HISTORY & STORY

5.05.2004

北ア鹿島槍岳

剣から鹿島槍に転戦し、敗退した報告です。


メンバー
柏スミコ、恩田マサオ

5月5日
駅前で中国式足裏マッサージを受けて疲労回復。白馬へ移動。
駅近くの友人の店「カラー」へ。オーナーのトネガワくんとヒロスケに会う。

5月6日
朝、ヒロスケに大谷原橋まで車で送ってもらう。ありがとう!
7:30 東尾尾根取り付き出発
雪は全くナシ。藪こぎ。1時間ほど登ると少し雪が出てくるが、雪と藪を交互に歩く。思いのほか時間がかかる。
熊の気配アリ。大声を出しながら歩く。熊の恐怖はかなりのストレス。
11:30 予定時間を上回って一の沢頭着
東尾根の全容が見えるのでルートチェック。雪がかなり少ない。核心部のラインがわからない。
第一岩峰のルンゼは完全に岩が露出しているようだ。
幕営を予定していた二の沢頭までも、かなりやっかいな藪が続く。雪も不安定でロープが必要そう。
ぼんやりしながら、少し考えて、ちょっとこの予定では私たちには難しいかも、と敗退を決める。
マサオちゃんは、八方尾根か赤岩尾根への転戦を提案するが、下山後登り返す気力があるかどうか、私には疑わしく、
ギブアップ。
眺めのよい一の沢頭でテントを張る。
東尾根、天狗尾根、荒沢尾根、鹿島槍北壁を眺めながら、マサオちゃんにヨガと気功を教わる。こんな風景のいい
ところでやれば、プラーナを取り
入れることができそう。

5月7日
熊の恐怖におびえながら大声を出しながら下山。
早朝より大町温泉郷の薬師の湯へ。山菜のてんぷらとソバを食べ、ビールでボーっとしたあとヘンリー・ミラ
ー美術館を見て、帰京。


またいつか、もう少し雪のあるときに登ってみます。