HISTORY & STORY

7.28.2023

妙見山と金北山(佐渡ヶ島)

島のハイキングと観光

date 2023年7月24−26日 月曜日

晴れ

member  ケイ 伊藤フミヒロ 記

両津港につきました

両津から見える加茂湖と金北山、妙見山




2023年7月24日 月曜日

3時に出て関越道を北上、新潟のフェリー埠頭には余裕で到着しました。9時半発のときわ丸で佐渡にわたります。梅雨明けの好天で波静か、2時間半の航海。両津のニッポンレンタでクルマを借ります。


古い金山の町相川に移動します。島は初めて、軒の短い2階建ては雪国新潟らしいですが、黒光りする瓦屋根や木作りの外壁など佐渡独特の風景があります。新建材を使わない町並みは上品できれいです。西海岸をドライブ、尖閣湾を見物。遊覧船でひとまわりしました。海辺も30度越えで暑いです。


海岸線を走りドンデン山高原を越えて両津に戻りました。

ドンデン山のドライブは急坂急カーブの細道で内地ではめったに見られないものです。トヨタのヤリスはヴィッツの後継らしいですがよいクルマだとおもいました。ドンデン山越えでは一台もすれちがわなかったのは不思議。


両津のあおき屋にイン、加茂湖と金北山を望む景色のいい旅館です。



白雲台P。見晴らし抜群

妙見山へ登る。ブナ細木の森

妙見山もうすぐ

妙見山山頂。古い石仏などあり。向こうが金北山

        
花が多い妙見山

軍用道路とアンテナ群

        

2023年7月25日 火曜日

朝食後白雲台のビジターセンターへ移動。ここに登るのも急坂急カーブで驚きました。切り立った山並みなのでしょう。

標高850mの見晴らし抜群の白雲台、9時ころスタートして急坂を妙見山(標高1055m)に登ります。暑い日ですがブナの樹林が日差しをさえぎってくれます。なぜか草刈りがなく地元のお世話が感じられません。見晴らしのいい尾根にでてすぐに妙見山頂10時ころ。


巨大なレーダー館は自衛隊管理。島のどこからも見られるほど大きいです。妙見山山頂は踏み跡もわずかであまり人が登っていないのか、とおもいました。高山植物が多いです。

案内も不明でレーダー建屋の裏からヤブ道を適当にくだり広い軍用道路にでました。自衛隊の敷地内だそうです。妙見山から金北山は案内では1時間とのこと。殺風景な広いダート道を歩きます。遠くに金北山が見えます。クルマも人もいません。日陰もなくあまり暑いので1005mのコブでひと休み。


昭和の末の航空事故の慰霊碑がありました。読売の小型ジェット機が佐渡空港着陸寸前、雲に入りこの北斜面につっこんだそうです。空港はすぐ南の両津にありますが妙見山があるのを「失念した」というのは本当か。


あんまり暑いのでUターンすることにします。妙見山を通らずに白雲台に下る砂利道があります。12時にクルマに戻りました。

金北山は6月の花の時期にドンデン山から白雲台へ縦走するのがベストのようです。行程は7−8時間でタクシー利用がいいみたい。


大佐渡スカイライン(この道もモーレツな急坂)を相川方面に下って、佐渡名物の金山鉱や北沢選鉱所、佐渡奉行所、相川湊など見学。海岸を走って両津に戻りました。佐渡の海岸はきれい。

尖閣湾

上 北沢浮遊選鉱所跡 下 佐渡金山

上 尖閣湾 下 新潟港


2023年7月26日 水曜日

9時半のジェットフォイルで新潟へ戻りました。高速船なら1時間ちょっとですが、おとといの大型のフェリー船のほうが船旅が味わえます。

関越道を走って3時ころ都内に入りました。

島内のドライブは160kmほど。新潟から都内は330kmで往復だと660km。



おまけの写真


おまけの感想

トヨタのヤリスは日本のレンタカーの定番ですが、去年ヨーロッパ(EU内)でいちばん売れた日本車らしい。こないだヤフーの記事でよみました。小型クラスで10番以内だったと思う。ちなみに首位はプジョー308か208?つぎがフォルクスワーゲンのゴルフだったそう。いちばん人気のゴルフは生産がまにあわず2位になったとか。

ヤリスは性能いいですがスタイルが好みではありません。私のばあい。顔もなんだか蚊やトンボのように見えます。


が、いちばん感心したのはBシフトに入れると急坂下りで強力なエンジンブレーキがかかること、それなのに回転数は3000くらいしか上がらないのが不思議。どうなってるのか要チェック。これならアルプスの山道も安心して走れるでしょう。


県道81号のこと

知らない人ですがドンデン峠のブログ

https://wellon.lomo.jp/tohge/tohge_5t/donden/donden1.htm



7.21.2023

ハンゼノの頭(奥多摩)

青梅街道(大菩薩ライン、国道411号)柳沢峠から忘れられたようなハイキング道へ

date 2023年7月18日 火曜日

晴れ

member 伊藤フミヒロ 記

ハンゼノの頭

こんな感じのところが目立つ

生成不明な大石があちこちに


こじんまりした草原がところどころに

涼しい朝霧高原道の駅から精進湖経由で酷暑の甲府盆地へ下ります。古くは駿河湾から甲府までひと晩で魚を運んだという中道往還です、馬で。右左口(うばくち)から塩山市街経由柳沢峠へ。

柳沢峠はとなりの雁坂峠が長大トンネルで秩父に貫通するのに、いまでも山稜を越えて丹波山村、奥多摩へ続いています。青梅街道のことです。国道は大きく改良されていてループ橋やトンネルもあって走りやすいです。標高1450mはかなり高い。ヒロユキさんのレポートでここのハイキングを知りました。暑い夏の山歩きに向いているようです。

大菩薩方面?

          

これは珍しい。ハイキング道の脇にゴミカゴ

峠の茶屋の裏にひろい登山者駐車場があって数台クルマが。スタートは12時。歩きやすい登り道が柳沢の頭まで続きます。標高1671mの頭はせまく展望もありませんが三等三角点がありました。

このあとはゆるい起伏できれいな主脈を行きます。ハンゼノの頭(標高1686m)まではわずか、13時到着。広い山頂で眺望も素晴らしい。とはいえ夏雲で南アルプスや富士山はよく見えません。甲府盆地が見下ろせるようです。

柳沢峠からは1時間の登り、標高差は250mほどでたいしたことはありませんが歩きがいはあります。



屋根に穴があいた東屋

ベンチとテーブルの跡

林道歩きはほとんどありません


この先も奥多摩らしい、雑木とところどころ大石のある稜線、ときどきこじんまりとした草原が続きます。

三窪高原というのは電波塔1676mの手前の草原らしいです。廃墟のような東屋やトイレがあってこのところ人の手が入っていない様子。木製階段も多いですが古ぼけた感じで、それにしては登山道はヤブもなくきれいです。

出会ったのは数人、休日はもっと人が来ているのではと想像しますが、ともかくお買い得なルートだと思いました。

標高1673mのコブまで行ってから戻りました。15時15分終了。


時間があるので一之瀬高原へ行ってみます。長らく通れなかったおいらん淵からの道が開いたらしいので。道は柳沢峠側からの林道(やはり一之瀬に行ける)と同じくほとんど1車線。片側は深い谷でのぞき込んでも流れは見えません。奥多摩の究極を教えられます。

しょうらん峠の登り口にある民宿みはらしまで行きました。ここにハイカーはクルマをおいて(500円)登るらしい。この先の作場平は笠取山の登山口です。笠取のハイキングはたしか去年、雪があって楽しい山でした。都の水道局が世話をしているらしく登山道がきれいすぎてヘン。


一之瀬の民宿みはらし

おいらん淵あたり

丹波山道の駅


奥多摩周遊道路月夜見パーキング

ドライブルート。350kmくらい

一之瀬はもともと多摩川最源流の集落ですがいまや限界の村。やめてしまったキャンプ場がいくつか。ひとつだけ営業中があるようす。ほとんど廃の村です。往路を対向車がこないことを祈って、戻りました。ついでに、多摩川の語源は丹波川だそうです。


国道411号を下り丹波山道の駅にイン。となりののめこいの湯は初めて。やや高い(900円、3時過ぎは600円?になります)ですが。その分いい雰囲気があります。夕方まで暑くて心配しましたが急速に冷えてきて快適になりました。ここの標高は650m。


7月19日 水曜日

帰り道は奥多摩周遊道路(都道)を選びました。地図でそのくねくねを見て長らく敬遠していた道ですが完全2車線の快適なルートでした。月夜見山パーキングから見る奥多摩の山々は値千金。三頭山登山口の都民の森も初めてです。三頭大滝まで遊歩しました。つぎにはこちらからも三頭山へ登ってみたい。


秋川沿いに下ってあきる野、あとは立川、多摩川沿いにすいすい、昼過ぎに都内に入りました。 


上 奥多摩周遊道路から奥多摩湖を見おろす 下 丹波山道の駅

富士山宝永山第三火口

須山登山道ぐるり


date 2023年7月17日 月曜日

晴れ

member 伊藤フミヒロ 記

正面に富士山




朝早くでて東名大井松田IC経由御殿場へ。3連休の最終日で混雑はありません。富士山スカイラインで須山胎内バス停前。数台とめられます。その先の水ヶ塚は富士登山バスの発着でこの時期混んでいます(1時間以内は無料とのこと。普段は無料)。


スタート8時10分。ここの標高は1460mくらいで涼しいです。すぐに須山胎内神社、富士山樹海の中をゆっくり登ります。幕岩を過ぎると開けてきます。三辻、このあたり霧がでたりしますが日が射すとあついくらいです。三辻までは人にあいませんが、このトラバース道で数人、御殿場5合目の駐車場に続いているからでしょう。双子山(二ツ塚)は霧でみえません。富士山頂もみえない。

須山胎内バス停のパーキング

溶岩トンネルがある胎内神社

三辻あたり。森林限界

花もあります



宝永山第三火口あたり、道が多くて複雑です


12時前に宝永山第三火口にでます。大きく開けて気持ちのよいところです。標高2170m、御殿庭上と案内がありますがこの地名はわかりにくい。第三火口でしょう。火口そのままを歩けますがここを訪れる人は少ないようです。

須山登山道を水ガ塚まで下ります。すぐに村山修験道の行場があり、その先に御殿庭の案内があります。どこが御殿庭なのか?昔(冠松次郎のころ)はきれいなところだったのでしょうがいまは特定できません。



富士山頂は雲の中。南面はいつもガスが湧きます。右が宝永山

倒木エリアがあちこちにあります

苔も多い

溶岩トンネル


水ガ塚手前50mで左折して樹林の中の遊歩道を須山胎内へ、バス停パーキングへ戻りました。

このあたりの樹海はきれいですがよく見ると針葉樹の植林帯もあります。モミの木が整列しています。15時終了。

単純標高差は700mくらい、その割に疲れました。

道標はありますが地図と見比べないとわかりにくい

                                        


第三火口

今日明日のドライブルート350kmくらい

富士山の山腹は、吉田口も須走口も富士宮口も5合目より下を歩く人は少なく穴場です。森はきれいで、屋久島、八ヶ岳、南アルプスのような雰囲気があると思います。


天母の湯(モンベルカードで350円)に寄ってから近くの天母自然公園を初めて見ました。朝霧高原へ移動。道の駅で車泊します。標高900mで涼しいです。道の駅としては評価のたかいところではないでしょうか。

明日は奥多摩へ移動、ハイキングに行きます。