HISTORY & STORY

2.04.2006

Ice climbing Report by CHU 3本

 Ice climbing Report by CHU 3本

カテゴリ:2006の記録
1/29日曜、日帰り 昇仙峡・野猿林道

今シーズンの氷にデビューしました。
今年はどこ行っても、すげえ凍ってる、って加藤クンからさんざんメールがきていて、まったく腐ってました。
なにしろザングツがまだ履けないって状態だったから。
しかし、我がアイスマスターはちょいブカブカでなんとか履けたので、いっちょやってみるか。

野猿林道はゲートがしまってるんだけど、ま、歩いてもたいしたことなくて、林道から直接取り付けるナメみっけ。
60くらいだけど、中間で2~3m立ってる部分もあって気は抜けなかった。
なんとか40mリード!
無事デビューを果たしました。足はオーバーヒート気味だったけどね。

シモンのかっちょいいスクリュー買ったけど、ぜんぜん入り悪いんでやんの。
BDはすごいわ、やっぱ。値段変わらないんだけどね。

さてさて、謎の氷柱ってじつはホントにあるんだ。この近くに。
パタゴニアのカタログにでてきそうな前傾の氷柱です。
3、4年まえのレポートに写真を載せたので見た人もいるかも。
今冬は良く凍ってる!
しかしなにしろワンコロがうるさいのと、それとつるんでるそばやのおやじさんもやかましくて・・。
まだ未踏で、加藤クンが意を決して取り付こうとしたら、オヤジに怒られて、敗退。カカカ。

以上

・・・・・・・・・・・
・2/4土曜、日帰り、裏三ツ峠の西沢大滝

物凄く寒い!
林道には雪なし。延々スケートリンク状態で恐ろしい。アイゼン履きたくないし。
いつもの2番コーナーに付けたマーキングを探すも、アレ? 地形が・・
なんと、入口にデカイ堰堤ができました。
お陰で、滝へは即行入れる。
アプローチはさらに楽になった。

55m大滝は先行の3人がすでに取り付いていた。
上手なひとだったけど、スクリューがすげえ少なくて、しかも一回落ちそうになったんだよね。
落ちたら大変な場面だったので、息を呑んだよ。
もっと、入れようよ~、自信あっても。
もっとも、アンデスみたいな大きなルートだと、40mに1本とかあるからなあ~。
でもゲレンデだからね。
僕は、飛び降りる限界の高さで1本、同じ間隔で2本目、3本目から不安と相談して可能なら少しづつ離して行くってセオリーなんだ。
僕は6本入れました。
くだんのひとは2本だもんね。
良く凍っていたけど、意外にも左端の立ってる部分から水が吹きだしていました。
右端はガリー状で”本番”みたいな雰囲気で、惹かれました。
でも空かなかったので、メシ食って早々帰りました。

今年はまだまだ登れそう。

以上

・・・・・・・・・
・2/11土曜、日帰り、千波の滝・・が、なぜか千段の滝に

千波がいいコンディションになってるってあちこちから聞こえていました。
加藤クンに電話したら、山梨の相棒と行くっていうので、入口8時半に待ち合わせた。

の筈が、あちゃあ~・・
思いっ切り寝坊しちゃって1時間半も遅刻してしまいました。
我が家は伝統的に遅刻を物凄く忌み嫌います。
それはもう家訓と云っていいほどです。
しかしとうのあっしがやっちゃ、もう何をかいわんや。とほほのほ。

加藤クンは、山梨の仲間と見切り発車、すでに取り付いていました。
ワタクシは遠くから(見えてないって)、平身低頭で即行パスの意志を投げて、帰ることに。
(だいたい今日は暖かすぎるぞ、おい!!・・って、今日は何云っても説得力ないか)

しかしそのまま帰るのももったいないので三つ峠の千段の滝をソロで登って来ました。
かなり下から氷のフロアが延々と続いていました。
珍しい~ですね。こういうのって確か84年以来じゃないかな。
だけどこけたら、死にますよ、こりゃ。止まらないから。
やばいよ、まじで。
実際、84年のときは、チョメ、ミケとメシ食ってたら、上から人がジャンプしてきたんだ。
このひと死ななかったけど、ひどいことになりました。

ところで気温は結構上がってきていて溶け始めています。
立った部分でピックを抜いたら、
噴水のように水が顔面にかかって、あっという間に全身ずぶぬれになってしまいました。
ぼちぼち、この夢のようなICE Climbingのシーズンも先が見えてきたかも。