広沢寺レポ ちゅうです。 5/25、広沢寺、withけんじさん。雲の多い晴。とっても、蒸すぅ?。 この前って、たしかペンバとだから10年振りかあ?、歳喰うのってはえ?。 話がそれるけどペンバの娘ももう5才だって。5才で全寮制の学校行っちゃうんだよ ねえ。 さみしぃ?ってメールがきました。SARSとイラク戦争で観光業界はさんざんだって。 やつは医療品のトランスポートで、毎日ビラトナへ飛んでるそうです。 もとえ。 10時までお仕事ふんふんふんだったので、お昼から。 でも近いよなあ?。 もうちょっときれいで、もう少し堅かったらいいんだけど・・・。 なにしろこの前の関西の岩のクオリティが鮮烈で・・・。 とある情報からAA1ができるって話だったのでいろいろ持ってきたんだけど、先客 がいました(やっぱりホントなんだ)。 でもさあ初心者団体で、いつ終わるかわかんない状態なんだよねえ。かくいうあっし も初心者みたいなもんだけどさ。 んで、最近の合い言葉、”2時間以内に8ピッチ”、を目指して、休み無しで、片っ 端から登りました。 今日は冴えないぶかぶかシューズでスラブの猛練習ぅ?がテーマ。 (懐かしのナバロンは人工チームに乗っ取られてしまいやした) ・一般中央5.8(つるべ) ・中央スラブ5.9(つるべ) ・右スラブ5.9(つるべ) ・最左端5.8 ・左凹角5.8 ・月面フェイス5.10a ・左スラブ5.9 ・シャドウ・パート?5.10d(つるべ)・・・先週のタフにならって、”関東最 難”じゃなくて最チンケの10d! ・ピンクパンサー5.10c(これ初めて、chuドジの1テン) ・のんちゃん・ゆっこちゃん5.9(これも、けんじos) ・スネーククラック5.9+(これも、chu os) ※たぶんここ唯一のNPルート。脆くて怖いよ??。でも簡単。カメノテグ レードだと5.7あるかどうかってとこだ。 以上、しめて11本!! 「なんだがロングジョグやってたみたい」(けんじさんの弁) 気が付いたら、5:30過ぎで、他のクライマーはもうだ?れもいなくなっちゃった よ。 結構混んでたんだ。 メッチ必携かも(オレ忘れちゃったんだよねえ、だめじゃん)。 でもまた10年くらい行かないなあ?たぶん。でももう10年たつと、70じゃんab out。ひえ?。
HISTORY & STORY
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5.25.2003
広沢寺レポ
5.24.2003
経ヶ岬と駒形岩
経ヶ岬と駒形岩 5月24日(土) 丹後半島経ヶ岬 メンバー:森 ぴか、桃、アルコ 近畿最北端の経ヶ岬にクラックのボルダーエリアがあるということなので観光を兼ね て行ってまいりました。これはクラックを愛するクライマーの会「われめの会」のHP にも載っています。他にクライマーはおらず、ボルダーマットをとアルコを背負った 我々はちょっと異様でした。 エリアは駐車場から徒歩15分くらい。岬の突端で、釣り人が何人かいました。ロー プクライミングもできますが、ボルダーくらいの高さもあります。フィンガークラッ クが豊富でむずかしめ。5.8くらいのクラックでも5~6mのボルダーは緊張しま した。 5月25日(日) 駒形岩 メンバー:森 石橋 *サイレントティアーズ(11a) *プロミネンス(11b):やっとRPできました! *トランジション(9)クラック *北斗の拳(12a):敗退 *フィギュアヘッド(11b) 比較的涼しく登りやすい気候でした。 森 ぴか
5.21.2003
5.18.2003
烏帽子・駒形岩
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5月18日(日) ARC:Pika+Chu 忠さんがわざわざ関西まで駆けつけてくれて、ヨセミテのための練習をしました。天 気予報では曇りのち雨でしたが、忠さんのご威光か、はたまたタイガースの快進撃の せいか、天気は上々でした。天気予報のせいか遠出を控えたクライマーたちで賑わっ ていました。 場所:烏帽子・駒形岩 1)最初烏帽子岩でウォームアップ。って言っても充分暑かったけど。 *タイムトンネル(10a) *アフターバイトダイレクト(9) 2)その後ジモチーに教えてもらった人工登攀のエリアへ。 *人工3本(リード+荷揚げ、フォロー+クリーニング) 3)午後は駒形岩 *プロミネンス(11b) *斜陽(9) 4)最後に再び烏帽子岩 *ゴールドフィンガー(10a) *タフ(10d) エイドのエリアがあるとは知りませんでしたが、教えてもらってよかったです。フ リークライミングも充分楽しめました。 忠さんはそのまま帰京。お疲れ様でした! 森ぴか
5.17.2003
栗駒山
栗駒山に行ってきましたので報告致します。 日程/5月17~18日
メンバー/黒川春水、ほか4名 目的/テレマークツァー講習
行程/17日=10:00駒の湯着~いわかがみ平へ。11:10いわかがみ平発~ 13:30東栗駒山着、14:30発~新湯沢~いわかがみ平15:50着 18日=世界谷地へハイキング 時期的に遅いことを承知で出かけましたが、思ったより滑れました。宿泊先の駒の湯 (いこいの村下)周辺は身体が緑色に染まってしまいそうなほどの新緑、スキーを 持っているのがアホらしい感じ。いわかがみ平にはまだ雪が相当あるもののルート上 はつながっておらず、雪を拾っていると藪こぎが大変そうだったので夏道を行きまし
た。レストハウス下から始まる夏道は、雪解水が川のように流れ、雪のあるところは 乗ると踏み抜くし、登山道をトンネルのように覆う木々にスキーはひっかかるしで けっこう苦労しました。山頂から東栗駒に向かう大斜面にはまだ雪が残っていて滑り が楽しめる、と聞いていたのでそれを励みに登りましたが、出発が遅かったこともあ り時間切れ、人を連れているので無理はできません。予定を変更してとりあえず東栗
駒山のピークに登り、展望を楽しむことに。新湯沢から東栗駒山に向けて登りだすと この標高にもかかわらずハイマツが出てきて、東北の山にいることを実感しました。 東栗駒山頂からは噂の大斜面が見え、なるほどまだ充分楽しめそうでしたが。我々は 眺めるだけ、明朝早く出発して再度登ることにしました。新湯沢まで登山道を戻り、
下山は新湯沢を滑ることにしました。途中滝が2箇所出ていて、単なる藪こぎではな く、とっても冒険的な方法で突破。それ以外は快適に沢芯を滑っていわかがみ平に戻 りました。 翌日は再度登る予定でしたが、昨日滝を突破した方法が山慣れないメンバーにとって はあまりに刺激的だったようで、もう満足とのこと。予定変更して新緑ハイキングを 楽しむことになりました。行き先は世界谷地という湿原。周りをブナとミズナラの森 に囲まれたとても美しいところです。水芭蕉は終わりかけ、ミツガシワはまだ蕾で立
山リンドウが咲いていました。大ルリの澄んだ声に聞きほれて、のんびりしてきまし た。 黒川春水/Harumi Kurokawa
5.09.2003
小川山と瑞牆山2本
ちゅうです。 お仕事ついでシリーズ、復活~~~。 カウントを忘れたので、リフレッシュして、2003お仕事ついでシリーズって命名 しやす。 しょにょ1、小川山。 6/4、曇りのち雨、withけんじさん ・小川山レイバック5.9 ・龍の子太郎(2P、5.9、5.8) ・ジャックと豆の木(10b) クラック講習のガメラとばったり。 かちあっちゃったので、こっちが龍の子やってるときに、講習は愛情物語、 講習がカサブランカなのでこっちはジャクマメ、って。 ホントはジャックを登って、パピョンにつなげるつもりだったんだけど、ジャックの 中間部でフォールしたときに、 足を壁にぶつけてしまい、1Pで降りてしまった。 降りたら、足首が心持ち腫れ気味~。やばいなあ~。yosemite近いのになあ ~。 駐車場に戻ったら、ピッタンコ、雨も降ってきやした。 まるで私のココロのようだ。(詩的だあ) 週末に小川山と瑞牆山に行ってきました。出身大学山岳部の新人歓迎会です。 1日程・・・5月9~10日 2行き先・・・小川山・小川山ショートストーリー、ウルトラセブン、その もっと左の10aのスラブ チューさん、Thanksです。 3目的・・・フリークライミングとハイキング 4メンバー・・・金森智、柏澄子(以上ARC)、斎藤尚之、今氏照樹(以上獨協 大学山岳会)、野口泰助、塚越浩人、吉田華子(以上獨協大学山岳部) 5その他・・・9日は曇り。クライマーはとっても少なかったです。まだ少々 寒い。
9日夜は瑞牆ヘルシーランドというキャンプ場泊(バンガロー)。お客さん は私たちだけでした。10日は曇りのなか登り始めたら、頂上で雪が舞ってきま した。下山中に雨ザンザン。増富ラジウム温泉で坐骨神経痛を温めて帰ってき ました。 来週末、富士宮口から富士山へ行きます。頂上泊。残雪がとっても少ないとい う声多なので、滑りはアキラメ。 →森ピカさま 141号の清里手前にそばや「森ぴか」というのがありますが、ご関係は? ------------------------ 柏 澄子
5.03.2003
白馬栂池
白馬栂池へ滑りに行って来ました。 日程: 5/3,4 メンバー: 青木、相庭(友人) 目的: 栂池周辺を滑る。 行程: 5/3 天気:快晴無風 栂池高原スキー場のゴンドラとロープウェイ(往復3000円)を利用して、 栂池ヒュッテやビジターセンターのある栂池自然園まで一気に上がり付近にテントを 設営する。 その後、天狗原までハイクアップし付近の斜面を滑る、ザラメ雪で非常に快適でし た。 5/4 天気、晴れ 白馬乗鞍岳へ約2時間のハイクアップ、 9時ごろからは麓からヘリスキー軍団がひっきりなしに上がってきて、 天狗原、乗鞍岳周辺はやんやの大賑わい、まるで11月連休の立山のようでした。 テント撤収後、昼寝などして、16時最終のゴンドラで下山しました。 なお、ゴンドラ、ロープウェイは5/6~17まで一旦休止したあと、夏シーズンの営業 が始まるそうです。 以上 青木
富士南面スキー
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arc:報告
富士山スキー
メンバー:小俣師、川崎カメ、イトウ
5月3日 天気がよいので誘われるまま富士の宮口にあがる。 8時15分に歩き始める。雲海状態で5合目よりうえは上天気。3000メートルで腰痛 の小俣師が下り、 3300で川崎カメが下る。1300頂上着。数人の登山者と山スキーヤーがいた。1330に滑 りはじめる。 頂上下100メートルほどは雪がなかった。3つの雪渓をのりつぎ、駐車場の上まで 滑り込む。1430着。
ざらめのきれいなバーンでした。今年は雪が少ないのかもしれません。 吉田大沢もぎりぎりで繋がっているようでした。 伊藤汽車
至仏山2本
至仏山に行って来ました。 ・5/3(土) 日帰り、快晴無風。 ・+石川(山ボーダー) ・ムジナ沢とワル沢をテレマークとボードで滑る ・行程 5/2(金) 深夜戸倉にて石川と合流。車をまとめて鳩待峠3:00頃到着。 鳩待Pはタッチの差で満車。Pより下50mの路肩に駐車となる。 5/3(土) 6:00起床 鳩待7:00~小至仏は東側を巻く~至仏山頂10:00~ムジ ナ沢源頭 (雪が無く登り返してトラバースしてワル沢へ進路変更)~山の鼻10:45 山の鼻の小屋でビール。山の鼻12:30~途中で昼寝&ビール~鳩待3:00頃 当初はムジナ沢を滑ってから登り返し、ワル沢から大トラバースして鳩待直下に 出て帰る予定。 登りは快調。去年よりは雪があるようで、山頂直下を除いて雪が全部つながって いる。スキーを脱ぐことなく山頂へシールで登る。相方はスノーボードのソフト ブーツでつぼ足。小至仏トラバースのためにピッケル持ってったけど使うことも なし。小至仏からいったん下って上り返す時、稜線を行くと岩稜歩きになる。こ れを嫌って東側を巻くとドンピシャで山頂へ。 一休みして、ムジナ沢に滑り込むが上部の雪が切れていて、這松と岩のヤブコギ となっていた。 登り返し、尾根を越えてワル沢に出る。ワル沢の大斜面を楽しみ、左へ左へトラ バースし山の鼻に向かう。(今の時期、オヤマ沢から山の鼻までの間はまったく スノーブリッジが無いので、ワル沢をダイレクトに降りると裸足で渡渉にな る。) 山の鼻にドンピシャで飛び出す。 今回、登り返しを考えてビールを持たずに入山したのだが、快晴。汗がたっぷり 出て、半そで、ズボンはすそを捲り上げて登るような天気。営業開始していた山 小屋にフラフラと入り込み、思わず生ビール。メートル上がってしまって、登り 返しするかどうか30分ばかり逡巡繰り返す。 結局、かかとにできたマメのせいにして、登り返しをやめ、そのかわりにビール ロング缶を買い足して鳩待にプラプラと戻る。途中で、せせらぎを目の前にした 岩の上でトカゲ。冬道をたどり、鳩待に帰還。 かかとのマメは痛むし、相棒は日帰りなので東京に帰るしで、自分もそのまま鳩 待で泊まる気力が無くなってしまった。結局その日の内に自宅に帰還。日曜&月 曜は家族と家の用事を済まして過ごしました。忠さんが来るなら、そのまま待っ てても良かったかな。これで多分今シーズンのスキーは終了。これからはMTBと 縦走かな? 石塚 ちゅうです。 至仏山に行って来ました。 ・5/4,日帰り、晴れ ・+長女 ・ムジナ沢をスキーでダウン、山スキー道具がないので、あとは全部、担ぎ+ツボ ・行程 鳩待7:30~(小至仏経由)~頂上9:45/10:30~(ムジナ沢)~山の鼻 小屋前11:00/11:15~鳩待12:00 95年は”飛び”だったので、もしかすっと10年振りか。 意外なことに雪が少ないんだよ。 ムジナ名物の1kmの斜滑降はダメでした。一番いいところが切れちゃってんでやん の。
5.02.2003
GW白馬岳スキー
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GW白馬岳スキー 5月2日 一日前に休みをとり、栂池へ向かう。栂池ヒュッテで一泊。これはもう旅館ですね。 風呂も快適。天狗原往復などしてのんびり過ごす。
5月3日 最初は大雪渓を登るつもりだったが、むかしの北田さんのガイドブックを読んでいて 栂池から登ることにしたが、長かった。白馬乗鞍を直線的に通過しようとして ハイマツ帯に突っ込んで苦労する。シール登高ができたのは、白馬大池の上の 船越の頭あたりまでで、あとはずっとかつぎ。三国境からさきはかなり ばててました。やや混雑気味の白馬山荘泊。
5月4日 白馬周辺で一日過ごす。旭岳に登ったり、柳又源頭をくだったり、途中手頃な 斜面を登り返したり。柳又源頭は、浅いカールのように見える。なかなか ない地形なのと、旭岳と主稜線が平行に南北に走っているので、時間がたつに連れて の 影の変化が美しい。小屋は昨夜の5分の1ぐらいしか泊まっていない。のびのび。
5月5日 白馬鑓まで夏道を歩く。ボーダーの二人連れが鑓山頂から杓子沢に向かって 滑る。こっちは、山頂のちょっと下から大出原めがけて滑降。巨大な真っ白な斜面に 感動。そのまま腐り気味の雪の鑓沢をどんどんくだり、小日向のコルに登り返す。 さっきのボーダー達がそのまま南股を降りていくのとすれ違う。猿倉へおりていくと ボードをかついだスノーシューの一団が縦列で登ってくる。なかにはテレマーク板を かついだのもいたようで、なんだかなぁと思う。猿倉で乾杯の後、タクシーで 桜の咲く中を栂池にもどる。 児玉・都築
槍・穂高スキーwith MTB
GW後半久しぶりに北アルプス槍 穂高周辺に行ってきました。 天気も良く、最高のGWでした。 【山域】北アルプス 槍 穂高周辺 【日程】5月2日~5日(鈴木は3日~5日) 【目的】スキーツアー(テレマーク) 【装備】冬山スキーツアー一式。アイゼン、ピッケル。MTB 【天気】全て快晴 【行動】2日自転車にて釜トンネルを越え横尾へ。テント泊 3日鈴木と合流後、横尾谷~横尾本谷右俣~南岳(クーロワール2.800地点 まで)~横尾。テント泊 4日槍沢~天狗原(氷河公園)~3.000M弱稜線~中岳~大喰岳~大喰南斜面 ~槍沢~横尾。テント泊 5日自転車にて岳沢取り付きまで移動。鈴木氏は岳沢~西穂高沢へ。渡辺は 自転車にて釜トンネルを越える。 【メンバー】渡辺(ARC) 鈴木のぶ(野沢温泉) 5月2日(金)坂巻温泉上のスペシャルポイントに車を駐車し、15時出発。荷物が大変 重く、釜トンネルを16時に越えた。そこから横尾手前まではとても楽しくMTB を満喫。横尾10分手前の所に自転車をデポ。18時すぎ横尾着。キャンプ地でロ ストアロー林氏に会い、酒を飲む。立山からテントを担いでやってきてた。 5月3日(土)鈴木氏と8時にテン場で待ち合わせていたが、結局10時30分に合流し、 出発。彼はここまで自転車を持ってきた。さすが。出発時間が遅れたがとりあ えず第1の目標である南岳の急斜面を目指すことにする。涸沢に向かう集団か ら離れ、横尾谷へ。いきなり大きなデブリがすごく先が思いやられる。さすが 横尾谷は静かである。南岳に向けての斜面を時間がないので焦りながら登って
行く。クーロワール部はさすがに取り付きで35度を超え、シール登行が難しく なってきたのでアイゼンに履き替え登る。上部には多少セッピが出ていたが、 気持ちよく滑れそうな感じである。結局時間切れで4時30分に標高2.800Mぐら いで下ることにする。あと少しだが残念だ。上まで登り切るのにあと1時間以 上掛かりそうなので仕方がなかった。時間的に斜面も硬くなってきて上部は滑
りにくかったが、下部は気温が高かったためザラメでいい感じでした。デブリ 部分を苦労して抜け、横尾に6時30分前に到着。横尾谷は本来デブリも少なく 快適な斜面なので次回はピークを目指しながら滑降したい?
5月4日(日)6時すぎに横尾を出発し、槍沢へ。槍見河原からは雪がずーと続いてい る。例年より雪が多いようだ。槍平小屋7時。小屋からシールをつけてハイク アップ。ババ平には10張りほどテントがあった。この辺はデブリ帯で通過する ために登ったり下ったりしなければならなかった。コウモリ岩の右手より急斜 面をアイゼンを着けキックステップで登り氷河公園へ。本来大喰岳を登るには
直接南斜面を詰めるか、槍ヶ岳の肩からトラバースをするのが簡単だが、氷河 公園周辺の様子を見たかったので難しいルートを取ることにする。氷河公園か ら3.000M稜線へはダイレクトにアイゼン/ピッケルを使用しビビりながら何と か鈴木氏に導かれ登る。中岳からの急斜面滑降を検討するがやはり大喰からの
長い斜面が素晴らしいので、そちらに向かうことにする。中岳から大喰までは 思ったよりアップダウンがあり、またアイゼンを付けたまま梯子を下るなどし て苦労した。4時大喰到着。4時30分滑降開始。頂上から直接斜面に飛び込む。 最高に気持ちい。上部35度、下部30度の快適な斜面をぶっとばす。中程は雪が
固くなっており、鈴木氏は苦労していた。槍沢に合流し、ババ平まで一気に30 分で下りた。雪のある所を無理矢理繋ぎ、槍見河原まで滑降。横尾に6時30分 着。充実の一日だった。 5月5日(月)6時に岳沢に向けMTBをぶっとばす。車道に入り徳沢園を過ぎたところで いきなりパンク!鈴木氏のリペアをあてにしたが何とバルブが違いあえな くリタイヤ。ここから釜トンネルを越えることを考えると気が遠くなった。ザッ
クの荷がやけに重く感じた。鈴木氏と岳沢入り口で別れ、最後の悪あがきで上 高地で修理出来る方法を探すがダメだった。パンクした自転車を押しながら釜 トンネルをトボトボ歩く。トンネル出口付近は狭く、一気にダッシュで下る。 12時すぎに駐車場に着。長くて短いGWだった。来年も穂高周辺だな。 鈴木さんありがとう。まだまだ課題を残していますので、また来年もよろしくお願い します。 -- 渡辺賢二
北ア双六岳スキー
ARCの皆様。 北アルプス・双六岳より戻りましたので報告致します。 日程/5月2~4日
メンバー/黒川春水、矢野 淳、矢野久美
目的/双六岳周辺をテレマークで滑る
行程/ 2日=3:30AM自宅を出て矢野家へ~8:00新穂高温泉着、9:30新穂高温 泉発~わさび平小屋~小池新道経由、大ノマ乗越15:00頃着、弓折岳など稜線を 行き双六小屋18:00頃着
3日=双六岳・三俣蓮華岳周辺を登ったり滑ったり。
4日=双六小屋8:30発~双六谷滑降~大ノマ乗越へ登り返し、大ノマ乗越~小池 新道を滑降~わさび平小屋~新穂高温泉14:00頃着。 久しぶりの北アルプスツァーで充実しました。八甲田から帰ってすぐだったので準備 が間に合わず、2日早朝発になりましたがとにかく寝不足がきつかった! 行きはわさび平小屋まではスキーを担ぎました。その先、秩父沢などからの巨大なデ ブリを超えていくのが面倒でした。小池新道に入っても右岸側から絶えず小さな雪崩 があり冷や冷や。ほとんどのトレースは途中から鏡平の方へ向かっていましたが、私 たちはそのまま大ノマ乗越へ。最後はスキーでは登れない傾斜でした。本来ならここ
から登りと反対側の斜面を双六谷に下りて、双六谷を詰めれば小屋・・なのですが、 北アスプスツァー初めての一人がバテていたのと、双六谷に下りる斜面がかなりの急 傾斜で怖がったのとで稜線伝いに行くことに決めました。ところがこれが大失敗。夏 道が出ていればややヤセ尾根でもなんてことない所なのに、へたに残雪量が多いため 夏道は出ておらず、不安定な雪が急斜面にへばりついて今にも落ちそうなところを行
くことに・・・。初北アの彼女はますます怖がってしまい、にっちもさっちもいかな い状態になってしまいました。危険箇所を過ぎてから私一人で先に小屋へ急ぎ、荷物 を置いて迎えに行き、全員が小屋に入ったのは19:00直前でした。
翌日は双六岳周辺で遊びました。双六岳カールは巨大なスキー場といった感じ。今回 は行かなかったけど、南峰との間から双六谷に降りる谷などは素晴らしかったです。 滑り降りると双六谷を標高差150mほど登れば小屋に戻れるので、次回は是非滑り たいです。
下山は双六谷を標高2100mくらいまで滑り下り、大ノマ乗越へ登り返し。初めか らツボ足で登りました。かなりゆっくり小屋を出てきたのにまだ斜面が固く、キック ステップが疲れました。大ノマ乗越から延々と滑ってわさび平、その先穴毛谷出合い の直前まで雪を拾ってスキーで滑りました。3日間無風快晴、今までGWの北アで雨 や雪に合わなかったことはないので、得した気分です。 下山したらそのまま妙高の火打山へいくつもりでした。高谷池ヒュッテの築田さんが 今年で山を降りられるとのこと、最後に遊びに行こうと思っていました。でも疲れて しまって止めました。 以上です。 黒川春水