世附川
2011年10月17日月曜日 はれ
メンバー 太郎 伊藤フミヒロ 記
昨日にも増してよい天気。ガイドブックを見ていたら世附から不老山に登れることがわかった。こないだ世附峠から行き損ねた山。太郎の散歩にちょうどいい。再び丹沢湖へ。丹沢湖は三つの沢、三つの村が潰されてできたんだね。だから角が三つある。湖畔の道路はこないだの台風で片道車線、復旧作業してるとこがところどころ。
昼前に世附のゲート前から勇んで歩き出す。大又沢出会いを越えてすぐ、世附川を渡る吊橋があるはずなのに、ない。流されたらしい(去年の台風9号、9月8日の大水のせいだと後でわかった)。
仕方がないので太郎とそのへんの川原で遊ぶ。念願の世附川の水に触れただけでうれしい。ここあたり釣りでも有名らしいがそれも休業中のようだ。
大又沢をちょっとのぞいてから(上流に幻の地蔵平集落跡がある)、車に戻り、丹沢湖記念館と三保の家に寄る。かぶと造りの古民家はなつかしい。江戸時代は小田原藩の領内だったという。丹沢湖のジオラマがあって、湖の底に、かつての三保村の世附や中川、玄倉の一軒一軒が沈んでいるのが俯瞰できる。1978年全村水没、丹沢湖出現。無常…。
記念館は相当中途半端なものだったけれど、このジオラマ見るだけでも充分価値がある、と思った。
玄倉へドライブ。ビジターセンタは月曜日休館。湖畔に降りたり、いつぞやのキャンパー水難事故のあたりをのぞく。いずれにしても人造の湖の景観はヘンだねと感想して帰途につく。山北のさくら湯400円、昨日の中川温泉ぶなの湯はいまいちだったが、ここはいいね。
追加 東京電力は三保ダムの上、世付の先にもう一つダムを計画していて認可も降りていたが、沙汰やみになった、とネット百科にあった。