HISTORY & STORY

5.25.2003

広沢寺レポ

広沢寺レポ

ちゅうです。

5/25、広沢寺、withけんじさん。雲の多い晴。とっても、蒸すぅ?。
この前って、たしかペンバとだから10年振りかあ?、歳喰うのってはえ?。

話がそれるけどペンバの娘ももう5才だって。5才で全寮制の学校行っちゃうんだよ
ねえ。
さみしぃ?ってメールがきました。SARSとイラク戦争で観光業界はさんざんだって。
やつは医療品のトランスポートで、毎日ビラトナへ飛んでるそうです。

もとえ。
10時までお仕事ふんふんふんだったので、お昼から。
でも近いよなあ?。
もうちょっときれいで、もう少し堅かったらいいんだけど・・・。
なにしろこの前の関西の岩のクオリティが鮮烈で・・・。

とある情報からAA1ができるって話だったのでいろいろ持ってきたんだけど、先客
がいました(やっぱりホントなんだ)。
でもさあ初心者団体で、いつ終わるかわかんない状態なんだよねえ。かくいうあっし
も初心者みたいなもんだけどさ。

んで、最近の合い言葉、”2時間以内に8ピッチ”、を目指して、休み無しで、片っ
端から登りました。
今日は冴えないぶかぶかシューズでスラブの猛練習ぅ?がテーマ。
(懐かしのナバロンは人工チームに乗っ取られてしまいやした)

・一般中央5.8(つるべ)
・中央スラブ5.9(つるべ)
・右スラブ5.9(つるべ)
・最左端5.8
・左凹角5.8
・月面フェイス5.10a
・左スラブ5.9
・シャドウ・パート?5.10d(つるべ)・・・先週のタフにならって、”関東最
難”じゃなくて最チンケの10d!
・ピンクパンサー5.10c(これ初めて、chuドジの1テン)
・のんちゃん・ゆっこちゃん5.9(これも、けんじos)
・スネーククラック5.9+(これも、chu os)
        ※たぶんここ唯一のNPルート。脆くて怖いよ??。でも簡単。カメノテグ
レードだと5.7あるかどうかってとこだ。

以上、しめて11本!!
「なんだがロングジョグやってたみたい」(けんじさんの弁)

気が付いたら、5:30過ぎで、他のクライマーはもうだ?れもいなくなっちゃった
よ。
結構混んでたんだ。
メッチ必携かも(オレ忘れちゃったんだよねえ、だめじゃん)。
でもまた10年くらい行かないなあ?たぶん。でももう10年たつと、70じゃんab
out。ひえ?。

5.24.2003

経ヶ岬と駒形岩

経ヶ岬と駒形岩

5月24日(土)
丹後半島経ヶ岬
メンバー:森 ぴか、桃、アルコ

近畿最北端の経ヶ岬にクラックのボルダーエリアがあるということなので観光を兼ね
て行ってまいりました。これはクラックを愛するクライマーの会「われめの会」のHP
にも載っています。他にクライマーはおらず、ボルダーマットをとアルコを背負った
我々はちょっと異様でした。
エリアは駐車場から徒歩15分くらい。岬の突端で、釣り人が何人かいました。ロー
プクライミングもできますが、ボルダーくらいの高さもあります。フィンガークラッ
クが豊富でむずかしめ。5.8くらいのクラックでも5~6mのボルダーは緊張しま
した。

5月25日(日)
駒形岩
メンバー:森 石橋

*サイレントティアーズ(11a)
*プロミネンス(11b):やっとRPできました!
*トランジション(9)クラック
*北斗の拳(12a):敗退
*フィギュアヘッド(11b)
比較的涼しく登りやすい気候でした。

森 ぴか

5.21.2003

穂高登山せいすけ

注 精査してないが黒川さんからの最後の投稿かもしれない。ガイド業が忙しくなっていたと思う。
このあとしばらくして逝去。まだ若かった、残念。(汽車)

 五月21~23日の穂高登山は日程を短縮して、22
日に下山しました。

 前穂と明神岳の間の奥明神沢は出だしが怖かったけど、
雪は良い状態で岳沢ヒュッテまで1時間足らずで下りら
れました。少々疲れたたえけど良い山登りでした。

                   黒川晴介

5.18.2003

烏帽子・駒形岩

.
5月18日(日)
ARC:Pika+Chu

忠さんがわざわざ関西まで駆けつけてくれて、ヨセミテのための練習をしました。天
気予報では曇りのち雨でしたが、忠さんのご威光か、はたまたタイガースの快進撃の
せいか、天気は上々でした。天気予報のせいか遠出を控えたクライマーたちで賑わっ
ていました。

場所:烏帽子・駒形岩
1)最初烏帽子岩でウォームアップ。って言っても充分暑かったけど。
*タイムトンネル(10a)
*アフターバイトダイレクト(9)
2)その後ジモチーに教えてもらった人工登攀のエリアへ。
*人工3本(リード+荷揚げ、フォロー+クリーニング)
3)午後は駒形岩
*プロミネンス(11b)
*斜陽(9)
4)最後に再び烏帽子岩
*ゴールドフィンガー(10a)
*タフ(10d)

エイドのエリアがあるとは知りませんでしたが、教えてもらってよかったです。フ
リークライミングも充分楽しめました。
忠さんはそのまま帰京。お疲れ様でした!

森ぴか

5.17.2003

富士山富士宮口登山

久しぶりに富士山へ行ってきました。

スケジュール・・・5月17~18日
メンバー・・・柏澄子、井出里香、恩田真砂美
17日11時富士宮口5合目出発
   15時山頂到着 宿泊
18日11時山頂出発
   13時半 5合目到着

富士山で初めて頭痛を感じました。ゆっくり歩いたのに……。8合目ぐらいか
らボーッとして、昨晩は頭痛に悩まされながら浅い眠り。体調にもよるので
しょうが、久しぶりの3000メートルだったせいもあります。
もう、スキーシーズンも終わりですね

栗駒山

栗駒山に行ってきましたので報告致します。

日程/5月17~18日
メンバー/黒川春水、ほか4名
目的/テレマークツァー講習
行程/17日=10:00駒の湯着~いわかがみ平へ。11:10いわかがみ平発~
13:30東栗駒山着、14:30発~新湯沢~いわかがみ平15:50着
18日=世界谷地へハイキング

時期的に遅いことを承知で出かけましたが、思ったより滑れました。宿泊先の駒の湯
(いこいの村下)周辺は身体が緑色に染まってしまいそうなほどの新緑、スキーを
持っているのがアホらしい感じ。いわかがみ平にはまだ雪が相当あるもののルート上
はつながっておらず、雪を拾っていると藪こぎが大変そうだったので夏道を行きまし
た。レストハウス下から始まる夏道は、雪解水が川のように流れ、雪のあるところは
乗ると踏み抜くし、登山道をトンネルのように覆う木々にスキーはひっかかるしで
けっこう苦労しました。山頂から東栗駒に向かう大斜面にはまだ雪が残っていて滑り
が楽しめる、と聞いていたのでそれを励みに登りましたが、出発が遅かったこともあ
り時間切れ、人を連れているので無理はできません。予定を変更してとりあえず東栗
駒山のピークに登り、展望を楽しむことに。新湯沢から東栗駒山に向けて登りだすと
この標高にもかかわらずハイマツが出てきて、東北の山にいることを実感しました。
東栗駒山頂からは噂の大斜面が見え、なるほどまだ充分楽しめそうでしたが。我々は
眺めるだけ、明朝早く出発して再度登ることにしました。新湯沢まで登山道を戻り、
下山は新湯沢を滑ることにしました。途中滝が2箇所出ていて、単なる藪こぎではな
く、とっても冒険的な方法で突破。それ以外は快適に沢芯を滑っていわかがみ平に戻
りました。
翌日は再度登る予定でしたが、昨日滝を突破した方法が山慣れないメンバーにとって
はあまりに刺激的だったようで、もう満足とのこと。予定変更して新緑ハイキングを
楽しむことになりました。行き先は世界谷地という湿原。周りをブナとミズナラの森
に囲まれたとても美しいところです。水芭蕉は終わりかけ、ミツガシワはまだ蕾で立
山リンドウが咲いていました。大ルリの澄んだ声に聞きほれて、のんびりしてきまし
た。

黒川春水/Harumi Kurokawa

5.09.2003

小川山と瑞牆山2本

ちゅうです。
お仕事ついでシリーズ、復活~~~。
カウントを忘れたので、リフレッシュして、2003お仕事ついでシリーズって命名
しやす。
しょにょ1、小川山。

6/4、曇りのち雨、withけんじさん
・小川山レイバック5.9
・龍の子太郎(2P、5.9、5.8)
・ジャックと豆の木(10b)

クラック講習のガメラとばったり。
かちあっちゃったので、こっちが龍の子やってるときに、講習は愛情物語、
講習がカサブランカなのでこっちはジャクマメ、って。

ホントはジャックを登って、パピョンにつなげるつもりだったんだけど、ジャックの
中間部でフォールしたときに、
足を壁にぶつけてしまい、1Pで降りてしまった。

降りたら、足首が心持ち腫れ気味~。やばいなあ~。yosemite近いのになあ
~。
駐車場に戻ったら、ピッタンコ、雨も降ってきやした。
まるで私のココロのようだ。(詩的だあ)



週末に小川山と瑞牆山に行ってきました。出身大学山岳部の新人歓迎会です。

1日程・・・5月9~10日
2行き先・・・小川山・小川山ショートストーリー、ウルトラセブン、その
もっと左の10aのスラブ
チューさん、Thanksです。
3目的・・・フリークライミングとハイキング
4メンバー・・・金森智、柏澄子(以上ARC)、斎藤尚之、今氏照樹(以上獨協
大学山岳会)、野口泰助、塚越浩人、吉田華子(以上獨協大学山岳部)
5その他・・・9日は曇り。クライマーはとっても少なかったです。まだ少々
寒い。
 9日夜は瑞牆ヘルシーランドというキャンプ場泊(バンガロー)。お客さん
は私たちだけでした。10日は曇りのなか登り始めたら、頂上で雪が舞ってきま
した。下山中に雨ザンザン。増富ラジウム温泉で坐骨神経痛を温めて帰ってき
ました。

来週末、富士宮口から富士山へ行きます。頂上泊。残雪がとっても少ないとい
う声多なので、滑りはアキラメ。
→森ピカさま
141号の清里手前にそばや「森ぴか」というのがありますが、ご関係は?

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柏 澄子

5.03.2003

白馬栂池

白馬栂池へ滑りに行って来ました。

日程:
5/3,4

メンバー:
青木、相庭(友人)

目的:
栂池周辺を滑る。

行程:
5/3
天気:快晴無風
栂池高原スキー場のゴンドラとロープウェイ(往復3000円)を利用して、
栂池ヒュッテやビジターセンターのある栂池自然園まで一気に上がり付近にテントを
設営する。
その後、天狗原までハイクアップし付近の斜面を滑る、ザラメ雪で非常に快適でし
た。

5/4
天気、晴れ
白馬乗鞍岳へ約2時間のハイクアップ、
9時ごろからは麓からヘリスキー軍団がひっきりなしに上がってきて、
天狗原、乗鞍岳周辺はやんやの大賑わい、まるで11月連休の立山のようでした。
テント撤収後、昼寝などして、16時最終のゴンドラで下山しました。

なお、ゴンドラ、ロープウェイは5/6~17まで一旦休止したあと、夏シーズンの営業
が始まるそうです。

以上

青木

富士南面スキー

.
arc:報告
富士山スキー
メンバー:小俣師、川崎カメ、イトウ
5月3日 天気がよいので誘われるまま富士の宮口にあがる。
8時15分に歩き始める。雲海状態で5合目よりうえは上天気。3000メートルで腰痛
の小俣師が下り、
3300で川崎カメが下る。1300頂上着。数人の登山者と山スキーヤーがいた。1330に滑
りはじめる。
頂上下100メートルほどは雪がなかった。3つの雪渓をのりつぎ、駐車場の上まで
滑り込む。1430着。
ざらめのきれいなバーンでした。今年は雪が少ないのかもしれません。
吉田大沢もぎりぎりで繋がっているようでした。
伊藤汽車

至仏山2本

至仏山に行って来ました。
・5/3(土) 日帰り、快晴無風。
・+石川(山ボーダー)
・ムジナ沢とワル沢をテレマークとボードで滑る
・行程
 5/2(金) 深夜戸倉にて石川と合流。車をまとめて鳩待峠3:00頃到着。
   鳩待Pはタッチの差で満車。Pより下50mの路肩に駐車となる。
 5/3(土) 6:00起床 鳩待7:00~小至仏は東側を巻く~至仏山頂10:00~ムジ
ナ沢源頭
   (雪が無く登り返してトラバースしてワル沢へ進路変更)~山の鼻10:45
   山の鼻の小屋でビール。山の鼻12:30~途中で昼寝&ビール~鳩待3:00頃

当初はムジナ沢を滑ってから登り返し、ワル沢から大トラバースして鳩待直下に
出て帰る予定。
登りは快調。去年よりは雪があるようで、山頂直下を除いて雪が全部つながって
いる。スキーを脱ぐことなく山頂へシールで登る。相方はスノーボードのソフト
ブーツでつぼ足。小至仏トラバースのためにピッケル持ってったけど使うことも
なし。小至仏からいったん下って上り返す時、稜線を行くと岩稜歩きになる。こ
れを嫌って東側を巻くとドンピシャで山頂へ。

一休みして、ムジナ沢に滑り込むが上部の雪が切れていて、這松と岩のヤブコギ
となっていた。
登り返し、尾根を越えてワル沢に出る。ワル沢の大斜面を楽しみ、左へ左へトラ
バースし山の鼻に向かう。(今の時期、オヤマ沢から山の鼻までの間はまったく
スノーブリッジが無いので、ワル沢をダイレクトに降りると裸足で渡渉にな
る。)
山の鼻にドンピシャで飛び出す。

今回、登り返しを考えてビールを持たずに入山したのだが、快晴。汗がたっぷり
出て、半そで、ズボンはすそを捲り上げて登るような天気。営業開始していた山
小屋にフラフラと入り込み、思わず生ビール。メートル上がってしまって、登り
返しするかどうか30分ばかり逡巡繰り返す。

結局、かかとにできたマメのせいにして、登り返しをやめ、そのかわりにビール
ロング缶を買い足して鳩待にプラプラと戻る。途中で、せせらぎを目の前にした
岩の上でトカゲ。冬道をたどり、鳩待に帰還。

かかとのマメは痛むし、相棒は日帰りなので東京に帰るしで、自分もそのまま鳩
待で泊まる気力が無くなってしまった。結局その日の内に自宅に帰還。日曜&月
曜は家族と家の用事を済まして過ごしました。忠さんが来るなら、そのまま待っ
てても良かったかな。これで多分今シーズンのスキーは終了。これからはMTBと
縦走かな?

石塚



ちゅうです。
至仏山に行って来ました。

・5/4,日帰り、晴れ
・+長女
・ムジナ沢をスキーでダウン、山スキー道具がないので、あとは全部、担ぎ+ツボ
・行程
鳩待7:30~(小至仏経由)~頂上9:45/10:30~(ムジナ沢)~山の鼻
小屋前11:00/11:15~鳩待12:00

95年は”飛び”だったので、もしかすっと10年振りか。
意外なことに雪が少ないんだよ。
ムジナ名物の1kmの斜滑降はダメでした。一番いいところが切れちゃってんでやん
の。

立山スキーせいすけ

Subject: ARC:立山報告

 5月5日に立山から下山しました。快晴でしたが、暑
くて大変でした。
 らいちょう荘はアルペンスキーの人が多かったです。

 風呂場で火傷みたいな日焼けの人何人か目撃しました
が、なんで日焼け止め塗らないんでしょうねえ??

ではでは。             黒川晴介

5.02.2003

GW白馬岳スキー


.
........
 
GW白馬岳スキー

5月2日
一日前に休みをとり、栂池へ向かう。栂池ヒュッテで一泊。これはもう旅館ですね。
風呂も快適。天狗原往復などしてのんびり過ごす。
5月3日
最初は大雪渓を登るつもりだったが、むかしの北田さんのガイドブックを読んでいて
栂池から登ることにしたが、長かった。白馬乗鞍を直線的に通過しようとして
ハイマツ帯に突っ込んで苦労する。シール登高ができたのは、白馬大池の上の
船越の頭あたりまでで、あとはずっとかつぎ。三国境からさきはかなり
ばててました。やや混雑気味の白馬山荘泊。
5月4日
白馬周辺で一日過ごす。旭岳に登ったり、柳又源頭をくだったり、途中手頃な
斜面を登り返したり。柳又源頭は、浅いカールのように見える。なかなか
ない地形なのと、旭岳と主稜線が平行に南北に走っているので、時間がたつに連れて
の
影の変化が美しい。小屋は昨夜の5分の1ぐらいしか泊まっていない。のびのび。
5月5日
白馬鑓まで夏道を歩く。ボーダーの二人連れが鑓山頂から杓子沢に向かって
滑る。こっちは、山頂のちょっと下から大出原めがけて滑降。巨大な真っ白な斜面に
感動。そのまま腐り気味の雪の鑓沢をどんどんくだり、小日向のコルに登り返す。
さっきのボーダー達がそのまま南股を降りていくのとすれ違う。猿倉へおりていくと
ボードをかついだスノーシューの一団が縦列で登ってくる。なかにはテレマーク板を
かついだのもいたようで、なんだかなぁと思う。猿倉で乾杯の後、タクシーで
桜の咲く中を栂池にもどる。

児玉・都築

槍・穂高スキーwith MTB

GW後半久しぶりに北アルプス槍 穂高周辺に行ってきました。
天気も良く、最高のGWでした。

 
 【山域】北アルプス 槍  穂高周辺
 【日程】5月2日~5日(鈴木は3日~5日)
 【目的】スキーツアー(テレマーク)
 【装備】冬山スキーツアー一式。アイゼン、ピッケル。MTB
 【天気】全て快晴

 【行動】2日自転車にて釜トンネルを越え横尾へ。テント泊

     3日鈴木と合流後、横尾谷~横尾本谷右俣~南岳(クーロワール2.800地点
          まで)~横尾。テント泊

     4日槍沢~天狗原(氷河公園)~3.000M弱稜線~中岳~大喰岳~大喰南斜面
     ~槍沢~横尾。テント泊

     5日自転車にて岳沢取り付きまで移動。鈴木氏は岳沢~西穂高沢へ。渡辺は
     自転車にて釜トンネルを越える。   
 
 【メンバー】渡辺(ARC)  鈴木のぶ(野沢温泉)

5月2日(金)坂巻温泉上のスペシャルポイントに車を駐車し、15時出発。荷物が大変
   重く、釜トンネルを16時に越えた。そこから横尾手前まではとても楽しくMTB
   を満喫。横尾10分手前の所に自転車をデポ。18時すぎ横尾着。キャンプ地でロ
   ストアロー林氏に会い、酒を飲む。立山からテントを担いでやってきてた。

5月3日(土)鈴木氏と8時にテン場で待ち合わせていたが、結局10時30分に合流し、
   出発。彼はここまで自転車を持ってきた。さすが。出発時間が遅れたがとりあ
   えず第1の目標である南岳の急斜面を目指すことにする。涸沢に向かう集団か
   ら離れ、横尾谷へ。いきなり大きなデブリがすごく先が思いやられる。さすが
   横尾谷は静かである。南岳に向けての斜面を時間がないので焦りながら登って
   行く。クーロワール部はさすがに取り付きで35度を超え、シール登行が難しく
   なってきたのでアイゼンに履き替え登る。上部には多少セッピが出ていたが、
   気持ちよく滑れそうな感じである。結局時間切れで4時30分に標高2.800Mぐら
   いで下ることにする。あと少しだが残念だ。上まで登り切るのにあと1時間以
   上掛かりそうなので仕方がなかった。時間的に斜面も硬くなってきて上部は滑
   りにくかったが、下部は気温が高かったためザラメでいい感じでした。デブリ
   部分を苦労して抜け、横尾に6時30分前に到着。横尾谷は本来デブリも少なく
   快適な斜面なので次回はピークを目指しながら滑降したい?
5月4日(日)6時すぎに横尾を出発し、槍沢へ。槍見河原からは雪がずーと続いてい
   る。例年より雪が多いようだ。槍平小屋7時。小屋からシールをつけてハイク
   アップ。ババ平には10張りほどテントがあった。この辺はデブリ帯で通過する
   ために登ったり下ったりしなければならなかった。コウモリ岩の右手より急斜
   面をアイゼンを着けキックステップで登り氷河公園へ。本来大喰岳を登るには
   直接南斜面を詰めるか、槍ヶ岳の肩からトラバースをするのが簡単だが、氷河
   公園周辺の様子を見たかったので難しいルートを取ることにする。氷河公園か
   ら3.000M稜線へはダイレクトにアイゼン/ピッケルを使用しビビりながら何と
   か鈴木氏に導かれ登る。中岳からの急斜面滑降を検討するがやはり大喰からの
   長い斜面が素晴らしいので、そちらに向かうことにする。中岳から大喰までは
   思ったよりアップダウンがあり、またアイゼンを付けたまま梯子を下るなどし
   て苦労した。4時大喰到着。4時30分滑降開始。頂上から直接斜面に飛び込む。
   最高に気持ちい。上部35度、下部30度の快適な斜面をぶっとばす。中程は雪が
   固くなっており、鈴木氏は苦労していた。槍沢に合流し、ババ平まで一気に30
   分で下りた。雪のある所を無理矢理繋ぎ、槍見河原まで滑降。横尾に6時30分
   着。充実の一日だった。

5月5日(月)6時に岳沢に向けMTBをぶっとばす。車道に入り徳沢園を過ぎたところで
   いきなりパンク!鈴木氏のリペアをあてにしたが何とバルブが違いあえな  
 くリタイヤ。ここから釜トンネルを越えることを考えると気が遠くなった。ザッ 
  クの荷がやけに重く感じた。鈴木氏と岳沢入り口で別れ、最後の悪あがきで上 
  高地で修理出来る方法を探すがダメだった。パンクした自転車を押しながら釜 
  トンネルをトボトボ歩く。トンネル出口付近は狭く、一気にダッシュで下る。 
  12時すぎに駐車場に着。長くて短いGWだった。来年も穂高周辺だな。


鈴木さんありがとう。まだまだ課題を残していますので、また来年もよろしくお願い
します。


-- 
渡辺賢二

北ア双六岳スキー

ARCの皆様。

北アルプス・双六岳より戻りましたので報告致します。

日程/5月2~4日
メンバー/黒川春水、矢野 淳、矢野久美
目的/双六岳周辺をテレマークで滑る
行程/
2日=3:30AM自宅を出て矢野家へ~8:00新穂高温泉着、9:30新穂高温
泉発~わさび平小屋~小池新道経由、大ノマ乗越15:00頃着、弓折岳など稜線を
行き双六小屋18:00頃着
3日=双六岳・三俣蓮華岳周辺を登ったり滑ったり。
4日=双六小屋8:30発~双六谷滑降~大ノマ乗越へ登り返し、大ノマ乗越~小池
新道を滑降~わさび平小屋~新穂高温泉14:00頃着。

久しぶりの北アルプスツァーで充実しました。八甲田から帰ってすぐだったので準備
が間に合わず、2日早朝発になりましたがとにかく寝不足がきつかった!

行きはわさび平小屋まではスキーを担ぎました。その先、秩父沢などからの巨大なデ
ブリを超えていくのが面倒でした。小池新道に入っても右岸側から絶えず小さな雪崩
があり冷や冷や。ほとんどのトレースは途中から鏡平の方へ向かっていましたが、私
たちはそのまま大ノマ乗越へ。最後はスキーでは登れない傾斜でした。本来ならここ
から登りと反対側の斜面を双六谷に下りて、双六谷を詰めれば小屋・・なのですが、
北アスプスツァー初めての一人がバテていたのと、双六谷に下りる斜面がかなりの急
傾斜で怖がったのとで稜線伝いに行くことに決めました。ところがこれが大失敗。夏
道が出ていればややヤセ尾根でもなんてことない所なのに、へたに残雪量が多いため
夏道は出ておらず、不安定な雪が急斜面にへばりついて今にも落ちそうなところを行
くことに・・・。初北アの彼女はますます怖がってしまい、にっちもさっちもいかな
い状態になってしまいました。危険箇所を過ぎてから私一人で先に小屋へ急ぎ、荷物
を置いて迎えに行き、全員が小屋に入ったのは19:00直前でした。
翌日は双六岳周辺で遊びました。双六岳カールは巨大なスキー場といった感じ。今回
は行かなかったけど、南峰との間から双六谷に降りる谷などは素晴らしかったです。
滑り降りると双六谷を標高差150mほど登れば小屋に戻れるので、次回は是非滑り
たいです。
下山は双六谷を標高2100mくらいまで滑り下り、大ノマ乗越へ登り返し。初めか
らツボ足で登りました。かなりゆっくり小屋を出てきたのにまだ斜面が固く、キック
ステップが疲れました。大ノマ乗越から延々と滑ってわさび平、その先穴毛谷出合い
の直前まで雪を拾ってスキーで滑りました。3日間無風快晴、今までGWの北アで雨
や雪に合わなかったことはないので、得した気分です。

下山したらそのまま妙高の火打山へいくつもりでした。高谷池ヒュッテの築田さんが
今年で山を降りられるとのこと、最後に遊びに行こうと思っていました。でも疲れて
しまって止めました。

以上です。


黒川春水