b、ブラッキー、の一本狙い。
時折、偏西風が、南面にまで回り込んできて、さすがに寒い~~。水たまりは凍ってました。

・キノコ狩り10b/c(chu、os)、ウォーミングアップに登った。上半、下半、それぞれ1ポイント
の核心があるカチルート。
・森からの贈り物10b(けんじ、sp1)、けんじさん、これを2撃目でrpをねらったけど、お休みが1回
入りました。

んで、ブラッキー。
成績は、sp2。ストレートな垂直のカンテで、僕のレベルでは、ストレニで休んだり気を抜いたりできると
ころがなかった。
3本目にクリップして、片手づつのパーミングでレストしたけど、消耗する方が多かったような・・。
でもここは次の手順を読まないととても突っ込めないポイントなので、仕方がなかった、と思う。
4本目のクリップはぎりぎりで、ついにテンションが入ってしまった。
最後のボルトクリップは、足がほとんどなくて、さらにシビア。
ここでもテンションが入った。ぶら下がって気がゆるむと、寒さで指先の感覚がなくなっていることに気づいた。
終了点までもやさしくはない。先週のスパイラルリーフより1ランク難しく感じた。

●午後は、真冬にTシャツで登れるといわれている甲府十六夜岩(いざよいいわ)へ。観音峠の南側です。
十六夜岩直下の林道のカーブから踏み後を10分で最初の壁、トトロ岩に着く。
北風ぼうぼうでも、それが入らないありがたい地形だ。
じつにあったかい。しかしなあ~・・・・

トトロ10aB8本を登るが、ひどく脆いので3本クリップしたあと、中止。
クライムダウンで戻った。恐ろしい。2度と近づきたくない。

右上にある見晴らし岩の十六夜日記10b(唯一の★付き)を登った。chu、os。けんじ、sp1。
一番長い、ってコメントがあったが、はっきり、短い! だって、B4本。
内容も、はっきり、つまらない。

左奥の壁は、すっきりしていました。こっちはいいのかもしれないね。
でも、ここはいいや、もう。第一、アプローチの藪が茨まじりで、そこらじゅう傷だらけになってしまったもんなあ。