HISTORY & STORY

3.06.2020

烏場山ハイキング

花嫁街道を歩く

2020年3月3-4日
member taro kei itokisya

南房総の里山へ

ところどころに展望台

花むこコース尾根と烏場山(中央奥)

マテバシイの道
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

千葉県にも百名山があるとまつちあんに教わった。岩崎元郎さんの新日本百名山のひとつ烏場山だという。そこに花嫁街道という古い道が続いているらしい。

早起きしてアクララインで木更津へ。房総スカイラインで半島を縦断して外房の鴨川、和田浦。
海岸線から細道に入り外房線をクロスして山際へ。ドンつまりの花園広場の脇に数台の駐車スペースがあった。トイレもあり。
黒滝

倒木被害がひどい

道標たくさん

烏場山花むこコースという案内がある。なりゆきでこちら側から登ることにしよう。帰り道は花嫁街道を下る左回りの周回。9時半スタート。
まず黒滝。すぐそこだが渡渉もあってハイヒールでは難しいかもしれない。細い1本の流れが落ちているだけだが雰囲気は悪くない。滝の横の崖を登る階段がつくられていて尾根上に上がることができる。

金毘羅神社までは急坂。昨年の台風で山は荒れていて、登山道には倒木があちこちにあって、一時は通行不能だったらしいが、いまではチェンソーを使ってきれいに除かれている。
花嫁街道入口と花園広場にパーキング少しあり

烏場山山頂


歩きやすい古道

展望台がいくつかあって房総の山と光る海が望める。花むこコースは急坂のある細い道でごくフツーの登山道だった。11時半に烏場山山頂。反対回りの二人組と出会う。ぬかるみ道がひどかったという。イノシシのぬた場になっていたとも。

山頂から花嫁街道へと下る。山側の村(五十蔵)から登ってくる旧道があって、ここが峠か、和田浦へ続く道が花嫁街道だろう。駒返しの地名もある。展望台がところどころにあって、今日は富士山が見える。
谷の向こうに登ってきた花むこコースの尾根があり、烏場山を見上げることができる。

道はゆるやかに下っていて尾根上のコブを上手に巻いている。幅もある。馬も行き来しただろう古い道だということがわかる。
一帯は植林された針葉樹の森が多いようだ。マテバシイの名所もあった。海水に強い木とかでこれも古い植林らしい。

遊歩道のように歩きやすい道を行く。最後にやや急な坂を下ると林道に出た。花嫁街道入り口と案内がある。ここにもトイレがあり数台の駐車スペースがあった。
ムダな上り下りを避けた秀逸な道の造りでハイウエイの名のとおりだと思った。

数百mほど舗装路を歩いて車に戻る。2時半終了。
山頂の二人組のほかにはだれにも会わず。
浜辺の宿


鴨川の浜辺にあるグリーンプラザにイン。新改装されてきれいになった。ここの夕飯朝飯はクオリティ高いと思った。翌日は霧雨天気。往路を戻り昼前に帰宅。