HISTORY & STORY

5.03.2010

宝永火口スキーと足和田山フライト

カテゴリ:2010年の記録
富士山宝永火口スキーと足和田山フライト
20100503
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5月3日火曜日
 朝起きると、富士山は数日前の新雪で真っ白。好天。太郎と小屋を7時に出る。富士宮口5合目。金森柏組が昨日登ってスキーしてるはず。連休中にくるのは初めてか。車が多いのに驚く。観光にきても記念写真撮るくらいしかやることがないのがここ。

 8時スタート。スキーヤーは少なく登山者2~30名くらいか。3200mの小屋まで上がると雪がだんだん堅くなってきた。昨日のシュプールがわかる。12時半まで雪が緩むのをまつ。太郎とアンザイレンして左手ピッケル右ストックで御殿場ルートへトラバースする。
 ノーシュプールの広大な斜面が広がる。もったいないよう。太郎を自由にさせて、夏道見ながら大滑降。太郎もとぼとぼついてくるが宝永火口の縁にくると俄然元気になって走り回る。

 第一火口の東側斜面を滑る。新雪では足りず岩がところどころ出ている。スキーのダメージ最小で火口底。火口西側の急斜面に2本のシュプールがついている。今日のものみたい。岩もなくきれいな斜面。名人の仕業にみえる。登山者がいて、9合目小屋でザックを落として火口まで探しにきたら、その名人スキーヤーが、ひっかかっていたザックを拾ってくれたとのこと。無傷のジャックウルフスキンのザックを見せてくれる。のんびりしてハイキング道伝いに駐車場にもどる。2時半終了。

太郎の宝永火口激走の動画ございます。
太郎激走

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5月4日水曜日
 河口湖フライトエリアの会員更新に行く。連休中とあって周辺は車が溢れている。大石エリアは毎日飛べているとのこと。うわさのモノラックはまだついていないが5月中には稼動するらしい。そうなると担ぎ上げがなくなるわけだが。天気は悪くないようなのでみんなでテイクオフにあがる。

 タンデムが出たあと、10時半ころテイクオフ。黒岳取ってから毛無山へ、そのまま十二ヶ岳を取って、毛無2000mで離脱、足和田山(五湖台)にタッチしてランディング。70分くらいのフライト。念願の足和田山に初めて行くことができた。ランディングでのんびりしていると王岳まで行ってきた菊池師匠が降りてきた。午後も飛べそうだったが上がる人はいない。小屋に戻って、花や野菜を植えたりする。
伊藤フミヒロ記
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