HISTORY & STORY

2.27.2005

富士山スキー ノブのレポート

 富士山スキー ノブのレポート

カテゴリ:2005の記録
宝永山×2=富士山??パウダー~~~の巻

2/26久方ぶりに富士へ、今年は例年になく雪が多そうなのでスキーもたのしそう
・・・
あわよくばパウダー&パノラマスキー!!って妄想しまくりで夜中の下道を走る長野
ナンバーのあやしい車・・・
太郎坊には明け方ようやく到着!夜空に映る富士が美しい、、、仮眠して伊藤さんを
待つが現れそうもないので諦め、ひとりでいよいよ出発です・・・
雪は多く歩きはじめからシールで、、太郎坊でも50cm以上の積雪、昔に戻ったよう
・・
スキー場跡までくるとガスってきて頂上付近は見えなくなってしまう。
登山道標沿いに直登、下部はやわらかく歩きやすいが登るにつれ吹き溜まりとクラス
トのミックスになりシールが効き辛くなる、
そうこうして2合5勺の小屋に着くと早くもスキーヤー一人降りてきた・・
なんでも4時に出発したのだという、見習わなければ・・って思うけどきっと出来な
いだろうな~(だって飲むのに忙しい?んだモン!?(^^);;)
ここから、クトーを装着しミックス斜面を快調に登る・・
天気が良ければ正面にでっかい富士、眼下に箱根や芦ノ湖の大パノラマの広がる・・
はずだが今は深いガスの中・・(^^);;
いまは道標が頼り・・登り酔いしそうになりながらもヘロヘロと登っていく、、
2500をを越えるようになると石が目立つようになり宝永山まであとわずか・・・
目印が出来て幾分登り易くなるが帰りの滑りは??ちょっと大変そう・・(^^);;
最後は赤岩に向かってトラバースして最後急な斜面を登リきった2700の稜線が今日の
富士山頂上(一応宝永山デス)・・?(^^)
気温は-12℃と風の中、さすがにビールを飲む気にはならず行動食を食べてしばしの
頂上タイムをマッタリと過ごす・・(^^)
今回の雲は低いようでこれより上は時折ガスが切れ稜線も垣間見れる。(下は雪・
・)
ガスが薄くなるタイミングを見計らって文字通り白い(ガスの)大斜面(^^);;に飛び込
む。
上部はアイスバーンでそれなりに楽しく下ることができたがここから先はここは何処
?私はだぁ~れ?・・(^^);;状態でただ降りるだけ・・
おまけにクラスト、吹き溜まり、アイスバーンと豊か過ぎる?斜面を満喫してしま
い、コケまくる・・(^^);;
まぁこれもツァーの醍醐味??である。。
それでも2合5勺の小屋から下はようやく雪もパウダーへと変わり粉雪の舞う条件に
なる。。
双子山も見えるようになり今度こそ広い斜面を思い通りのターンで下ることが出来
た、、御殿場スキー場跡で二度目の大休止をして最後新雪の積もって滑りやすくなっ
た疎林の斜面を太郎坊までゴキゲンに滑り終えることができた。
降りると伊藤さんが待ち受けてくれていた。
再開を喜び御殿場でうどんをご馳走になって宝永山×2その1山行を締めくくる。。

6:52太郎坊-10:50宝永山11:20=12:30太郎坊

2/27前日もう一つのメインイベントである御坂スキー場でのテレレンジャー
ショーに出演??し山梨のテレ仲間と楽しい時を過ごし、深夜、山中湖の伊藤さんの
別荘に居候(^^)(^^)
すでに到着していたなべちゃん、伊藤さん3人で再び酒盛り・・う~んやっぱ宴会サ
イコー(^^)(^^)
太平洋側らしく凛と冷え込んだ朝、美しい士を眺めつつゆっくりとお目覚め・・3人
仲良く二日酔いです(^^);;
今日はパラに向かうと伊藤さんと別れなべちゃんと再び宝永山へ・・途中あんまり富
士山が美しいので演習場先で写真を撮るため車から降りるが北海道を思わせる極上の
パウダー!!下りがたのしみだ~~(^^)(^^)
太郎坊はトンネル中に車を止めて出発!
今日は沢状の斜面ではなく雪に覆われた車道を御殿場スキー場跡までゆく、スキー場
跡を過ぎたところで先行したなべちゃんに追いつきここからは2人でゆく、はるか彼
方に先行者が見えるのだか雪が軽すぎてトレースが消えてラッセルとなる。
せいぜい膝下なので正面にでっかい富士、眼下に箱根や芦ノ湖の大パノラマを眺めつ
つファーストトレース気分を味わいながらの登りです・・
・・が気温が上がってきて雲が湧いてくる・・w(--)o
お気ラクツァラーの二日酔い2人組みは止めちゃおうかな~なんて日和見ってしまい
そうになるが先行パーティーもいることだし・・
ガスは晴れる・・って都合の良いリクツをつけて先へと進む・・
なべちゃんは今一不調(お酒は程ホドにねっ(^^))のようなので先行させてもらうが幸
い心配していたガスも切れるようになり眼下に雲海を眺めながらの気持ちの良い登り
・・
今日はアイゼンは必要なく軽い粉雪でシールのみで充分だった。
赤岩手前で先行パーティーに追いつきトレースのお礼を言い先へと進む、彼らは赤岩
に向かうがせっかくなので再び宝永山へ行く。
今日は正面に宝永火口の眺めと雲海に見え隠れする一筋のトレースがサイコーのおつ
まみで、穏やかな風も手伝って山頂?タイムをエンジョイさせてもらう。
いつまで、たってもなべちゃんは来ない・・・ん?さすがお気ラクテレマーカーどう
やら赤岩までにしたようだ・・・?
湧き上がってくる雲をやり過ごし一瞬の晴れ間をついてパウダーラン!!
北海道を思わせる極上のパウダー!に思わず奇声も上がってスキーってサイコー!!
!(^^)(^^)です・・
赤岩の辺りまでおりると再びガス、遠くなべちゃんの声らしきものが聞こえるでは
あ~りませんか・・(^^)
ガス待ちして火口側にまわりこむと、すでになべちゃんは遥か下でまってくれている
!!
視界も晴れて思いっきり飛ばす!!
気持ちイイ~~全山パウダーなんてアリ??あっという間になべちゃんと合流、今度
は二人狂ったようにパウダーランを楽しむ!!(^^)(^^)
一瞬、でも至福のひと時の極上スキーは双子山の鞍部まで、再びガスに覆われてし
まった斜面を兄塚へ登って2匹目のドジョウを目論む・・
・・・が願いはかなわず、ホワイトアウトの中、インチキラクターのなべちゃんに騙
され???幕岩側に下ってしまい迷走スキーを満喫したりしながらもたのしく、無事
に太郎坊に戻りつく。
やっぱ富士は日本一の山!!条件次第で極上のコースと罠とを提供してくれる良い山
ででした~~~(^^)(^^)

8:35太郎坊-12:35宝永山13:00=13:42双子山14:20=15:20太郎坊