HISTORY & STORY

6.08.2019

玖珠の万年山 難読山名

ミヤマキリシマさかり、九州の山 4
2019年6月1日 土曜日
member 伊藤・記

牧場の先のテーブルマウンテン

九州4日目。
湯布院の朝はまずまずの天気。気温が高く見上げる由布岳の頭はガスの中。こないだ大船山で会った夫婦から地元のハイキング山をいくつか教えてもらった。万年山、福万山、鶴見山など。めでたい山名ばかりだが、今日は万年山を選ぼう。

万年山と書いて、はねやま、と読めるのはローカルくらいだろう。国道を10㎞ほど走り玖珠町からくねくね道で山へ上がる。

登山口は牧場だった。7時半にスタート。牧場の仕事道を上がり、ミヤマキリシマ園を見てよく整備された山道に入る。万年山はメサとのことで溶岩でできたテーブルマウンテンだった。山頂9時。立木は少なく草花が咲き競う高原だった。

春霞で遠望はきかないが涌蓋山(わいたさん)だけはよく見える。去年登った九重の外れの山だ。

万年山の頂上部は高原状

愛用のパックと現地調達の杖など

往路を戻るが、いまごろになって登ってくるハイカーが多い。登山口駐車場は満車だった。10時終了。

この日の行程

湯布院に戻り、由布経由で臼杵市へ移動。有名な石仏群を見に行く。田んぼの広がる平らの奥にエリアがあった。国宝とあってかなりの観光地。のんびり見てまわる。あちこちに摩崖仏や素朴な石仏があった。平安時代のものかな。

国宝だよ

以前は首が落ちたまま置かれていた。これよく見ました

摩崖仏は立派な建物に守られている。この原っぱには古い寺があったらしい

東海岸沿いに佐賀関、別府を走り、国東半島を目ざす。関サバの佐賀関で見る巨大な煙突は銅を精錬する工場のもののようだ。

国東市境のJAいこいの湯に寄ってから海辺の小さな道の駅くにさき、にイン。ここは海水浴ができる。