五色沼、座禅山火口
2011年3月19日 晴れ
member 伊藤フミヒロ
夏のハイキングコースになってる |
8時半の白根ゴンドラで2000mトップへ。快晴で北風。9時スタート。スノーシューの男性があとからついてくる。七色平の雪原はメルヘンのよう、ここまでハイキングのトラックがある。小屋は2mほどの積雪で半ば埋まっている。
弥陀池のあたりは好スロープたくさん |
シラビソの森を過ぎて白根山と座禅山のコルへ急登。コル直下はカンバの林に変わってツリーランが楽しめそう。11時半、コルからは弥陀が池へは手ごろな斜面が広がっている。シールを外してひと滑り。池まで降りずに五色沼のコルへトラバース。白根山の東面にはいくらでも滑るところがあるように見える。雪質はわからない。
五色沼を見下ろすコルからトラバースして東面の大崩落谷に入る。幅100mくらい、1kmくらいの一枚バーンがあって上から滑るとよさそうだ。下部の緩い柔らかい大スロープを滑って湖畔に出る。12時。白根の山頂は雪煙が上がっていて寒そうだ。
白根東面の大崩落斜面 |
五色沼と白根、右のオープンスペースが崩落斜面 |
湖畔から弥陀池まで戻る。座禅山に登り火口縁でランチ。1時半。お釜をのぞき込む。直径150mぐい呑み型の火口。崖に囲まれているが西側の縁から雪のスロープが続いている。40mほどの高差があるようだが数回転で降りてしまった。お釜の底はときどき乱れた西風が吹きこんでくる。登り返しが心配だったが柔らかい雪でなんのこともなかった。
座禅山火口の底 |
七色平分岐まで快適な滑りはない。樹林の中を横滑りで下り、結局、朝いちで登ってきた細い谷を下る。
分岐からは六地蔵につづくハイキング道沿いに沢状を下る。スキーだと早い。向かい風が急に強くなったところが、丸沼の閉鎖ゲレンデの頭だった。パラグライダーのテイクオフでもあったらしい。
がちがちの閉鎖ゲレンデをボトムまで2km滑って下山。3時半終了。朝のスノーシューのヒト以外に誰にも会わなかった。
寄居山温泉でなごむ。
青が歩いてるところ赤が滑降 |