HISTORY & STORY

1.08.2022

霧ヶ峰周回スキー

諏訪のスキートリップ 2

2022年1月4日
member 伊藤フミヒロ記

1月4日 火曜日 晴れくもり
インスタグラム掲載のパノラグラム作品2点

なつかしい沢渡スキー場

車山乗越目ざして帰る



諏訪湖畔、朝の気温は0度と暖かすぎます。上川沿いの通勤バイパスを走り、茅野からビーナスラインで車山スキー場へ。白樺湖から上は雪道です。

リフト3回分の券を買って、1本あしならし。もう一度スキー場トップ(車山山頂1925m)に上がります。11時半、車山北面を車山肩へトラバース。ここは雪崩もあるところ、小さな谷も入っているので下り過ぎはだめ。あたりにだれもいません。

ルートを選べば車山肩までらくらく滑り込めます。廃屋のような肩の小屋があって陰でひとやすみ(NAS肩の小屋とあっていっときはスポーツクラブが持っていたらしい、写真撮影のポイントです)。
車山北面を滑る

車山の肩から八島湿原方面

肩の小ピークは旧沢渡スキー場のトップで好斜面が広がりますが、だれもいません。シュプールもなし。快適なパウダースキーイングでゲレンデ食堂(1650m)まで滑ることができました。あたり人気はありませんが、以前はリフトがあってそれなりににぎやかなところでした。

12時、近くのヒュッテジャベルにトラバース。建物は昔のままですがやっていないよう。でも人は住んでいる模様です。
ここからシールをつけて車山乗越(1830m)まで登り返します。ムダに登らないように斜に進みますが、ラッセルもあって疲れました。

1時間以上かかって車山乗越、車山スキー場のサイドを滑って14時30分に終了。スキー場サイドにもパウダーラインがあり楽しめました。

毎度の白樺湖畔パイプのけむりにイン。このホテルは快適です。

車山肩にある山小屋

旧沢渡スキー場

ヒュッテジャベル

車山乗越に戻ってきた
omake 
このあたり3つの宿の因縁

●車山の肩の小屋のこと

蓼科の「カフェ 午後の森」blogから

Unknown (@てっけん)
2020-07-03 14:06:48
霧ケ峰のNAS肩の小屋、今から30年ちょっと前だと思いますが宿泊しました。
当時私は小学生で、スポーツクラブNASのスイミング教室に通っており、そのキャンプイベントでした。
基本は麓にあったシャレーNASというペンション風宿舎に泊まり、数組に分かれて夜にNAS肩の小屋に泊まりに行きました。
中略
懐かしいです。

2020-07-03 21:34:45
@てっけんさん、すごいコメントをいただきましてありがとうございます。今でも写真のモデルのように霧ヶ峰の草原に貴婦人のように立つNAS肩の小屋。時空を超えたような彼女の物語を聞かせていただいて感激です。昨日もコバイケイソウ咲く草原に立つ彼女の写真を撮ってきたところです。内幸町の銀行の所有になった話は、ころぼっくるひゅって創設者の手塚宗求さんから聞きました。
肩の小屋

●それから、ヒュッテジャベルはまだ営業している!

いまはコロナで休業らしい。風雪に耐えた建物は紀念物かも、、、。
ここは高橋達郎さんというおじさんが有名でした。霧ヶ峰や入笠山にある古いロマンチックな山小屋はここの後輩にあたるとか。文章を書いたり絵を描いたり、音楽好きの人でもあって…。30年くらいまえに泊まったことがありました。部屋はいまでも狭い和室みたい。そのころ沢渡スキー場も健在だった。
ホームページおもしろい。酒飲みには不向きみたい、残念。(いときしゃのコメント)。
http://www.javelle-kirigamine.com/



●それから、ホテルハイジ休館について。

蓼科の「カフェ 午後の森」blogから

蓼科湖近くの東伏見宮家経営のホテルハイジが取り壊され、
別のホテルができることを知り、
ロビーの暖炉の重厚なたたずまいと
夜の食事にご当主が、「あるじです」とご挨拶に来られたのを懐かしく思い出す。

ハイジのツイッターから

@Hotel_Heidi
ホテルハイジは閉館いたしました。
長年お見守りくださった皆様に心より感謝申し上げます。
この度、ホテルハイジは『Hotel de L'Alpage』として生まれ変わる運びとなりましたのでご報告させていただきます。
FacebookやInstagramにて最新の情報を発信しておりますので宜しければチェックしてみて下さ
長野県茅野市蓼科高原1-1

はー、宮家の末裔とは知らなかった。たしか洋食夕飯のとき、オーナーが挨拶にいらして、あるじでございます、と言ったかとおもう。もともと敷地は宮家の別荘だったよう。(いときしゃコメント)