HISTORY & STORY

2.21.2012

赤薙山と山王峠


赤薙山と山王峠
2011年2月18-19日
member 川崎カメ、ヒロユキ、松倉、伊藤フミヒロ記
赤薙山と南面バーン

2月18日 くもり
朝いちで川崎カメピックあぷして東京出。宇都宮から冬季格安の日光道路。イマイチで降りて霧降高原へ。女峰山は雪雲の中、赤薙山はよく見える。1390mの駐車場までらくらくの雪道。
9時半スタート。旧ゲレンデを登って、鹿柵ゲートを越え夏道を行く。すぐ岩っぽくなるので北面の疎林の中を登る。このあたりは気持ちよく下れそうだ。1770m(001)で夏道に戻りスキーを置いて山頂往復。山頂には赤薙神社があった。氷点下10度より低い。
旧ゲレンデ

12時45分、山頂から駆け下る。南面の地すべり斜面に足をとられそうになる。今日は雪崩れ日和で1本雪崩れている。町からも見えるオープンスペースでここを滑らない手はないなと思わせるところ。標高差200mで距離300mくらいだから斜度30度かな。課題が残った。
北面の疎林片斜面を下りゲレンデリフト下を滑って戻る。2時半終了。スキーヤーが2人、登山家数人に会った。どんな雪でも山スキーは面白い。
清滝の登喜和泊。きれいで快適な宿。こないだの湯田中のスイセンと同様、大ビンのビールがいい。近くに古河電工の大工場があるのは、このあたり銅山があったんだね。たぶん電線を作てった。

19日 晴れ
光徳牧場に上がる。ヒロユキさんとまっっちゃんと合流。何年かぶりなんで光徳ロッジはアステリアホテルに変わっていた。
山王峠の広場

9時スタート。スキーハイキング日和。林道を行きところどころショートカットして山王峠、展望広場でランチ。涸沼に下れる斜面を探すが見当たらない。山王帽子山側に疎林があったので30分ほど登る。12時半、シラビソ林手前から快適滑降。自然林できれい。男体山、戦場ヶ原、中禅寺湖が見下ろせる。峠からはカラマツの植林帯を縫って下り林道滑りであっという間。2時終了。
山王帽子山のツリーラン

スノーシューハイカー10人くらいに会った。がんがん滑る向きではないがのんびりツアーできる。
三本松でラーメンを食べてやしおノ湯に寄る。夕食時間には帰宅。スキートリップたんしい。ありがとう。
●きれいな写真レポートmattyanのブログ



2.13.2012

寺子屋山と飯縄山


寺子屋山と飯縄山
2012年2月11~12日
member Ito Hiroyuki 伊藤フミヒロ
terekoya yama

11日土曜日 くもりはれ

前夜に湯田中の翠泉荘イン。朝ごはんをいただき一之瀬に上がる。宿の前の新雪5センチ。10時半ころリフトで寺子屋ゲレンデトップ。ときどき青空が。リフト小屋の裏を直登するボーダーチームがいて後を追うが、藪ヤブに阻まれて急転下山してしまった。スキーのまま無理矢理登って寺子屋山頂肩に出る。森の中、新雪30センチほど。山頂を過ぎると雪庇の稜線となって襞ひだをひとつひとつ乗り越していく。高い山はガスの中だが焼額や魚野側源頭域などぼんやり見える。ときどき青空、風はなくよい天気。
最初のコルまで下ってもう12時半。2時間で1kmも進んでいない。裏岩菅山まで行きたかったが、急転して往路を戻る。1時間ほどで山頂に戻って、朝苦労したヤブを避けて寺子屋ゲレンデトップに戻る。
ゲレンデ横のツリーランを滑る。なりゆきで発哺に出る。昭和時代のゴンドラで東館に戻り一之瀬に帰る。4時。宿にもどり近所の湯田中大湯に入る。
寺子屋から裏岩菅は昔パタゴニアカップのあとに何人かでツアーしたが、さくさくと半日でまわったはず。あれは3月だったか。
iizuna yama

12日日曜日 雪曇り晴れ
翠泉荘は昭和レトロの宿を自称していて確かにそれらしい。コタツのある日本間は悪くないし、手厚いもてなしで居心地はいいが今時のヒトにはどうだろう。朝起きると大雪。午後からはよくなるというので、前夜コタツで打ち合わせしたとおり飯縄(綱)山へ移動。
信濃町ICで降りて戸隠に向かうころには日差しが出てくる。ときどき西風強風の戸隠のスキー場からスタート。瑪瑙山トップまでリフト2本。天気は好転していて向かいに飯綱山と長い西尾根の全体が見える。これならと10時出発。飯綱の周遊ルートはクラシックなツアーコースで人気だが、今朝はだれもいない。
meno san

いきなりノートラック良質パウダーを滑ってコル1639mへ下る。その先飯綱山への上りもノートラックでルートファインディングを楽しみながら登る。2時間半ほどで山頂1917m。後続の2人が上がってきて、東面から登ってきた山スキーヤーがひとり。東面はずーとガスの中だったそう。そのうちに西尾ね伝いに登山家グループが数人登ってきて山頂はにぎやかになった。
神社のある南峰1909mまでシール付きのまま移動。1時前に西尾根を下る。
しばらく下った尾根上1780mで、テレブーツが折り目から割れて転倒するはスキーは流れるはで大騒動。口を開けたシェルをガムテープで修復して、この後は大人しく下る。森の中の雪は悪くなく2時半に中社ゲレンデに無事到着。リフト2本のりついでスキーセンターに戻る。高妻山と戸隠山がきれいに姿を現した。バードラインから長野ICに入って夜に帰京。
nisione

飯綱山は、独立峰で眺めはよくスキー登山ぽいクラシックなルートは楽しい。
壊れたブーツはスカルパの古いT1。いつだったか富士山でゴム底がはがれたのは駅ストリーム。どちらも耐用年数切れだろう。

2.06.2012

二つ塚スキー


二つ塚スキー
2012年2月5日
member 太郎、伊藤フミヒロ記
さぶ、もかえりたい

あれ曇ってきちゃった、の東京をのんびり出て、須走りまで。このあたりも思ったよりも雲が多い。河口湖でパラグライダーのつもりだったが時間も半端だし急転して二つ塚(双子山)へ。スカイラインは乾いていて太郎坊には車が10数台とまっていて驚いた(1泊2日で警察消防の雪山救助訓練が行なわれていたと知る)。

11時半スタート。先々週川崎カメときたときよりもさらに30センチほど雪が多い。雪の上は足跡だらけ。いい景色が見えていたが山頂近くで強風、ガスになる。太郎は帰りたい様子。2時にスキーで下山。修行雪で太郎といっしょに下るだけ。こないだは絶好のパウダースノーだったのだが。
3時終了。太郎の散歩ができてよかった。

河口湖は飛べたそう。Kikkiのhogmapレポ。
「テイクオフにあがると、西まじりの風がなかなか安定せず、少しウェイティング。
飛び出し直後は西風に流されながらも、高度を稼いで一気に黒岳上空へ。
稜線上を西方面に向かうが、アップダウンの激しい少し荒れ気味のコンデション。
それに逆転層が1800m付近にあるようで上げきることができなかった。」
赤太郎、青ヒト、上り途中からのデータ
昭和47年3月20日 富士山大量遭難慰霊碑