HISTORY & STORY

6.01.2021

那須中大倉尾根と足尾銅山

シロヤシオ満開、昭和の足尾

member 太郎 ケイ itokisya記

date 2021年5月28-29日 

五葉ツツジ(しろやしお)

五葉ツツジ(しろやしお)

那須の茶臼岳と朝日岳

那須中大倉尾根

那須アウトレットで


5月28日金曜日

東北道西那須野ICでおりて県道30号で那須湯本。マウントジーンズのゴンドラで中大倉尾根に上がる。


シロヤシオが満開だった。2-3日前にNhkテレビで紹介があったらしい。それでか見物人が多かった。


那須アウトレットに寄ってから敷島牧場のフロらシオンにイン。ハネダさんとスキーにきたとき泊まったホテルでゴージャス。明日結婚式があるらしい。

このあたりが鉱山の中心だった。通洞地域

等身大人形があちこちでおしゃべりする

精錬所旧景。
毒煙りをうすめるために煙突を高くして拡散する。日立の銅山はそれでうまくいったというが本当か

旧精錬所あと

足尾(渡良瀬川)の堰堤上。洪水で汚染土が流れるのを防いだ。後からの対策。
バックは日光の社山あたりか。こないだ半月山からしろちゃけた足尾の山が見えったけ




5月29日土曜日

県道30号で矢板から日光へ。日足トンネルをぬけて足尾町へ。



足尾銅山観光で坑内など見学。見渡すかぎりの山に坑道があったらしい。山は伐採と煙害と洪水で裸地化したという。下流で起きた鉱害はよく知られている。旧銅山は古河財閥のもので今はわずかな遺構と昭和の町のおもかげが残るだけ。

あの渡良瀬遊水地は、足尾鉱毒事件の対策のひとつだったという。


渡良瀬川沿いに上って松木沢の大きな砂防堰堤までドライブ。とくに土砂崩れと洪水で毒水が流れ出したらしい、堰堤は後手ながらそのため。そういえば松木沢はアイスクライミングで有名だね。


草木ダム、黒保根と下って大間々から北関東道で佐野経由東北道で帰京。

感想

北海道や九州の旧炭鉱にも足尾のような昭和の遺構と空気があるけれど、炭鉱の場合は石炭を掘って出すだけだから鉱害は少なかったのだろう。銅山は精錬で毒がでるから始末が悪かったということかな。

炭鉱の煙突は、動力のためのボイラーの排煙が目的らしい。足尾など銅山の煙突からは亜硫酸ガスが出たらしい。