HISTORY & STORY

4.30.2019

八甲田山雛岳スキー

八甲田山のスキー
GW連休なのに冬模様

2019年4月25-28日 
member マツクラ、ハネダ タカギ 伊藤・記
1日目 田茂ヤチ岳

雲は低く青空

この日は気温高く春


4月25日 木曜日
早朝、タカギ車で東北道へ。北に上るほどに桜がきれいになってくる。岩手山サービスエリアでハネダ、まっつあん車と合流してさらに北上。黒石経由、3時に八甲田ロープウエー着。

山は雲の中でときどき青空。3時40分の便で田茂ヤチ岳に登り、フォレストコースを滑る。新雪だがグサグサの雪質だった。

八甲田温泉にイン。温泉がいいと立ち寄る人が多い。施設はそれなり。


2日目 アプローチは箒場岱つたいに登る

雛岳めざす

大きなカンバ

雲が下がてきた

八甲田の隠れた名ルートが雛岳

4月26日 金曜日
山は雲の中。箒場岱に移動して雛岳を目ざす。きれいなブナの森を登り、高田大岳と雛岳のコル手前まで。

雲が下がってきて雨風が近いので大きなダケカンバの下から滑走。森の中を自在に滑って昼過ぎ終了。すぐに冷たい雨になった。

八甲田温泉から2㎞にある田代元湯はこのあたりの老舗温泉だが、今はすっかり廃墟になっているらしい。近いが廃道を辿るのは難しい。

八甲田温泉の前の道を野辺地方面に向かうと峠を越えた先に上北鉱山がある。戦争前後に神風鉱山といわれ日本一銅などを出したところらしい。人口5000の町があったが、今はその跡と毒消し施設が残るだけ。5月末まで除雪されないのでたどり着けない。「山行が」で廃トンネル探検記を見たことがある。


3日目 田茂ヤチ岳

アイスバーン注意
ゲレンデにもどる

4月27日 土曜日
夜半の雪が15センチほど積もった。八甲田山とはいえ今ごろの積雪は珍しいとか。荷もつをまとめて宿を出てロープウエイへ。強風で運休中なので、酸ヶ湯で喫茶する。10連休の初日、相変わらず人が多いところだ。近頃は疎遠です。

ロープウエー駅へ戻ると平常運転となっていた。昼前の便で田茂ヤチ岳に上がりダイレクトコースを下る。大岳など稜線は雲の中。ルート上部はバリバリのアイスバーンだったが後半は楽しい林間滑りとなった。

山から黒石に下り、弘前城の桜のにぎわいを車窓から眺めて、岩木山麓嶽温泉へ。
小島旅館にイン、ここも昭和のおもむきのある宿。

今日から運行予定だった岩木山スカイラインバスは雪のため運休だったようだ。


4日目 バス待ち。宿前のにぎわい

岳温泉から

野市里から
帰路、向こうに八甲田山

4月28日 日曜日
ピーカンの朝、朝食後、宿前のバス停で8時20分発のスカイラインバスを待つ、が今日も運休とのこと。岩木山バススキーを楽しみにやってきた人はみんながっかりだった。前夜の雨が山は大雪だったようだ。まばゆいばかりの岩木さんの写真を撮ってから帰路につく。

大鰐インターから東北道に乗り、那須ではねやん、まつちあんと分かれ暗くなるころ都内に入った。
今回は運動不足で1kgほど増加してしまったなあ

4.19.2019

神楽峰反射板ルート

神楽峰春スキー
反射板ルート面白い

2019年4月17日 水曜日
member 伊藤・記
かぐらゴンドラで上部ゲレンデ

上の雪原帯を行く

ニセ神楽から本峰と苗場山を見る


 
 湯檜曽川下って利根川の畔、水上の水紀行道の駅、ときどき上越線を走る列車のゴトごとが聞こえる。広びろしていて快適なところだった。朝6時には出て国道17号で三国峠を越えて新潟県へ入る。8時始発の三俣ロープウエーでかぐらスキー場に上がる。1~2本ゲレンデを滑って時間調整。

昨日はいわゆるぴーかんでブルー一色の空だったが、今日は高い薄い雲が現れて徐々に下りの傾向。ドラマチックというか動きがあって、それも悪くない。
第5ロマンスリフト上のゲート

9時半に第5ロマンスリフトでスキー場トップにちゃっかり上がる。山側にはゲイトがあってパトロール隊員が番をしている。雪崩ビーコンのチェックをしているようだ。ここをパスして、シールをつけてのんびりと神楽峰へ向かう。前後にはスプリットボードの二人と山スキーのソロくらい。
右が南側

左側が北

ニセ神楽峰までは小一時間。振り返ると絶景が。右側(南側)から、平標、仙の倉、谷川岳、朝日岳、知らない低めの山、巻機山、中の岳、越後駒ケ岳、阿寺山、八海山、さらにその奥に霞むのは守門岳、浅草岳だろうか。

魚沼の屏風の連山のうしろにうっすらと見えるのは、日光白根、至仏山、燧ケ岳、会津駒ケ岳、、平が岳かな。
神楽峰山頂と苗場山

夏道尾根をまっすぐ下ると反射板。右が棒沢で立ち入り現金

反射板から大きく右に回り込む、滑りやすいところを

神楽峰の山頂には棒沢に入るな、という看板がたてられていた。ここでものんびりして11時過ぎに山頂から滑りだす。夏道尾根に下り反射板へ滑り込む。数本のシュプールがあって反射板からさらに下っている。それを追う。南面の雑木の疎林で、湿雪だが快適な滑降が楽しめた。パウダー時期ならもっといいだろう。おしまいは沢に下り、田代ゲレンデに合流する。12時。
森の中だがオープンスペースも多い


リフト3本でかぐらゲレンデに戻り、1時過ぎには三俣の駐車場に下山。

三国峠を越えて渋川、上武道経由、花園インターで関越道に乗り、暗くなってから帰京。



4.18.2019

谷川岳天神尾根と熊穴沢

天神尾根と熊穴沢スキー

2019年4月16日 火曜日
member 伊藤・記
谷川岳と天神尾根

熊穴沢


暗いうちにスタート、朝のラッシュ前に関越道に入る。あとはのんびり。渋川ICから下道で水上経由谷川岳ロープウェイ。

8時の始発で天神平に上がる。登山者は20人くらい、山スキーヤーは数人の若ものグループ。極太板を使っている。峠リフトは運休なのでここから登る。

8時半にスタート、2~3日前に雪が降ったようで山肌はきれい。気温は高く手ぶくろ不要。つぼ足のステップが続くのでスキーは背負ったまま、天狗のとまり場まで。そのあと山頂までシールで登る。トマの耳11時。
好天日で登山者多い

トマの耳から沖の耳。芝倉岳にもひとが

今日は長くつでも登れただろう

雲ひとつない青空で全方位よく見える。遠くは八ヶ岳、富士山まで。山スキーの若者たちは芝倉岳へ向かっているようだ。

11時半に滑降。フィルムクラストの好条件で西黒沢落ち口までひとまたたき。1時間の登りも1分で消化。あとは尾根の片斜面を滑ってすぐ熊穴沢避難小屋。
熊穴沢は急で雪崩注意

西黒沢との出合

熊穴沢にはきのうおとといのシュプールが残っていた。日陰はややモナカ雪、日当たりのよい斜面は腐れ雪でさっさと下る。デブリは小さなものがひとつ二つでまだ少ない。

ロープウエー山麓駅まで滑りこんで12時半に終了。スピード下山だった。ロープウェイの往復券を買ってしまったのは失敗だったな。
熊穴沢はいつもどきどき


湯檜曽の外れで旧湯檜曽駅を見学する。現駅とは街の反対側、山肌にしがみつくようにホームがあったらしい。「山行が」の記事を思い出したから。雪除けのトンネル階段が面白い。
階段とトンネルを使ってホームへ登る

諏訪峡温泉センターに寄って水上の道の駅で休憩、車泊。



4.07.2019

御殿山 南房総

御殿山ハイキング
風が強かった
2019年4月5-6日 
member ケイ 太郎 伊藤・記

御殿山山頂から西側。双耳の富山、伊予岳、鋸山など、奥に富士山、三浦半島など

房総の山中は細道が多い

地図では近いがそこそこ登ります

山田の駐車場

あれは伊予が岳ではないか

5日金曜日 晴れ
アクラライン経由で千葉県へ。南風の日で羽田を出た飛行機が海ほたるの上で北と南にわかれ飛んでいくのがよく見えた。嶺岡山系の御殿山ハイキングへ。木更津ICから内陸を南下、酷道410号を下り鴨川・岩井線(県道89号)に右折。峠を越えたところで三角頭の御殿山が見えた。

春らんまんの山田の登山者駐車場に9時過ぎ到着。平久里川の小さな橋をわたり、そそり立つ正面の山へ。見上げる稜線に社らしいものが見える。あれが有名な大黒様だろう。
照葉樹の森を行く

大黒様

大黒様から見下ろす平久里川沿い山田の村

急坂を小一時間でその大黒様。村人が担ぎ上げたという案内があった。たぶん蓮田(レンコン畑)だろう、それと太陽光発電畑が目立つ村を見おろす。
いったん下って植林帯をぬけ、細尾根を辿る。最後はモーレツな急登になって御殿山山頂着。10時半。山桜の大木が2本、満開だった。
御殿山山頂の山サクラ

西に伊予岳、富山、鋸山が見える。その奥に意外に大きな富士山。南は千倉方面か、海が光る。御殿山は、伊予岳や冨山より標高が高い。頂上から見た眼でもそれがわかる。ずーと南風が強く寒くはないが森が揺れて落ち着かない。

山頂からさらに先、大日山の方に下り、トラバース道で往路に戻る。大黒様から急坂を下ったところで別の下山路に入る。名所の大イチョウや蓮田や平久里川の様子を見ながら駐車場に戻る。大イチョウと社はあまりケアされているようには見えなかった。蓮田のレンコンの収穫を見てみたいものだ。川には魚一匹いなかった。1時ころ終了。春らんまんのハイキングだったが、有名なわりに出会ったハイカーはひとりだけだった。いつか、次回、南側から大日山にも登ってみたい。

ローズマリーガーデン。シェークスピアの生家もあるらしい

白浜野島崎

館山の沖ノ島公園

伊豆、三浦半島よりもいい感じかな

白子の道の駅ローズマリー公園でイギリスの古い建物やガーデンを見る。うらぶれた感じがでていてよかった。海岸線で白浜へ。リゾートホテルにイン。去年も泊まったところだった。犬連れもOKのところでそんな人が多かった。

6日 土曜日
内房の海岸線をドライブして北上。館山港の海軍艦を見てから沖ノ島を散策。さらに北上して崖観音を仰いで、富津岬公園を見学して夕方帰京。