HISTORY & STORY

3.25.2000

八つから白馬、3本

八つから白馬、信州方面、春の旅
春の旅

やつ
 
メンバー CHUほか
・3/25(土)八ヶ岳まりしてん大滝、chu、曇りのち風雪。ソロイスト、ユ
マール1set、ハーケン=岩用2、スクリュウー13、スナーグ4、セミチューブ
3、9.8mm*60・・・・
これだけでめげてしまい、美濃戸出たのが7時で、なんだか、トレースないし、阿弥
陀の北西稜詰めて、途中からトラバ-スしたんだけど、ヅバヅバもぐるはで(スノウ
シュ-欲しいな)、4時間かかっちまったい。でも、F1まいちゃったので、それは
よかった。滝はズド~~~ンってぶったってまして、でもまあ、こいつはいただきっ
て気がしました。取り付きに3本ソロイスト用のアンカ-を入れたんだが、やってる
うちになんだか恐ろしくなりまして、たしか、アンカ-が木とかボルトとかでとれな
かったら、やらないぞっていう自己規範思い出しました。
ま、みれたし、これでいいやって気になりまして、引き返し。F1は懸垂。帰りも
ラッセル~~。ふんふん。でこのまま白馬へ。
・3/26(日) ものすごい降雪。なんと一晩で60cmつもったよ。すごい風雪
の中、ケンジ氏らとスキ-しやした。山ところか町中でも雪崩頻発。屋根からの崩壊
で埋まったひとまで。この時期にこの雪は異常です。4,5月の雪の状況をよく考え
た方がよいと思います。連休の頃はブロックになるかもしれませんね。
3/27(月)快晴。リーゼンは日本版XゲームでK点45mジャンプコースと巨大
ハーフパイプでClose。アルペン、黒菱は、多雪で搬器が埋まってしまい停止。
とにかく、ものすごい雪。北尾根、セントラルを5回全力で滑ってから、tomiと
長野ArtWallへ。(鳶岩は雪がついていたので中止)

4/18(火)八ヶ岳広河原沢3ルンゼ、日帰り、chuだけ

ボロ車ならもっと入れるが、ベンツなので船山十字路止まり、8:30。
林道の終点から沢に入ると雪。なんだか3月みたいな雪の量でびっくりしてしまいま
した。おまけに、2,3日前にかなり降った模様で、やばいかなあって気がしまし
た。
冬に使っているトレースでも場所によってはバゴって股までもぐったりします。
最中状なんですよ。やばいなああ。
滝は、上部の立った部分が1,2m氷がでていたりして、それなりに楽しめます。
右股出合、10:40。正面に奥壁が見えるんですが、真っ白。うっそ~ってかんじ
です。
最後のゴルジュの出口にあるCS滝の落ち口がクレパスになっていて、冷や汗もので
した。12:30、3ルンゼの出合いでロープを出しました。ここからはルート全体
が立ってますので、途中でびびったら支点とろうと思った訳です。ひきずって登りま
した。あいかわらず雪は最中でいや~なかんじ。
最初の3段の滝の上部で、ブロックの崩壊に遭遇。20m離れていません。
こいつぁ、まじでやばいじゃん。恐ろしいので引き返すことにしました。
出合いまでクライムダウン。ひぃ~ちかれました。

ロープ巻いていたら、今度は側壁上部からど~っと新雪が落ちてきました。
ひえ~~ってかんじで途中2回懸垂を入れて、飯も食わずにさっさと退散。
トレースはますます潜るようになって、気分だけ急いてなかなか進めません。消耗し
ました。舟山十字路14:30。
やれやれと飯食ってから、お仕事で野沢へ向かいました。

今年って、八ヶ岳も異常な雪です。(リッジはいいかも)
この時期、3ルンゼってたいていは、快適な雪渓登攀なんですよ。
・・・でした。


4/23(日)八ヶ岳阿弥陀岳南稜リッジ・ハイク、日帰り予定、桃&chu
(プランの事前報告はももちゃんからpikaにしてありました・・・だよね)

AM7:40広河原沢林道終点。甲府までは晴れていたが、八ヶ岳はすっぽり雨雲の
中。
立場山だけみえている。
時折びっくりするような冷風が渦巻くように吹き下ろしてきます。
高層に入っている低温気団が悪さをしているときの典型天気です。
(因みにパラだと、もっとも警戒する状況ですね)

みるみる風雨が強まってきましたので、あっさり中止しました。
春先の濡れって怖いっすから。
小川に転進しようと野辺山まで行きましたが、こちらはもっとひどい雨で、即Uタ-
ン。
戻って、J-Wallで潰しました。

ももちゃん、お疲れさまでした。(猫雲ごめんなちゃい)
いづれ、南稜でやっほ~、行きましょう。夏でも冬でも楽しめます。

かくして、じゃ~~ん、”春の八ヶ岳、栄光の敗退3部作”がついに完結!!

3.23.2000

妙高スキーレイド

妙高スキーレイド
大雪だった

 3月23日

前日のウエルカムパーティでコースが発表された。
妙高杉の原スキー場のゴンドラ上駅がスタート。ゲレンデを縦断して山にはいり
三田原山中腹を大トラバースして1850メートルの無名の涸れ沢出会いが第一チェ
ックポイント、涸れ沢を滑りくだり大滝をふたつ下ったところが第2、第三が笹
が峰のバス道で、第4が再びスキー場入り口。そしてゴール。
これでも、この日の大雪で大幅にコースを縮小したのだそう。本来は杉の沢高速
第三をつかって、三田原ピーク近くまであがり、涸れ沢をくだるものだったとい
う。この涸れ沢は台風で土砂崩れして素晴らしいバーンになっているという。
明日もこの大雪は続くというから正解であろう。
Rock&Snowの取材も頼まれていたので、川崎カメが撮影するのだが、スタートと
ゴールなどしか移動できないようなので、急きょ、僕がレイドチームと同行取材
することに。ほかに矢野カメも協力してくれるという。

8時50分スタート。予定どおり、きょうも大雪だ。雪崩を心配するこえもある。
女子1名を含む、3名が1チーム。今回は20チームが参加。装備チェックも厳し
い。不備があれば減点されるのだ。
登りに入るところでシールを素早くつけて、林道をいく。昨日から5.60センチは
降っているから、ラッセルがたいへん。各チーム、オリジナルルートでいこうと
バラバラに進むが、森のなかに入ったところで、だんだんとトレールが集まって
きて、3本、2本となっていく。この大雪では無理もない。各チームの壮健が交
代でラッセルしてルートを伸ばしていくというわけだ。静かなぶなの森のなかに
2.30人の行列が2つ3つとできるという変わっった光景が出現した。2時間ほど
で第一チェックポイント。例の素晴らしい涸れ沢を深いパウダーを楽しみながら
くだる。あっというまにぐしゃぐしゃ状態。それでも深雪がなくなることはない
。
第3チェックポイントの目印になるバス道が発見できず通り過ぎ、先頭がつけた
間違ったトレールを辿ってしまい、標高を下げすぎてしまうチームが続出。ひっ
きりなしに降り続ける雪は今日だけでももう4.50センチは積もっただろう。ぼく
もちょと下り過ぎたが、まわりの様子をみて登りかえす。その後もバス道の下り
ラッセルとなり、先頭チーム集団が交代でラッセル。遅れていたチームも徐々に
列の尻につきだんご状態。先頭グループに敬意をはらい、ゴールまでこの順番が
大きく変わることはなかった。
2時前にゴールしたのが優勝チーム。五時間前後の予想外の長丁場のレースだっ
た。参加者はおおむね、大雪のツアーを楽しんだという風情でした。とはいえ5
時間6時間と、休みもなしに歩きまわり、滑ったわけでそこそこ疲れました。
それにしても涸れ沢の滑りはなかなかグーでした。前日、前山第三リフトわきの
森のなかを10本以上すべりまくったおかげで、ひゅーひゅーと滑ることができま
した。新潟の雪にも開眼した気分です
ニセコチームも参加し、ほかにも知り合いが多くたのしいレースでありました。

3.19.2000

湯河原幕岩

湯河原幕岩
春先にいける、近い

幕岩
 
3/19(日)
湯河原幕岩
もりぴか、みうら

久しぶりの自然の岩場。
NO.7ルート(5.9)、ジムシー(5.10b)、スパイダーマン(5.12
a)、No.1ルート(5.10a),
小ハング右凹角ルート(5.9)
三浦さんはジムシー、スパイダーマン以外は全部フラッシング。
ピカはスパイダーマン核心で敗退。またの機会に。

3.18.2000

富士山御殿場口3本

富士山御殿場口滑る 
春先に。近い。高差1400mの一枚バーン

富士山
 
3/18(土)
富士山スノーボード&テレマーク
御殿場口~宝永山火口往復

もりぴか、もも


2000m付近で雪が堅くなって、そこから滑る。滑りは快適だが、傾斜が緩い。
御殿場口は太郎坊で通行止めで、駐車場まで車で入れない。
雪は例年よりずいぶん少ないと思う。


3/20(月)
富士山テレマークできず
御殿場口~駐車場往復

汽車 渡辺賢二

5.13山荘で朝飯後、三島ひろみを長距離バスにのせてからなべちゃんが戻ってき
た。富士山はちょと無理みたいだ、という。外にでると、凄まじい雲が富士山を
流れている。風が強いのだ。とはいえ、天気はよくてあたたかい。ま、とりあえ
ず偵察ということに。
太郎坊のトンネルの先の右側に車をとめる。車が2台ある。どちらもテレマーク
の人だった。地元民。このルートはなだれがこわい、という。新しそうな太郎坊
のこのトンネルもなだれよけなのだ、とのこと。なべちゃんも、僕もヘルメット
をパックにつけて、のぼり始める。たしかに雪崩のあとがよくわかる。おととし
ではないか。それよりもはるか昔、この上の御殿場スキー場は雪崩で閉鎖された
らしい。なべちゃんの富士吉田の親爺さんはここでスキーをしたという。大雪崩
は2.30年に一度くらいの割ででるのだろうか。
ものすごい強風でスキーを担いで登るのが精一杯。すぐうえの新5合目の駐車場
でパックをおろして偵察。旧スキー場あとがわかる。二子山の斜面が快適そうだ
。いつかひまなときまたこようと撤退。ほかのテレマーカーやボーダー、、登山
者のおじさんなどは、軟弱者め、というまなざしで、さらに上へ上へと逆風のな
かを登っていきました。
車に戻ってひと騒ぎ。最後に停めたボーダーの車が邪魔して道路にでられない。
なべちゃんが再びボーダーを追っかけて山へむかう。30分ほどしてボーダーを
連れておりてきました。トレーニングになってよかったとのこと。敗退の原因は
僕らの幅広テレマーク板のためかもしれない。


DATE 4月2日
富士山御殿場口から宝永山へ
なかなかよい斜面であった。忘れ物が多かった
MEMBER KURO KISYA

朝起きると、富士山がおだやかにみえる。2週間まえ風が強くて敗退した御殿場口コー
スに再トライ。
5.13山荘を9時半ころでた。御殿場口までは40分ほど。太郎坊トンネルの先には数台車
がとまっている。10時半ころ歩き出した。新五号の駐車場には車が入っていた。閉鎖
されたゲート以外にも入り口があるようだ。先行グループがアリのようにみえる。大
石茶屋をすぎ休まずがんがんいく。古いスキー場は大石茶屋の、山に向かって左側上
部にかかっていたようだ。たらたらのゲレンデだったことがわかる。先行のグループ
が宝永山の下から滑り出した。ボードと山スキーらしい。気持ちよさそうに滑ってい
る。カメラをだそうとしたら、車においてきたことに気がついた。時間をとみると時
計も忘れていることに気がついた。
2500メートルくらいまであがるとクロの足がつるつると滑りだした。ちょうど先行の
グループが滑り出した場所だったので、一服、山中湖がみえる。しばらくしてから滑
り出す。素晴らしくひろくきれいなスロープだ。下るにつれて春の雪になってくる。
二子山のほうにトラバースして、二つの斜面もいただき。クロがツボ足で他のスキー
ヤーをおかっけまわしているのが面白い。
二つ塚の斜面の積雪はスキーで滑るぎりぎりだった。それでも駐車場上まで滑り込む
ことができた。水と食料も忘れたのでなんだか疲れた感じがした。車にもどるとまだ1
時半だった。あまり登った気がしなかったが、標高を調べると、太郎坊が1300だから2
時間くらいで1200メートルも登ったことになる。疲れるわけだ。
スロープはすばらしい。2693メートルのの宝永山までのぼれば1400メートルの滑降が
楽しめる。半日のスキーとトレーニングとおもえば、使えるルートだ。

3.05.2000

アスペンからジャクソンへ

アスペンからジャクソンへ
滑り派の本山の門をたたく

ジャクソン
 
2000-3/5-3/15
member:真壁夫妻、松倉、北だ、みぞーべ、ひろゆき、汽車

 3月4日
予定通り2時半にはデンバー空港についた。松倉さんと荷物を取り、ハツレンタ
カーの受け付けにいると、予定通り真壁夫妻がシアトル経由で到着。フルサイズ
とはいうがトウラスを貸してくれるとのこと、やはり4人には小さすぎるのえフ
ォードエクスプローラーに代える。倍近い値段で痛い。ナビもと言うとい1日6
ドルとか。えい、まとめて面倒みてもらおうと保険にもおすべて入って、最終日
の精算がこわい。
13度とたいへん暖かい。飛行機からみたシエラもロッキーも雪が多いようには
みえなかった。
ナビにハーベストと打ち込むとボルダーのホテルに連れていってくれる。
宿にチェックインして、裏のemsへショッピング。となりのセフウエイで惣菜
買って夕食とする。
インターネットは持参のパソコンですぐにつながってこれでいろいろできそう
だ、ということでテレビを見ながら就寝。
買い物は、私の場合、ジャイロの黒ヘル、サングラス2、g3のゾンデ棒、ソレ
ルの黒布製長靴はバーゲン59ドルの買い物だった。
セイフウエイでビールを買ったらidをと久しぶりに問われた。おいおい、俺は
51だぜ。

3月5日
ボルダーのリーガルハベストをでて、パールストリートで朝飯して長いドアイブ
でアスペンにはいりまいた。
宿はアスペンマウンテンの真下のtipple inn conds 970 925 3323 4号室。
スキー場は春のようで雪不足。パウダーはみえない。暖炉で薪を燃やすのが面白い。

3月6日
朝から快晴。歩いて1分のところにアスペンマウンテンのゴンドラがあるのだ
が、ゲレンデは急でコブだらけ。車でスノーマスへ。共通2日券を買ってこの日
は1日ゲレンデスキーヤーとなる。第一リフトは苗場のような混雑。アメリカ中
の金持ちがきているらしい。そういえばアスペンの飛行場は飛行機の山だった。
トップまで登る。雪は少ないが土のえているところはほとんどない。どこえもす
べれるが深い雪はどこにもない。3時ころには引き上げた。
データ的なこと。
アスペンマウンテンはまだ一度も滑ったことがない。上述のとおりだが、大雪が
降ったあとはパウダーが楽しめるという。急すぎてグルーミングしないようだか
らそれは本当だろう。
2日券は118ドルとかなり高い。チップルインはいつぞや泊まったグランドホ
テルの横にあることに気が付いた。今夜もぼくは自炊のつもり。寄せ鍋でも作ろ
う。

3月7日
昨夜は、やっぱり自炊だね、ということで、各自が腕をふるいました。チャーハ
ン、ステーキ、海の幸なべと、いろいろ。各自が自分用をつくるので世話はな
い。みんな外食はめんどうくさいみたいだ。
朝からくもり。雪が降って町はうっすらと白くなっている。アスペンハイランド
にいく。山は雪だったらしく15センチほどつもっていて、気持ちよく滑れる。
午後になって大雪になってきたので早々に引き上げる。
テレマーカー松倉の進歩がめざましい。静子さんは相変わらずの安定した滑り。
これえ最近の板、プラスティクブーツを仕入れたらすごいのではないだろうか。
彼女だけがいまだに古い道具で滑っているのが偉い。
雪の中、ショッピングにでかける。ウテスポーツ、ハブスポーツ、いいものが置
いてある。
シティマーケットに歩いていくと、なんとなく見た顔とあう。ネッド ライアイ
ソンだった。
きのうスノーマスでも確かみかけた。かれもぼくらを見ていた覚えがある。日本
の古いテレマーカーの名前が続々とでてくる。名刺をもらい。記念写真をとって
わかれる。彼はアスペンの古いインストラクターで、
テレ ネッドと呼ばれている伝説的なテレマーカーだ。日本にも長くいたはず。
今夜も、僕は日本食。白鶴4合ビンが6ドルでうまい。森永のパック豆腐で冷や
っこがうまい。この国は過ごしやすい。

3月8日
アスペンを9時前にはでた。下るほどに雪が消えて心配したほどのこともない。
グレンウッドスプリングスでリオグランデ鉄道の駅や大温泉プールを見学し、ヴ
ェイルでスキー博物館などをみて、シルバーソーネに昼過ぎに着。プライマリー
アウトレットで買い物をして、パインロッジコンドには5時。アウトレットの買
い物がきょうの最大の仕事だった。
宿は、2ldkの立派なものでバスが2つ、人工暖炉など至れり尽くせり。2日
で600ドルちょと。アスペンよりはやすい。スキー場まで1分。今日までの天
気で山にはパウダーが降り積もったことだろう。
silverthoneのcitymarcketではセルフサービスのレジが
あって驚きました。


3月9日
今日こそパウダーだ、と8時前にbreckenidgeのリフト乗り場へ。3700メー
トルの最高地点まで登るが、昨夜はたいして降雪はなかったよう。昨日の日中に
ずたずたにされた荒れた斜面とコブ斜面があるばかり。そのほかはリゾートスキ
ーヤーのためにきれいにグルーミングされている。
それでもソフトな雪を求めてあちこちを放浪する。あまりに巨大なスキー場に驚
いた。迷いながらも3時半に帰荘。やはり絶対的に雪が少ない感じだ。

10th march
昨夜からの降雪が絶好のコンディションとなったブリッケンリッジをさっさと去
る。ナビにデンバーの
reiとうちこんで直行。つぎに飛行場といれてレンタカーを返す。842、2
7ドル。10万円くらい、高いか安いか。
1時間半くらいでジャクソン着。あまり雪が多いようには見えない。スノーキン
グリザオートにはいる。りっぱなコンド。華城飯店で安飯を食べ空港へ。9時に
東京からの後発組み、北田、みぞべ、ひろゆきが到着。

3月11日
後発グループは初日なのに元気。朝飯を適当にとってジャクソンホールのスキー
場へ。一日券が54ドル。
トラムにのってあちこちを偵察。スキー場内には満足できるパウダーらしきもん
はなし。朝いちで蹂躙されてリゾートスキヤーが群がっている。
こういう日はいわゆるパウダーフリークは100人乗りのトラムでランデブー山
(3185メートル)へのぼり場外に出て行くようだ。幅広の板にスコップ付き
のザックが彼らの目印だ。ニセコの先端はここの連中とにている、というよりも
ここがその本場なのだ。。
食後、ランデブー山に登り、ロックスプリングボウルに入り荒れてはいたが念願
のパウダースキイイングを味わった。
バウンダリーがはっきりしていて、出口がありしかるべき看板があって、さらに
下山路がしっかり整備されていて、そのうえお迎えのtバーまであっていうこと
なし。
みぞべさんは革靴でちょときつそうだ。
jhのインストラクターやスタッフはマーモットを来ているのだが、それが赤と
黒のジャケットでかっこいい。僕の来ているジャケットが偶然だがまったく同じ
物なのでおどろいた。
スパゲッティをつくる。トマトソースが大量にできてしまった。

3月12日
朝いちででかける。とはいえ早起きはたくさんいて、日曜日とあってトリムは混
雑。ゴンドラであがってて足慣らし。そのごトップにあがり本格的パウダーに出
会う。
北田氏とはぐれしばらく捜索。静子さんと同じタイプらしい。
午後は雪が腐りひどいコンディション。そこそこできょうはおしまい。やはりジ
ャクソンも春になっているようだ。
夕方、芥川氏きたる。高名なクライマー、いま過激ボーダー、最新情報を聞いて
今後のにそなえる。
おっと、珍しい人に出会う。古い顔の末広明カメ、白馬の黒川正博氏そのほか。
仕事らしい。なつかしい。

3月13日
生卵ごはんで力をつける。
かねてよりここぞと話のあったグランドターギーへ。おとついの雪はきれいに踏
み固められパウダーはないよう。それでもアイダホの華麗なスキー場はなかなか
秀逸。 ビデオ撮影などして楽しく滑りました。帰る頃になってシークレットポ
イントを発見。素晴らしいパウダーゾーン。そのころには足が萎えてたいした滑
りはできませんでした。帰り際に麓の町、デュリッグスで幻のブランド、ヨステ
マークを発見。これがあれかと大騒ぎ、ティトンパス越えて、さらに噂のウイル
ソンスポーツを視察し、となりでベーグルを食べて、今日は疲れました。

3月14日
朝から大雪。ティトンパスの予定をかえて三度ジャクソンホールへ。芥川氏がボ
ードで付き合ってくれる。ランデブー山ピークは吹雪。芥氏がいいところを案内
してくれる。ラストランはオフピステのスプリングロックの素晴らしい斜面ホー
バックを滑った。ラストまで生き残ったのは北田、まかべ、ひろゆきのカリブー
の精鋭だった。
カリブーメンバーを残しまっちゃんと明朝ここを去る。今回のジャクソン合宿で
まっちゃんも僕もいくらか上達したようだ。ジャクソンにはパウダーフリークが
多く、技術レベルも高い。テレマーカーも非常に多い。技術だけでなく、用具、
ウエア、装備など、ここがパウダー系の潮流を作っているのは確かなようだ。
スキーはK2、ロシ、アトミックなどの幅広が主流。テレブーツはスカルパと同じ
くらいクリスピーが目立った。マーモットのウエアが目立つ。ロカルブランドも強く
ライフリンクのストックとシャベルパックはここの定番というかんじだ。ヘルメット
をかぶったスキーヤー、ボーダーが多く、これも最近のエクス系の影響とみた。
全米で一番手強いスキー場といわれるジャクソンは滑り系の本山ということもで
きる。トリムを3500メートルまでのばし、あとは好きなところを滑ってくれという
感じがある。バックカントリー系は細い板でもっとローカルな山のなかにいるのだ
ろう。BDのスキーが意外と少なかったのはそのせいか。
アメリカでもエキストリームやパウダースキーは今いちばん先端の流行りのようだ。
ジャクソンがニセコのルーツというのはそのあたりの部分のことで、これからますます
日本でもこの傾向は広がるのではないだろうか。
それにしても5日間滞在したのだがティトン山脈はついに姿を現さなかった、と
いうのも特記しておいてよいかもしれない。

3月15日
牡丹米が3分の1ほど残った。コロラドで買った赤みそも半分以上使ったがまだまだ。
カレーライスを作るつもりで入手したカレーパウダーは使わずじまいだったのが残念。
それらを後発組に残す。無駄な買い物はなかったようだ。
朝7時のフライトで出発。吹雪のなか予定通り離陸するか心配だったが、順調に
デンバー、シアトルと乗り継ぎ帰国。新型777機は比較的快適。太平洋を越え
られるとは知らなかった。マウントレニアが大きく素晴らしかった。
シアトルのまちは桜が咲いているようにみえた。
 
糸尾汽車