HISTORY & STORY

3.24.2014

大山ネクタイ尾根

丹沢大山ネクタイ尾根
2014年3月23日 
member Taro  伊藤フミヒロ 記
ネクタイは20~30本ほどある

石尊沢とネクタイ尾根、奥に大山山頂

とても様子のよいネクタイ尾根

23日日曜日 
はれ
 天気がよいので太郎と散歩。近頃マイブームの丹沢大山東面。ネクタイ尾根というバリエーションルートがあるらしいので見に行く。ネクタイが赤布がわりにぶらさがっているという。
 ネクタイ尾根へは唐沢峠から。唐沢峠へは、谷太郎川林道終点に車を置いて不動尻キャンプ場跡経由ひと上りするのが近いが、今日はいつもの日向薬師先の日向キャンプ場から梅の木尾根778mへ直登する尾根を行く。
 7時半スタート。2月にも登った屏風沢左岸尾根(となりが鍵掛沢なんで鍵掛け尾根ともいう?)、急だが踏み跡もしっかりした山道を梅の木尾根778mピークまで1時間。さらに一般縦走路893mへは細尾根の急登り小一時間。ハイキング道に出たら150mほど北へ下って唐沢峠。
 峠にはあずま屋があって見下ろすと石尊沢の砂防堰堤と広い川原。向かいに目的のネクタイ尾根が見えてその奥に大山山頂がのぞく。堰堤までさらに細道を100mほど下る。

屏風沢堰堤から朝イチスタート

石尊沢のネクタイ尾根取り付き

大山北尾根から西側

 石尊沢に降り立つと残雪の上に足跡がついている。昨日か一昨日あたりのもののよう。ネクタイ尾根に続く細い道があって難なく尾根に上がることができた。踏み跡はしっかり続いていて急登ということ以外なんの問題もない。ところどころネクタイがぶら下がっている。ぼろぼろのものからけっこう新しいものまでいろいろ。だれが最初か、あとから補給されているのもあるようだ。尾根は雑木の森になっていてヤブもなくきれい。山でネクタイを見るのは初めて。思いつきは面白いがここだけにしておいてほしいというかんじではある。
 急な登りを高差400mで大山北尾根に上がることができた。11時半。雪田が残っていて仕事用のモノレール軌道があった。丹沢表尾根や富士山、南アルプスまで見える。スタートからここまでだれにも会わなかった。
 ネクタイ尾根はガイドブックなどには紹介されていないマイナールートだが大山に登ることができる比較的かんたんなルートなのでけっこう登られているようだ。
 大にぎわいの大山山頂をスルーして雪融けでどろんこの雷の峰尾根を下る。見晴台の先で日向キャンプ場に下る九十九曲がりの道に入る。1時半終了。先月の大雪は溶けてもう山は春。ピッケルもスパッツも使わずじまいだった。
 混雑し始めた東名道をすり抜けて帰京。
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n800が唐沢峠。峠へは広沢寺温泉(大沢)二の足林道も利用できる