富士山須走、吉田大沢
2014年5月17-18日
member 羽根田オサム 松倉カズオ 伊藤フミヒロ記
成就沢 |
方形のトラックが採れた |
17日 土曜日
天候 はれ
好天の週末が続いている。須走道駅で7時集合。羽根田号でふじアザミラインを上がる。30人くらいが登っているのが見える。8時過ぎにスタート。2350mまでは雪がつながっていないのでスキーを背負う。例年と同じ。そこから2750mまでシールでのんびり上がって、ランチ。山麓から海までの展望が素晴らしい。御殿場口の砂漠練習場でパラグライダーが飛んでるのが小さく見えた。
上から見ると成就沢は幻の滝まで大体つながっているようだ。1本南側にも細い雪渓が長く続いているのでそれをたどる。シュプールがないのがうれしい。下部は砂で汚れているがなんとか2100mまで滑リ込む。トラバースするとすぐに幻の滝に出た。滝は雪に埋もれていた。ハイキング道を戻って2時終了。筋斗雲峰岸チームが来ていた。紅富士湯に寄って解散。
快適なざらめ |
下部はこんな |
お中道発見。かすかな踏み跡と白ペンキ痕のケルン |
まっちゃんの素晴らし写真と動画ありまする。
18日 日曜日
天候 はれ
山頂下 |
おっかなびっくりで下るかんじ |
吉田道駅から見上げると今日も富士山日和のよう。6時開業のスバルラインで上がる。4合目の大沢の休憩所は雪崩でやられ半分が閉鎖されていた。スラッシュ雪崩。小御岳流しの脇、先週滑った斜面はもう雪が消えていた。
7時過ぎにスタート。外人ハイカーやスキーヤーが多い。トラバース道は残雪が豊富。大沢下部を上がり、2800mあたりから夏道尾根にトラバース。上を見ると40人くらいが登っている。下からも団体やらが上がってくる。毎年恒例白馬のカラーチームかな。午前中下ってくるのは佐藤小屋スタートの登山者だろうか。ロープをつないだガイド登山も多い。
3250m、本八合の下の小屋にスキーをデポ。山頂を目ざす。風もあって雪は堅くアイゼンなしでは無理。1時過ぎに山頂、10人ほど。ガスが湧くこともなく下界の展望が素晴らしい。山頂からは三々五々10人ほどがスキー、ボードで下るのを見学。
2時過ぎに下降。右のアイゼンが不調でピッケル片手にだましだまし下る。8合目からは吉田大沢を大回りで滑って、下部は、先行トレイルどおりトラバースして泉ヶ滝分岐に滑り込む。4時前終了。紅富士湯に寄って須走道駅でハイウエー渋滞解消までひとやすみ。深夜帰京。
日曜日の北面。一合目から |
大沢ドライブインの雪崩跡 |