HISTORY & STORY

10.12.2007

赤城山ハイク

 赤城山ハイク

カテゴリ:2007の記録
10月12日 朝5時半に伊藤さんと合流し、関越道・東松山ICを出発。
雲は広がっているものの、切れ間から時折太陽が射し込んでくる。
今回の目的は谷川岳登山。
天気の回復を祈りつつ水上ICで下り、谷川岳ロープウエイへ向かう。
山間に車を走らせるに連れ、全天に雲が重く立ちこめてくる。
一番のロープウエイであがっても撮影はできそうにないので、
まずは一の倉沢出合へと向かう。まっ盛りではないが、紅葉が始まっている。
しかし、だんだんガスが降りてきて、霧雨が降り出す。
日本海側からどんどん湿気が流れている感じだ。

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ひとまずロープウエイ駅に戻り様子を見ることにする。
谷川岳は暗い雲の中だが、南の空は明るい。これでは、登っても撮影は無理そう。
急遽、予定を変えて、赤城山へ向かうことにする。


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10時15分に赤城山ビジターセンターの駐車場を出発。
まずは車道を歩き、赤城神社を参拝。再び車道に戻り黒桧山登山口に到着。
いきなりの急登だが、20分ほどで猫岩に到着。
眼下に大沼と赤城神社、眼前には駒ヶ岳から長七郎山、地蔵岳と続く外輪山が見渡せる。

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山腹に日が射し込むと、色づき始めた紅葉が美しい。
ここから広葉樹に包まれた気持ちよい尾根道を登っていく。
1時間半ほどで黒桧山に到着。寒気が入り込んでいるようでかなり寒い。
けっこう風もあり、体感気温は5~6℃といった感じだ。
山頂からは、樹間に上州武尊や尾瀬燧ヶ岳、日光白根山、皇海山、男体山などの日本百名山が見渡せる。

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山頂でお昼にし、1時過ぎに出発。山頂からすぐの黒檜大神を祀った社のところからは
大沼と地蔵岳の展望に加え、小沼がよく見える。いかにも寄生火山といった感じだ。

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ここからは階段状の山道を一気に下っていく。
大タルミの鞍部からは笹原の気持ちいい尾根道をゆるやかに登っていく。
振り返ると紅葉が始まった黒桧山がきれいだ。あと1週間もすれば錦秋に染まるだろう。
また、黒桧山の左側には、山頂からは見えにくかった平標山~谷川岳~朝日岳もよく見える。

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駒ヶ岳の山頂からは関東平野の広がりを感じる展望が気持ちよい。
山頂からは少し尾根道を下り、右の山腹に続く鉄階段を一気に下っていく。
うっすらと色づきはじめたミズナラの森の木漏れ日がきれいだ。
ところどころ、真っ赤に色づいたムシカリなどの葉が風に揺れている。

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駒ヶ岳登山口には3時少し前に下山。
一度車道を歩き、途中から覚満淵へと足を運ぶ。
草紅葉やススキに日が射し込むと黄金色に輝ききれいだ。

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3時半頃に駐車場に戻り、無事、赤城山ハイクを終了。(レポート=松倉)