HISTORY & STORY

1.24.1998

松木沢支流夏子屋沢

松木沢支流夏子屋沢F3のボロボロ氷柱登り
大切なつららをこわしたのはだれだ.
 
1/24/98、chu & ヤッチン

1998年か調査中

足尾の松木沢はアプロ-チのラクチンな割りに良質なアイスクライミングのできる

ゲレンデで、シ-ズン中(1、2月)はどの支流にもひとが入っている。黒沢が有

名だが、技術的には夏子屋沢のF3と横向沢の氷壁が立っていて面白い。

今シ-ズンはさすがの黒沢も全体的に氷が薄くて遠目にもヤナ感じだ。横向はやせ

ていて、超チンケ。夏子屋のF3を先行してリ-ドしていたクライマ-が先週登っ

たとうそぶいていたが、とても食指をそそるようなものじゃない。アイスクライミ

ングは技術よりも多分に感覚先行型の遊びなので、確率に呪縛されきっている。と

にかくケッコウうまいやつが、突然落ちたりして怪我してる。登れる氷かどうかの

判断が難しいから、性格にもよるんだろう。もっともル-トに出現する”氷”は質

に拘わらず処理しなければならないってことも多分にあるけど。

夏子屋のF3(12m)は広川さんのガイドブックに載ってる写真とは別物で、僕

の判断ではリ-ドできるぎりぎりの氷質。立ってる部分が短いから、そこに打つハ

-ケンさえ信頼できればいけなくもないな、って程度に悪い。下部はでこぼこのつ

ららで、そいつを壊さないように登れよなって、100回ぐらいやっちんにやじと

ばしたが、結局ここを壊しまくったのはラクチン・フォロ-の私であった。

(Sorry、フィルム忘れた!!)