HISTORY & STORY

12.31.2023

北信濃のスキー場訪問(長野県)

木島平、野沢温泉、戸狩

2023年12月28〜31日

member 伊藤フミヒロ記


年末ですが陽気がよくてスキー場は雪不足のよう。いつもよりもっと先、信州の北の方なら大丈夫かなとでかけました。

松代の真田学校、江戸時代のもの、松代は見どころ多い



木島平はスピードパラの練習で通いました。新名称はいまいち


12月28日 木曜日 晴れ

早起きして関越・上信越道で長野松代インターまで。このあたりは雪がありません。

松代の城跡(海津城)、真田学校、象山神社、川中島など見学したあと昼過ぎになって木島平スキー場へ。ぎりぎり滑れる雪がありました。1回券5枚で滑りました。雪質はやわらかくけっこう快適でした。

スキー場の経営が村から民間のSBCに変わってロマンスの神とか風変わりな名前がついていました。SBCは信越放送ではなく湘南美容クリニックです。

飯山郊外の花の道の駅に移動。新装オープンしてきれいになりましたがスーパーマーケットのよう。モンベルがとなりにできていました。


スイス製の野沢温泉の最新ゴンドラ、下駅のあたりは今風に様変わりしています


12月29日 金曜日 晴れ

野沢温泉スキー場へ。

けっこう混雑していて駐車代1000円、4時間券が5000円くらいで割高です。白馬、ニセコのつもりかな。新しいゴンドラを作ったのでなにかとたいへんなのかもしれません。

10人のりの快適なゴンドラですが、雪不足で下りもゴンドラです。

外人が多くてとくにドイツ語(オーストリア人)が多いようでした。中国語も聞こえます。

上部の毛無山ゲレンデは混雑していてリフト待ちは久しぶり。雪はまあまあでした。

4時間券を余らして下山。千曲川畔にある湯滝温泉に寄ってから花の道の駅に戻りました。湯滝温泉はなんどか寄り道しましたがいいところです。


気分はノマドランド

 

雲海の戸狩スキー場


12月30日 土曜日 晴れ

朝方は千曲川の朝霧でどんより、川中島合戦のよう。道の駅には大型の車泊車が多く映画ノマドランドのよう。

戸狩温泉スキー場に移動して10時ころトップまで上がると晴れてきました。雲海がきれい。

午前券で昼まで滑ってよしとしました。

初めての訪問でしたが、雪はギリギリで下部は土のでているところもありました、ゲレンデは広くて複雑で面白いです。

昔は民宿の戸狩といわれたと思いますが、いまもそんな感じでたんぼ道を行き来し、駐車場などもぐちゃぐちゃです。ま、野沢も白馬ももともと田舎のスキー場、こんなだったかとおもいます。

戸狩は山スキーの名所鍋倉山の下にあります。ゲレンデで滑ることがあるとは思いませんでした


千曲川の土手道を走り、戸倉上山田の荒砥城へ寄りました。戦国時代の山城でロケーションがよく模擬城塞もできていて雰囲気あります。信玄・謙信のころの城でしょう。だれにも会いませんでした。


千曲川左岸の田舎道を走り夕方北佐久のビジネスホテルAZにイン。

10日ほどまえ行先未定のまま予約してあったのですが、、2段ベッド部屋でなんだかいまいち。

よく朝、まあおいしい朝飯をいただき、254国道内山峠越えで東松山まで走り昼過ぎ都内に入りました。大晦日のせいかどこもガラ空きでした。

千曲川を見下ろす荒砥城跡、映画ロケにも使われた

  

スキー場の雪は少なかったけれど天気はよく道路も乾いていて楽しいドライブができました。往復して600kmくらいでした


雑談

名画です、Nomadland 


12.20.2023

鶏頂山のスキー練習



 ハンターマウンテン(栃木県)

2023年12月18日(月曜日)

member ハネダ マツクラ 伊藤フミヒロ記

ハンターマウンテンスキー場

大沼園地。奥の山が新湯富士

スケートができそうです


マツクラ車で北上。奥塩原でハネダさんと合流して9時半ハンターマウンテンスキー場。

事前情報ではゴンドラ稼働、トップから下まで滑れるということでしたが2〜3日まえの雨でだめになったらしい。この日はすみませんということかいくらか安い1日券のみの発売でした(それでも4000円くらい)。

午前中数本、午後数本滑って、よしとしました。

奥塩原の白樺にイン。小火山の真下にあって硫黄温泉がうりです。昭和の旅館を味わいました。

このあたりで今頃スキーのできるところはほかにありません。翌日はスキーはやめて近くの大沼園地を訪ねました。日光国立公園内の名所で静かできれなところでした。緑の季節もよいでしょう。

那須のアウトレットによって昼過ぎに東北道板倉ICから帰路につきました。

ゲレンデ状態は一見よさそうですが過去最悪

奥塩原温泉白樺。共同湯の寺の湯となり


matukura sanのレポート 

http://blog.livedoor.jp/mira47/archives/2098652.html


12.14.2023

イエティでスキー(富士山南麓)

標高1450m、日本一早いオープンがうり

2023年12月13日(水曜日)

member 伊藤フミヒロ記

初滑りは最近はここです。富士急系列。

早起きしてでかけました。2〜3時間いて10本以上滑ってよしとしました。スノーボーダーが多いです。

天母ノ湯でどこかへと思案しましたがおもいつかずそのまま246号、東名でかえりました。すっかり暗くなって帰宅。日が短い。スキー練習とドライブの1日。

行って帰って260kmくらいのドライブ


12.08.2023

弁天御髪尾根1 (丹沢大山東面)

べんてんおぐしおね、と読らしい。御髭ではなく御髪。昔のハイキングルート

2023年12月7日(木曜日)

member 伊藤フミヒロ記

※初稿は御髭としていましたが、御髪が正しいようなのでタイトルなどを変えました。ほかはそのママ。

きれいな尾根です

振り返って見る弁天御髭尾根



前日と今日のトラック



丹沢の大山はどこからでも立派に見えます。実際にその山体は大きくて、四方に尾根や支尾根を延ばしています。

弁天御髭尾根もそのひとつで、雷の峰尾根、梅の木尾根などと同様に大山東面の支尾根のひとつです。

名称の由来はわかりませんが、登り口に大釜弁財天があるのでそれかもしれません。大沢の小滝と釜があるところで小さな鳥居があります。


弁天御髭尾根は梅の木尾根とおなじでガイドブックなどでは紹介されていませんが、昔のハイキングルートのようで踏み跡もあり道標もあるそうです。というわけで未見のルートへ行ってみました。


弁天御髭尾根末端探索

大釜弁天の旧参道は大沢の左岸にあったようです。今は草ぼうぼう

         

弁天御髭尾根末端のあたりは七沢棚田。今は草ぼうぼう

        

前日の午後おそく、厚木郊外の七沢(広沢寺こうたくじ)の登山駐車場からスタート。弁天御髭尾根の末端から試みに登ってみました。ヤマレコかなにかの記録を見たので上り下りはできるようです。入り口は大釜弁財天の古い参拝道の記念碑のところです。一軒家の先で沢沿いの参道は消えて廃道のよう。そこから尾根にとりついてかすかな踏み跡を辿りました。小一時間登ってみましたが、先は長そうなうえ暗くなってきたので見晴らしのいいところで上を見上げてからUターンしました。下りは鹿柵がネッㇰで適当に下ったせいで少し迷いました。

清川道の駅に移動して車泊。


弁天御髭尾根から梅の木尾根へ

広沢寺の岩場。30回くらい通ったかな

大山がよく見えます

弁天見晴らし。道標もしっかりあります


     

大沢分岐。登りはここまで、梅の木尾根を下ります


昨日とおなじに七沢(広沢寺)の登山駐車場からスタート。スタートは8時。ここの標高は150mくらいです。きのう救助したやんちゃなアオサギが元気でむかえてくれました。

クルマ止めゲートをぬけて大沢右岸の舗装林道を行きます。広沢寺ゲレンデから声が聞こえます。クライミングの朝練でしょうか。さらに少し進むと大釜弁財天。小さなナメ滝と釜があります。


スタートから小一時間あるいて弁天御髭尾根の取り付きです。小さな標識がありました。

ジグザグのザレた急坂を登ります。弁天御髭の尾根上にでると明るく開けます。気持ちよく進みますが、ところどころ細尾根があってザレた急坂や一、二ヶ所岩場ぽいところもでてきます。

ひとやすみしたいところに展望広場があって、変化に富んでいて楽しい。

急坂にはロープが張られ古い道標もいくつかあり、昔の登山道ですが現役のように見えました。尾根上なのでたまに下りもありますが迷うようなところはありません。このルートは地理院地図にもでているようです。


大沢の分岐には12時ころ着きました。標高は720mです。私製の標識がありました。先日日向の登山駐車場から梅の木尾根経由でここまで登りさらに大山をピークハントしていますが、今日はここから梅の木尾根を日向山へ下ります。

梅の木尾根、ふつうの登山道で危ないところはありません。登りは4時間かかりましたが、下りは2時間で戻りました。2時終了。行動時間6時間、標高差は600m弱ですが実質700m以上でしょう。

平日のマイナールートということもありましたが、1日歩いたのにだれにも会わなかったというのも珍しいです。


弁天御髭尾根は登りに使うのはよいですが下りはおすすめできない(ザラ場の急坂があってずるずる滑る)。

大沢分岐から梅の木尾根に入るまでは注意してないと支尾根に入りやすいので注意。

大沢分岐自体もわかりにくいので標識かGPSで確認する必要があります。ずっと前ですが大山からの下りにここを通り、分岐がわからず支尾根に入って苦労したことがありました。支尾根に入ると沢に降ろされてしまいますので注意が必要です。


弁財天お釜。夏に何度か水浴びしたことがあります。あのころはヒルはいなかった。ところで、大沢の七沢弁天の森キャンプ場はもうやってない。となりの不動尻や日向のキャンプ場も何年もまえからやってない。ヒルのせいか?キャンプブームというのになぜだろう。施設が古い、最近の雨災害、谷底でなんだか暗い、そんなで客がこなくなった、そんな感じですが、想像です

弁天御髭尾根の2 2025年1月14日のレポート

https://itokisya.blogspot.com/2024/01/blog-post_15.html

このトラック、ヤマレコから借用、地名などわかります


弁天御髭尾根、字面はおどろおどろしいですが明るいきれいな尾根です


行動予定図


去年の梅の木尾根

https://itokisya.blogspot.com/2022/11/blog-post_30.html

2020年の梅の木尾根

https://itokisya.blogspot.com/2020/03/blog-post_25.html


追加

本棚から見つけました。丹沢大山あたりの歴史の本、すばらしい。力作のガイドブックです。今日上り下りした道も古くて人くさい道だったんですね。

丹沢の行者道を歩く 白山書房刊行