HISTORY & STORY

6.03.1997

ヨセミテ・クライミングキャンプ

KIM同人ヨセミテ・クライミングキャンプ  糸尾汽車

  HIKARI CLIMBING MOBY DICK 10b,EL CAPTAIN
 

みんなでヨセミテでクライミングしよう、ということでやりくりして行ってきまし
た。天気にめぐまれそこそこ楽しんできました。3チームにわかれていきましたが
、ぼくの場合東京からで、土曜日から翌日曜日までの9日スケジュールで中5日た
っぷりとクライミングできました。近くて安上がりでいいな、とおもいました。

1997.6.3-13 晴介、賢二
  6.7-12 光、もも、
  6.7-13 KISYA
    6.9-13  CHU,TOMY

6.7  ビレッジのマーケットで先発の晴介、賢二とあう。先発はタイオガパスで二三
日スキーする予定だったが、肝心の道があいていず、クライミング一日とハーフド
ームへのハイキングをして時間をつぶしていたとのこと。うち丸一日は  大雨だっ
たとか。またスワンスラブでクライミングビギナーの賢二が回収し忘れたぬんちゃ
く付カマロットが 二個消失、しょげていた。 掲示板に落し物探して、とだしたと
ころ、あちこちで話題になっていたが、14日現在まだもどってきていない。情報が
まわっているので、そのうちもどってくるかもしれない。
坂本真一氏来天。明朝エルキャプ横のビッグウオール、ゴールドウオールは入ると
か。賢二ボッカをかってでる。

6.8
2チームでナッツクラッカー5.8、5ピッチを登る。のんびりグループが登っていて
時間がかかる。
夜井上大助、白水氏来天、酒を飲む。荒巻鮭子氏とともに明朝ソルトレイク移動と
か。そういえば遠藤由加氏も定住生活を送っている。あまり交流はなかったけれど
関西系のクライマーも数人いた。

6.9
明け方アライグマがごみをあさりにくる。
ロワーヨセミテフォールのブマー5.9を登ったあと、トップロープでレイジバム10d
。帰りがけにまたスワンスラブでフィンガーの9を登る。この日、光、ももはヨセ
ミテフォール脇をメドウまでハイキング。登り3時間とか。夕方マーケットでCHU,T
OMYとあう。

6.10
またまたスワンスラブ、ここはヨセミテのガマスラブだあ。レナズ・リーバック5.9
をのぼる。チャーチボウルに移動してチャーチボウル・ツリー10aと脇のボルトルー
トのエナジザー11bにトライ。前は上部トラバースで敗退、後者は下半で敗退。
ほかのメンバーはビショップテラス5.9、ジェイコブラダー10c.
なんとここでビレイしている足元にガラガラヘビがでる。
クマが出るとは聞いていたが。

6.11
エルキャピタンエリア。ラコイスタ右5.9。モビーディック10a.そのあとChu,Tomyは
ナッツクラッカーにでかけ、渋滞にはまり暗くなるころもどる。毎夕恒例のカレー
ビレッジのピザ&ビールタイムに間に合わなかった。夕方光、もも去る。

6.12
クッキークリフエリア。
CHUさんキャッチー10d。晴介、Kisya,アウターリミッツ1ピッチ目10b.後者は二人
で交互に攻めてやっとぬける。こわかった。夜坂本氏無事戻る。ナチュラルハイと
のことで酒ものまず。

6.13
現地三々五々解散。晴介さんといっしょにバークレーで買い物。15日帰国。

晴介、CHU TOMYは、何度かここでクライミングをしているのでなにかと話しがはや
かった。
ヨセミテは難しいところが多いぞ、と脅かされていましたが、たしかに難しいとこ
ろはおおいけれど、簡単なところもたくさんあり、それなり楽しめます。ビギナー
も目立ちました。ローカルクライマーにとってはほかにもいいところがあるので、
わざわざ高い入園料をはらって大観光地のヨセミテでなくても、という感じなので
しょう。ヨセミテならではのビッグウオールを登る人は別ですが。またあまりうま
くないヨセミテ詣での外国人クライマーが目立ちました。でもここは何でも便利で
キャンプ生活が快適なのがよいです。

ボルトが少ないので、やっぱ、ナチュプロのテクが必要です。慣れないひとはここ
で練習するのがいちばんてっとり早いでしよう。すぐもうまくなります。

山口裕子さんなどの最新レポートが参考になりました。ありがとう。
詳しいレポートはROCK & SNOWのホームページに他メンバーが近日中にアップします
。

ところで(写真もとってありますが)ガラガラヘビがでるとなるとこれはヨセミテ
でいちばんこわいことのひとつなのでは? ビジターセンターの動物コーナーへで
もいって、この件、確認してくればよかたのですが…。