HISTORY & STORY

10.22.2022

那須の南月山と三斗小屋温泉

ちょうど紅葉、天気はあたりでした。

member マツクラ、ハネダ、イトウフミヒロ 記

date 2022年10月16−17日 日、月曜日







2022年10月16日 日曜日

那須の紅葉を見にいきました。那須連山の西側は行ったことがなかったのですが、きれいな森が広がっていました。


朝いちに出てマツクラ車に乗りかえて那須ケ原のハネダ家へは8時ころ。そのまま沼原に向かいます。

日曜日なのでロープウエーに乗るのはハナからあきらめています。今日明日の天気予報は曇りと雨ですがいまのところ大丈夫。

          

沼原(ぬまっぱら、標高1270m)の駐車場はほぼ満杯でした。100台くらい収容できるよう。

9時スタート。白笹山をめざします。こちら側はハイカーはあまりいません。名物のヤシオツツジや雑木の紅葉を眺めながら登ります。

白笹山1714m。山麓は雲海が広がっていてきれいです。麓にいれば天気予報は当っていることになるでしょう。


南月山(みなみがっさん)1775mまでは緩い起伏が続きます。11時45分着。沼原からの標高差はちょうど500m。正面に茶臼岳が大きく見えます。

姥ケ平とひょうたん池を見下ろす

牛ヶ首は大にぎわい。岩山が茶臼岳


ロープウエーで上がってきたハイカーであふれる牛ヶ首を経由して姥ケ原・ひょうたん池に下ります。このあたりが絶景ポイントと言われているようです。のんびりしてから三斗小屋へ向かいます。また静かになりました。

南月山


三斗小屋へは小さな沢をいくつか越えてトラバースしていきますが錦繍の広葉樹林が続きます。


三斗小屋には2軒の山小屋があって、煙草屋にイン。15時半。

昭和の香りのする宿で、ここまで少なくとも2時間は歩かないと着かないという秘湯です。山小屋ですが、料金は旅館並みというのが最近の傾向らしい。客は登山者が多くて20人くらいでした。素晴らしい露天風呂につかりました。

煙草屋の風呂

沼つ原湿原


2022年10月17日 月曜日

三斗小屋温泉は栃木県板室と会津田島を結ぶ古い街道にあります。この旧街道を下って帰りたかったのですが、ご主人?が橋が落ちているかもしれない、というので、昨日の道を戻ることにしました。

7時半にスタート。予想ハズレで今朝もいい天気。午前中はもちそうです。分岐から下山ルートに入ります。那須山の大きな山腹をなぞるように沼原へ下っていきます。森や灌木、笹原、いろどり豊かな風景が続きます。このあたり植林帯がないように見えました。


沼原まで下って、湿原を歩きました。こじんまりとした平ですが木道があり流れがあり尾瀬のような景色です。案内を見ると植林したり灌漑したり畑にしたりと人の手の入った歴史があるようです。

車にもどったのは10時。

板室温泉の立ち寄り湯500円(としよりは200円)に寄って、黒磯で白河ラーメンして板室ICから帰京。

まだ雨は来ません。


・下にマツクラさんの詳細なレポートあります。プロフェショナルの写真がきれいです。

http://blog.livedoor.jp/mira47/archives/2084232.html


10.13.2022

大室山・加入道山 (丹沢)

西丹沢ビジターセンターからひとまわり。静かでした。

member イトウフミヒロ 記

date 2022年10月11日火曜日

キャンプ場からの大室山(もどってきたとき)


1日だけ天気がよいというので西丹沢へでかけました。大室山あたりはなんどか登っていますが、きれいでしずかなところなのでお気に入りです。



朝いちの大室山(キャンプ場から)

檜洞丸、蛭ヶ岳、丹沢山など


早起きして東名

大井松田IC経由西丹沢ビジターセンターまで。2時間以上かかりました。

先着のくるまが数台います。


6時にスタート。正面に見えるのが大室山です。山が大きくみえます。キャンプ場をすぎるとすぐ用木沢出合。ここに車をおけるかもしれません。そのへんのキャンプ場みたいに広い駐車場がほしいところです。


用木沢は増水しているようです。渡渉が何か所か。ひとりに会いましたが靴をぬいで渡っています。短靴なのでしょうがないようです。私は踏み石伝いにわたりました。何箇所かそんなところがあって靴の中もなんだか湿っぽくなってしまいました。それよりも一箇所、なにげに過ぎた岩で滑ってころんだのがいちばんの失敗でした。手がよごれたくらいですんだのですが。


短靴のおじさんは足が強いようで、すぐに追いついてきました。今日は大室山から畦ヶ丸周回とのことです。以前歩いたことがありますが長いルートです。


小沢伝いに急坂になりましたが、ジグザグ道が壊れていて歩きにくいです。シカに出合いました。イノシシのあともあります。


犬越路峠着8時15分、

標高1060mとあります。駐車場から標高差は500mくらい。登山犬太郎はここに2回きています(じつは3回だった)。

檜洞丸などがみえます。道志川の神の川からのルートは通行止めになっていました。案内では、山に大亀裂が入って崩れそうなところがあるらしい。道志側から入ろうか、とも、おもっていたのでよかったです。

大室山肩下から富士山や南アルプス、右奥は御正体山かな

          

ここからは大室山(1587m)までは

尾根つたいの気分のいい路です。富士山や海の方、蛭ヶ岳などが見えます。

2時間ほど登ると大室山の肩にでました。箱根や富士山や南アルプスが見えます。山頂までは5分ほど。大室山山頂10時半着、休むこともなく折り返して加入道山(1418m)へ向かいます。

加入道山から大室山

リンドウ、ほかにシカの食べないトリカブトやマルバダケブキなどありました

加入道山へ縦走。

ほぼ下りですがやや凹凸があって1時間以上かかりました。展望のよいルートです。

向かいから夫婦連れが登ってきました。逆コースで回っているようです。今日は大正解だと自画自賛していました。


加入道山12時15分、

でひとやすみ、

15分ほど下ると白石峠につきます。1時前。


荒れはてた白石沢。あまりおすすめできなりルート

           

ここから用木沢出合いまでの下りは悪路です。たしか前のときも(調査中)悪路でしたが、今はさらに。

とくに上部は急坂のうえ路が壊れていてい危険でした。

下半分は渡渉が連続します。木の橋がほとんど流されていて、飛び石伝いのあぶない渡渉でした。

7〜8回川を渡りますが、いけるかな?のジャンプもあって今回いちばんの核心でした。

なんとか靴を濡らすことなくラッキー。


それにしても

ここの砂防堰堤の多さはなんだろう、昭和の仕事だと思いますが。50くらいありそう。堰堤は埋もれても効果ありなのだそうですが。


用木沢出合い

にもどったのが2時半過ぎ。ビジターセンターにもどったのがちょうど3時。行動時間は9時間でした。下りは膝痛もでて時間がかかりました。


それにしても

脊柱管狭窄症のしびれ、10年も続いた鈍痛がこの1年のあいだにすっかり消えたのは不思議です。 


今日出会ったのは3人だけ。ヒルにも出合いませんでした。


東名青葉から横浜港北線、で第三京浜分岐を見逃し、首都高羽田ランプ経由で帰宅しました。天気のこともあり文字どおりの日帰り山行でしたが、忙しくて疲れました。



追加1

白石沢は以前下ったような気がしていたが今回が初めてかもしれません。

関東山地には似たようなところが多いから、といいわけします。


それから太郎は犬越路峠を3回登っていると下にでていた。檜洞丸のときが初回です。

ほかに大室山の記録など以下ありました。

それにしても、太郎がいつもいっしょだったんだなー。


2014年12月 大室山

https://itokisya.blogspot.com/2014/12/blog-post.html


2017年11月 大室山

https://itokisya.blogspot.com/2017/11/2.html


2018年12月 加入道山ハイク

https://itokisya.blogspot.com/2018/12/blog-post_28.html


2011年10月 桧洞丸

https://itokisya.blogspot.com/2011/10/blog-post_18.html


追加2

通行止め。知らなかったのですが、

用木沢出合手前のコンクリート橋が3年前の19号台風などで壊れていて今年の7月末日まで通行できなかったそうです。ここ数年、用木沢も白石沢も入る事ができなかったよう。



追加3

シカ柵の中は

シカ柵の中は緑、ほかは坊主

下草が緑緑しているけれど、ほかは刈ったように坊主になっていました。シカの食欲はすごいと思いますが、シカ柵のあるところはわずか。ほとんど全山下草は坊主になっていてこれでいいのか(多分なりゆきだからいいのだろう)と思いました。丹沢に限らず、関東山地はすべて似たような感じなのではないでしょうか。