HISTORY & STORY

12.08.2013

金冠山・達磨山

金冠山と達磨山
2013年12月6-7日 
天候 快晴
member 太郎 kei いときしゃ記
仁科峠展望岩

金冠山から西浦、沼津アルプス

6日金曜日
 海の見えるところへと出かける。西伊豆ひさしぶり。
 大井松田から246号で沼津を抜け、西浦みかんを買ってから戸田峠。達磨山高原レストハウスに車を置いて金冠山へ。ここから天城峠まで50kmくらいが伊豆山稜線歩道というハイキングルートになっている。芝生のハイキング道で歩きやすい。金冠山はなんとも眺めのいいところで感心した。渓流歩道を下って車に戻る。
 西伊豆スカイラインで移動して達磨山982mへ。西風強風。達磨山火山というのがあったらしい。60万年前とか、だから富士山、箱根、愛鷹山などに比べると桁違いに古い。海底からせり上がってきた伊豆半島が本州へ衝突したのが100万年前。人類起源が20万年前?だから、太古の話しである。金冠山でもここでも大岩があたりにごろごろしているのだが、そんな時代の遺物なのか。
 船原峠から土肥へ。旅人岬を見てから明治館イン。
西浦からなつかしの牛伏山

達磨山

7日
 窓から相模湾がよく見える。宿の裏山は土肥金山だという。確かに坑道がある。このあいだまで400年も掘っていたらしい。丸山海賊城を眺め、恋人岬へ。手前に大旱山150m、三等三角点がある。岬へはデッキ状の遊歩道があって外国風。朝早いのか空いていた。小春日和の海できれい。仁科峠に上がり展望岩に登る。達磨山から天城まで伊豆山稜線歩道がよく見える。修善寺にくだり山伏峠にあがり、伊豆スカイラインから箱根新道、西湘バイパスで帰京。丹那のあたりは東風でウエイティング中のハングやパラグライダーがいた。



参考
80万年前から50万年前[1]の火山活動で形成された大型の第四紀成層火山であった達磨火山が、大きく浸食されて残った峰の一つが達磨山である。達磨山は達磨火山の最高地点であるが噴火口があった地点ではなく、かつての山頂は浸食の激しい西側斜面方向にあったと考えられている[2]。北西側に井田火山が接する[2]。
このように、達磨山は浸食が進んでおり、一見では火山のように感じないが、山体の東、北側に大型火山特有のなだらかな裾野を持っているため、沼津市北部の海岸などから眺めるとそれがよくわかる。
参考2
松崎町振興公社HPのハイキングマップ「高通山」「烏帽子山」