HISTORY & STORY

9.20.2007

鳳凰山

 鳳凰山

カテゴリ:2007の記録
9月20日 朝4時過ぎに、伊藤さん、高城さん、羽根田さんと4人で、山中湖のPG社を出発。
青木鉱泉に7時に到着。準備を整え、7時35分出発。

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林道をたどり中道登山道入口から山道へと進む。いきなりの急登に息が上がるが、
本日の登りは標高差1600m強。それぞれにマイペースで登っていく。
林床のゴゼンタチバナの赤い実が可愛い。登ること2時間半ほどで右前方にオベリスクが見えてくる。
さらに、コメツガやシラビソの亜高山帯を抜けると、岩上の展望台に到着。薬師岳がぐっと近くなる。
久しぶりの登りに太ももが悲鳴をあげはじめ、ときおりピクピクと攣り始めている。

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それでも、14時20分過ぎに薬師岳に到着。
天候に恵まれ、富士山から白峰三山、八ヶ岳など360度の大パノラマが見事だ。

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山頂をじっくり満喫し、15時15分に薬師岳小屋にチェックイン。
ビールで乾杯して、小屋裏の展望台へと上がる。
5時半の夕食後、再び展望台へ。半月の月明かりがあるものの、
澄んだ空に、北斗七星をはじめ、満天の星がきれい。

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8時消灯


9月21日 4時半に起床し、再び展望台へ。オリオン座がひときわ輝いている。
街明かりが徐々に消え、空が白みだし、
富士山のシルエットが浮かびあがり、北岳を赤く染めていく。
雲海の上に浮かぶ富士山が刻々と表情を変え美しい。

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6時朝食、準備を済ませ、6時半出発。薬師岳に登り返し、観音岳へと向かう。
昨日以上の好天、雲海の上は空気が澄み渡り、北アルプスから妙高、秩父連峰、御坂山塊なども一望。
観音岳から一度下り、登り返して地蔵岳へ。
遠くからは思ったよりも小さく見えたオベリスクも、近くからはそれなりの大きさ。
山上からは甲斐駒ヶ岳もよく見える。

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それぞれにビデオやデジカメで撮影を済ませ、10時少し前に下山開始。
鳳凰小屋まではザレ場を急下降。小屋で水を汲ませてもらい、再び下山。
ここからは樹林帯を一気にドンドコ沢コースを下る。
途中、五色の滝、白糸の滝、鳳凰の滝、南精進の滝を見学。
南精進の滝を過ぎると、傾斜もゆるやかになる。
途中、堰堤の脇で尾根と沢の分岐があるので、
ここから沢沿いの道をとる。途中、工事脇を通り、15時20分に青木鉱泉に到着。
疲れ切った体を青木鉱泉のお湯でほぐし、おしいい盛り蕎麦をいただき帰路につく。(松倉)