2013年6月25日 -日
member Kizumi Imai Istuka Yzaki No_da Ysda Kroda Nagukra Saito Ben
25日
天候
昼前に成田出。オーストリア航空B777でウイーン。11時間で速いそう。A320でインスブルック。トレイラー付小型バスでBenさんが待っていた。
ブレンナー峠越えでイタリアへ。峠はバンジージャンプで有名だというが、アルプスで最低高度の峠で古代ローマ時代からの重要街道。少し下るとブリクセンBrixen(イタリア名はBressanone)。ホテルトルガーホフ、イン。ペンションというかホテルというか宿がアルプに点在しているアルプスらしいところ。川の左岸丘陵で、すぐ上にあるプローゼというスキー場が有名らしい。南チロルでドイツ語圏、裏ドロミテでもある。メスナーはこの地方の人だ。宿の上の丘にパラランディングがある。北風。2000m以上に新雪があって今年は少し寒いらしい。
26日
天候くもりはれ
プローゼエリアは北風で飛べそうもないので150キロほどハイウエーを南下してボルツアーノ経由トレントから東、パナロット山エリアで飛ぶ。グルンナット山2381の中腹。1000mくらいの高差でベッティオーロのレストラン前から出る。地図ではロンセグノとあり。広いU字谷の底にランディングがある。ゲイン200mほどで小1時間のフライト。遠くにチロルアルプスやドロミテ山塊が見える。Nodaさんがよく上げて対岸を目ざす。ポツリも来てそうそうに下ろす。ランディングがわからず2キロ先に下ろした人もいた。おそくに出た人やローカルはショートフライトのよう。
カルデナット湖脇でイタリアンを食して帰路に就く。Bozen(Bolzanoボルツアーノがイタリア名。南チロル州首都、山道具のサレワはここが本拠)の町でブラリして8時過ぎ宿へ戻る。まだ明るい。
27日
昨日の昼飯のとき置き引きにあったことが判明。ベンちゃんのパソコンとカメラ、もうひとりがアイホンと無線機。さすがイタリア。
ブリクセンのホテルから見上げる小高い丘がランディング。テイクオフにも見える、標高900mほど。谷底の町まで500ほどあり、プローゼのスキートップまでは4kmの距離で高差1400mほど。ランディングの持ち主がベンちゃんの知人で空も飛ぶ牧場主。車で一緒に上がる。ドロミテの岩峰が横並びに見えて素晴らしい景観。車停めから10分ほど担ぎ上げたところがテイクオフ。南北東に向いている。
牧場主がいちばんで出て上げていくのでつぎに出る。後続もあるがいまいち上がらない。スキー場の上で粘ってトップアウト。パイテルコフ2874m山頂を目ざす。少し荒れていてカメラ撮影しているとグライダーが暴れだした。リカバリーしているうちにどしんと衝撃。トップランディングのように落ちたようだ。山頂手前で雪もある細尾根。雲がはってきて渋い中、Nodaさんなどが上げている。気を取り直して尾根脇から再びテイクオフ。左翼のラインがわずかに絡んでいるのでそのままランディングへ直行。あとからNodaさん校長が降りてきておしまい。
ブリクセンの警察に寄って盗難届を出してから移動。三国境のナウデルスでオーストリアごはんを食べる。このあたりはスキー場だらけだ。スイス最東端のスクオールScuolに移動。ここもスキーエリアでゴンドラ前のパノラマホテルイン。9時ころだがまだ明るい。気温は10度くらいで寒い。