HISTORY & STORY

2.18.2004

九州で岩登り

九州は、ポカポカ陽気。一気に季節が飛び越えて初夏のようでした。
クライミングしてきました。目的は4ツ。
ミウラ~さんに会うこと、九州で岩登りをすること、おいしいものを食べること、温泉に入ること。
すべて達成できて、おなかいっぱいです。


メンバー:
伊藤チュウ、ミウラ~務、金森サトル、柏スミコ、ほか、大勢の九州クライマーたち!


2月18日
22時過ぎに、福岡着。ミウラ~さんの熱いお迎えを受け、行き着けの焼き鳥屋と長浜ラーメンをはしご。酒は、鹿児島の芋焼酎「島美人」。早速、
ダイエットに失敗。
居心地のよいミウラ~宅に泊めてもらう。
2月19日
日向神のショートルートへ。ミウラ~さんのお友達である枝村さんグループとご一緒する。お目当ての「愛のエリア」が林道工事でアプローチでき
ず、「ダム上」と「ダム下」に変更。ダム上では、名もない5.10aをみんな、かわるがわるオンサイト(柏はヌンチャクをツカム)。スラブだけれ
ど、カチカチしたフェースっぽい要素のある、ちょっと長めの楽しいルートでした。「ダム下」はかぶり気味のエリア。必殺仕事人(5.11b)、ト
ライアングル(5.10b)、イルネージュ(5.10a)など。
この日のお宿は、地獄温泉の清風荘。囲炉裏端で田楽を食べて、温泉に入り、大満足。酒は、え~っと、熊本の米焼酎「白岳」だったかなあ。
2月20日
朝風呂を浴びてから、比叡山へ移動。Ⅰ峰南面の第一スラブスーパー(8p Ⅴ+)をちゅうさん・ミウラ~さん組、第一スラブノーマル(8p Ⅳ)
を金森・柏組。超・超ランナウトの連続ですが、ナチュプロを使っていけば楽しく登れます。ハンマーも持ってくれば、もっとよかった。ノーマル
ルートは、比叡山岩場の初登ルート。下降はⅡ峰との間にある沢沿いのハイキング道へ。ちょっと迷ったけれど、大きな失敗はなく戻れました。
この日は、比叡山の岩を愛するクライマーたちが作った家、庵・鹿川におじゃましました。クライミングへの愛あふれる最高の宿! メンバーのF
山さんもいらっしゃって、楽しい夜。五右衛門風呂。酒は、鹿児島の芋焼酎「我は海の子」、宮崎の芋焼酎「日向木挽」と泡盛の古酒。F山さんに
ご馳走になりました。
2月21日
雄鉾岳の「美しきトラバース」へ行く予定が、昨晩遅くまで飲みすぎて2時間も寝坊。比叡山の短めのルートに変更。ご多忙のF山さんも、私たちを
心配して同行してくださいました。Ⅰ峰南面の失われた草付き(6p ?)をF山さん・ちゅうさん組、TAカンテ(5p Ⅳ+)を金森・柏組。F山
さんのご案内で順調に登りました。TAカンテはすっきりした気持ちのよいライン。ピンは相変わらずなく、ナチュプロも積極的に使っていく。下降
は、庵・鹿川のみなさんが作ったクライマートレイルを使って南面側に降りる。
F山さんと泣く泣く別れて、帰路に着く。阿蘇の月廻温泉に入って、福岡のTNFショップでお買い物。その後、玄界灘の幸と芋焼酎「霧島」を楽
しむ。空港まで送ってくれたミウラ~さんとは、涙・涙の別れ。ナンテ、またスグに会えるのですが。


地元の方々(クライマー+いろんな方々)のおかげで、とてもとても楽しく贅沢な旅となりました。
何から何までお世話してくださったミウラ~さん、ありがとうございました!



柏スミコ