HISTORY & STORY

7.12.2019

雨竜沼湿原と南暑寒岳2019

尾瀬よりも静かでいいかな
メンバー 伊藤・記
湿原入り口、遠くに南暑寒岳と暑寒別岳

コンパクトだが植生豊富

東西4kmだから横断に1時間はかかる

2019年7月3日水 北海道初日 
友人に聞いて、ものはためし、LCC初乗り。
フライトは直前キャンセルがあってすぐに午後便に変えたのだが、このあたりさすがLCCというところ。ジェットスターはオーストラリアの会社らしい。フライトは可も不可もなく、成田に近い人なら使うでしょう。少し遠くても、社用でもなく、ムダなパッケージはいらないという、ついでにヒマな人には向いているでしょう。

午後おそく新千歳空港着。いつものクイックレンタカーでトヨタ車を借り出してヤマト運輸で荷物をピックアップして岩見沢へ、三笠のイオンで買い物。雨竜町に入るころには暗くなっていた。田んぼアートのとなりにある雨竜道の駅で泊。米どころらしい。
南暑寒荘はだれでも利用可。ことしから無料の施設


流れが緩くなって湿原間近か

北海道2日目 7月3日水
よい天気。
道の駅から一本道で雨竜沼湿原入り口の南暑寒荘へ。林道の途中、昨年大雨で崩れた現場を見る。きれいに復旧されていた。昨年は災害直後で入山できなかったのだ。

南暑寒荘のパーキング7時半スタート。昨日の雨か湿った山道を1時間ほど登り湿原入り口に着く。ドラマチックに景色が変わり、素晴らしい高層湿原と青空が広がる。奥に南暑寒岳と暑寒別岳が見える。周遊路は一方通行で、ここで数人のハイカーと遇う。湿原には初夏の花があれこれたくさん咲いている。
展望台から雨竜沼湿原

ガスがでてきた

木道の周遊路がある

少々くたびれた木道をのんびり小一時間歩いて湿原の向こう端の南暑寒岳登り口へ。
緩いがけっこう長いハイキング道を2時間ほど登ると南暑寒岳山頂。11時半。ガスが湧いてきて展望はわずか。このあたりで遇ったのはソロ男性3人。

この先、暑寒別岳へ行く人も少なくないようだが遠い、増毛山地はクマの多いところでもある。往路をも戻る。3時終了。
シーズン初めで人は少なく静かな山だった。標高差が800mほどなのに時間がかかったのは、のんびりしてたのと、水平距離が長いから。
雨竜沼湿原への林道が開くのはだいたい7月初めらしい

パーキングで雨竜町の管理に500円の協力金を払い、町のあれこれ割引券をもらう。
クルマが走りだすと子グマが現れた。一度森に入りまた飛び出してきた。コロコロした中型犬の大きさで、3度目はなかった。
雨竜の町に戻り、大型箱施設にある温泉に寄って、今日も道の駅に泊まることにする。車は少なく快適な場所だ。