HISTORY & STORY

6.05.2018

富士山春山

富士宮口ルート、スキーはできなかった

2018年6月2日 土曜日
member 伊藤記
水が塚から。上部雪渓はズタズタ、下部雪渓はほとんどない

無風の好天日、登山者たくさん

前日に水が塚駐車場まで入る。好天が続くという予報。森光さんが明日北面にスキーに行く予定と聞いてつられてやってきた。こちらは南面で単独行動(今回はともに山岳会に登山届をだしている)。

夕方、富士山はガスの中で姿を現わさなかったが、夜中に月明かりでよく見えるようになる。が、がっかり、南面にスキーのできそうな雪渓はのこっていなかった。

日の出のころ五合目駐車場まで上がる。6時前スタート。スキーは置いて、靴もハイキングシューズに変え。アイゼンもピッケルもなし。
九号五勺

富士宮口浅間神社奥宮

無風快晴の日で50人くらいが登っている。スキーヤーはひとりもいない。11時過ぎにとぼとぼと富士宮口山頂。12時に剣ヶ峰に立つ。スキーがあればお鉢に滑り込むことはできそうだ。数日前の新雪がぐちゃぐちゃに残っている。そういえばそのとき東京から富士山が真っ白に見えたのを思い出した。

のんびりしてから下山。トレランの人が10人ほどいて最後の雪渓も平気で登り下りしていた。雑誌かなんかの取材チームのように見えた。

スキーなしの下りはつまらない。3時過ぎに終了。久しぶりの3000m越えで手先がしびれたり頭痛がした。おおにぎわいの山中湖石割の湯に寄って道志道の駅へ移動。
お鉢は新雪が残っている

山頂でお暑いほど

森さんによれば北面は3200mまでしか滑れなかったとのこと。そういえば昨年は6月4日にこちら南面を滑っている。雪渓は残っていて3000mまでは滑ったはず。富士山スキーは5月のイベントだといえる。