HISTORY & STORY

3.27.2005

3/27日曜、日帰り、八ヶ岳南沢大滝、氷トレ

 3/27日曜、日帰り、八ヶ岳南沢大滝、氷トレ

カテゴリ:2005の記録
3/27日曜、日帰り、八ヶ岳南沢大滝、氷トレ。
快晴だが、この時季にしては冷えた。寒い。混んでる。
雪も多いが、大滝も異常発達していた。
いつもだと10m前後の寝た部分から徐々に垂直部に繋がっていくのだが、今日は、突如としていきなりぶったっている。
10mのバーチカルってのがカタログだが、今日は少なく見積もってもバーチカル20mだ。
グレードは?の領域でしょう。
しかし氷質は安定していて、登って気分良し。
相棒はリーシュレスでスクリュー3本で抜けたが、これはやばい。
落ちたら死ぬ登り方で、うまいかもしれないが、文句をつけた。だがじつはちっともうまくなかったのでお祈りしながらビレイしてた。
ライン、バッチングすれすれのYCCはちゃんと5本入れたし。テンション入ったけどね。
僕は7本。片手でねじ込めるスクリューは3本、氷が柔らかければねじ込めるのが2本。(今日は無理!)
あとは、両手、もしくは、バイルをレンチにしないと入らない。
講習生が大勢いる前で、いまどきハーケンキコキコやるなんて、なんかとってもイカスじゃん(ひとりよがり~)。
どっかの生徒が、先生、アレ、何? なんてかましやんの。

スタイル優先して金かける気はないので、ワシはこれでまだがんばる。
オレが考えてるのはコンペじゃないから。
chu

3.26.2005

0326asagiri

 0326asagiri

カテゴリ:2005の記録
asa

ファイナルアプローチ。帰ってきたオレ。写真=スカイ朝霧

#394
time:70m
totaltime:117h27m
gain :1000m
タスク6
1030スタート。農道十字路からトンボの小屋のあと急上昇。1700mで大荒れ。タスクストップ。


3d

0326会津駒のつもりが

 0324,25 会津駒のつもりが

カテゴリ:2005の記録
金森は久々の山登りでワクワクして臨んだ雪洞泊山行でしたが、季節はずれのドカ雪
のため山登りは断念しました登山口周辺の斜面でピットを掘り積雪の研究と弱層のテ
スト(コンプレッションテスト)、雪洞作りをしました。
時間も遅くまた設営に適した場所もなかったことから練習のみ。雪洞宿泊はしません
でした。

翌日は、高畑スキー場の近くで、ビーコンとプローブを使った雪崩レスキューのト
レーニングをしました。
大学生の3人は、ビーコンを買って、今回初めて使いました。

帰りは、もちろん湯ノ花温泉でからだを暖めてきました。


●メンバー:かなもり、カシワ、塚越(以下獨協大学山岳部)、本橋、野口 計5名

●行程:
3/26 7:00東京発
14:00高畑スキー場にてビーコン講習
15:30会津駒ヶ岳登山口~適当な斜面でピット堀、雪洞設営(模擬)
17:00終了し下山。
3/27 8:00高畑スキー場にてビーコントレーニング10:30終了し帰京

3.20.2005

3月20-21日小同心クラック

XML
カテゴリ:2005の記録
3月20-21日
行き先:小同心クラック
メンバー:かしすみ&マサオ

3月20日
7時のあずさで出発。
いつもの通り、コーヒーと朝ごはんを買ってホームへ。ヤマケイのくーさんチームに会う。
「余裕で座れるじゃん」と定位置のシートに腰を下ろしたつもりが、指定席だった。。。慌てて、自由席車両に走る。
先月インフルエンザによりマサオちゃんとの山をドタキャンしまくったために、ふたりで行くのは久しぶり。ごめんなさい。。。。でした。

ゆっくりおしゃべり歩行で赤岳鉱泉へ。
人工タワーの前でガイドのたー兄さんに会う。明日は中山尾根だそうだ。
テンバがなかなか見つからず、小屋の前の一段上がったところに張る。ナイスな場所。
行きなれた相手とのテント生活は快適。座る位置やモノを置く位置が自然と合理的に決まっているから。
ほかは、干渉せずに好きなことをやるので、心地よい。
私は大好物の「黒芝麻糊」を食べる。中国のお菓子だ。ゴマがたっぷり入った粉末にお湯を入れてとく。昨夏の四川クライミングのときにスーパー
で見つけた。私たちは「ごまツァンパ」と呼んでいたのだが、ビバーク中は、これ2袋がメンバー3人の朝食だった。

夕方、外で「カシワさぁん」と叫ぶ声がした。松田ひーさんの部屋に遊びに行く。おいしいワインと八海山に、チーズをいただく。
山小屋の夕食の時間が来たので、暖かい山小屋から寒々としたテントへ。マッチ売りの少女の気分だ。
 
恒例のアロマタイムを経て、就寝。私は立て込んだ仕事で超睡眠不足の日々が続いていたし、宵っ張りのマサオちゃんも寝不足らしい。「山に来て
うれしいのは、たくさん寝れること」というのが口癖の私たちは、寝貯めのために、早々にシュラフに入った。


3月21日
6時ごろ赤岳鉱泉発
大同心稜を登ってトラバースして、小同心クラック取り付きへ。7時半ごろ着。
大同心稜は正月にしか通ったことがなかったけれど、今の時期は雪が多いんだなあ。
トラバースの後半部分は上から雪が落ちてきていた(極少量)。
最後、取り付きに登る斜面については、雪の安定度が、あまりよくなかった、と私は思う。
すんげええ、冷たく強い風が吹くなか、順番待ち。前に3パーティあり。
最近は指がやばくなっていて、この日も登る前からかなり痛くなってしまった。

8時半ごろ取り付く。マサオちゃんは2度目か3度目らしい。1p目はリードしたことがない、というのでマサオちゃんからスタート。
というか、核心はマサオリードだった。
ルートは短いし、ホールドもスタンスもしっかりあるけれど、壁がたっていたあああ。
ビレイポイントには新しメのペツル2本あり。
ルートに入るとさほど風も強くなく、天気は晴れ。展望も抜群によし。
エイリアン数本と0.75番を持っていったが、使わず。
ピッチは、ヒロケンさんの本どおりに切るよりも、私たちを含め4ピッチで登っているパーティが多かったと思う。
ルートを抜けたあとの雪稜もスタカット。横岳直下の岩場も、意外と簡単ではなかった(ワンポイントだけ)。

横岳着は11時半。
テルモス茶とレーションでまどろんでから硫黄岳経由で鉱泉に戻る。
ゆっくりテントを撤収して、またおしゃべりしまくりながら美濃戸口へ。

茅野駅近くの蕎麦屋(踏み切りの脇)で蕎麦と地ビール。
あとで、知人から聞いた話だと、モスバーガー並びの蕎麦屋もおいしいらしい。
茅野駅に戻ると、クーさんチームに再会。天狗尾根を登ってきたそうです。

3/20,21南ア、八ツの氷登りレポート

 3/20,21南ア、八ツの氷登りレポート

カテゴリ:2005の記録
ちゅうです。氷登りレポートです。
●3/20南ア・上荒井沢
日当たりのいいトリコルネ、かもしかルンゼは全滅! 一縷の望みを託してマシラ・ルンゼを出会いから遠めにみる。
左端のイワザルフォール30m(V)ならいけそうだと思った。
しばらく逡巡してから、意を決してスタートした。
下部10mは寝ていて氷も厚い。
上半はスコーティッシュな暗いガリーに突入する。
一気に傾斜が立ってくる。意外にも氷が薄い。スクリューが途中で空間にでてしまうのが感触で分かった。氷が岩から離れている!
ここから最上部の核心まで4本スクリューを入れたが、どれも落ちたら、抜けるような気がする。
最後のフェースは下部がはがれて、ハングしている。判断を誤ったかも。しかし、戻るに戻れない。
初めてだが、上に行く意外に選択肢がないと思った。血の気が引いた。
左から上のつららの裏にでる。つららの根元に2本スクリューを入れたが、気休めのような・・
絶対落ちられないと念じつつ、つららを壊さないように、モンキーハングの格好で右にトラバース。
さらに岩のスラブへハイステップ気味に乗り込む。アイゼンはスケーティング起こしそうだ。ホールドは、浅くフックした薄い氷のフレーク。
このムーブは岩の10b~cくらいの感じか。
アックスを思いっきり振れば、すべてが崩壊してしまうだろう。
テラスにたどり着いて振り返ったら、フックに使った氷はせいぜい5cm厚で岩壁から10cm離れていた。
僕の過去のtryの最難、大同心正面(?-)よりももう一つ難しいと感じた。

意識トレーニングの成果か、少し長めにしたフィフィをバックアップに使い、実際にはテンションをかけずに行けた。
この方法が、当面、僕の現実的なフリーのスタイルかも。

●3/21八ヶ岳・阿弥陀岳広河原沢3ルンゼ
結構冷えたなあ~。
舟山十字路はスケートリンク状態。ツルンツルンで恐ろしかった。
しかし、ルンゼ狙いなのでコンディションはGoodだと確心。
7:00スタート。
しかしサングラスを忘れて戻る。30分ロスッた。最近ってか、そもそもおいらは忘れ物の天才~~。
トレースは右俣出合いまで。みんなクリスマスルンゼ行っちゃうみたいだ。しかし、雪が多いなあ~。
始めのうちは、固い雪面を恐る恐る渡っていけたが、そのうちズボズボ潜るようになった。結局腿まで。
こういうラッセルをこの歳で、ここまでやるとは、なんてステキ!
結局、12時を廻っても、まだ2ルンゼの出合いにもたどり着けず、がっくり。第一、取り付いても抜けられないわ。
13時、残ったコーヒーを飲み干して、引き返しました。
めちゃくちゃ天気いいなのに。こりゃ永遠の課題になりそう~~だぜ、まじで。

以上

3.13.2005

3月13日神楽峰中尾根北斜面

 3月13日神楽峰中尾根北斜面

カテゴリ:2005の記録
3月13日
神楽峰、中尾根北斜面
海老根と仲間の計5人。

土曜日は雪のコンディションが悪い谷川岳にやられていじけていたが、翌日は
冬型が決まり大雪になるという新潟へ。神楽みつまたスキー場でゲレンデパウ
ダーを味わったあと、神楽ローカルに案内してもらいゲレンデトップからシール
を つけて歩き始める。すでに大量の人が山に入っていて、高速道路が開通。約
1 時間で中尾根のトップに到着。みな南斜面を滑っているので北側へ。ハンド
テス トで雪をチェック。大丈夫そうだということでオープンバーンにドロッ
プ。膝パウダ ーで今期一番のコンディション。美味しい斜度で滑りをやめ、上
り返して二本目 はツリーラン。木の間隔、雪の状態、斜度などどれをとっても
自分が一番楽しめ るあんばい。ゲレンデと裏山、いろいろ楽しめた一日でし
た。

0313Inokasira Para

 0313Inokasira Para

カテゴリ:2005の記録
No.390
Time 30m
Total 115h
gain:1650m
冬型天気だがテイクオフには南風が入っている。1030ころ?でる。テイクオフ上でいっきに2100まで上がる。沖で上がるのは危ない兆し。俺にもついに運が…と調子にのっていると痛い目に、と川地塾長から聞いてはいたが、タスク6を申告していたのでチャンスと、十字路、トンボと取って、そのまま沖を白糸へ。田貫湖上空で2250m時速50キロ、でこの日最高。白糸の比留間ディレクターから、水色の機体、なんでもいいから下ろしてください、荒れていますから。とのことでさっさと白糸にランディング。もちもちさんともう一人いとうさんの3人が天子の人となった。下は南のブローが入っていた。上空は強い北西風だった。猪の頭に戻ればタスク達成だったけれど、この北風では戻れなかっただろう。田貫湖をぬけるといきなり急降下、2250からあっという間に1000mをロスした。なんで? itokisya
http://www.skyasa.com/
03133d

3.01.2005

3/1 奥日光・山王峠スキー

 3/1 奥日光・山王峠

カテゴリ:2005の記録
朝、天気が良かったので、奥日光へ行ってきた。
光徳からテレマークスキーでミズナラの森を抜け山王峠へと登っていく。
ここのところ、雪が降っていなかったようでクラスト状態。
歩きづらいので、途中から尾根をはずれ山王林道に出て、
古いトレースをたどり登ることにする。
林道沿いのカラマツの樹影が白銀に映え美しい。
1時間半ほどで山王峠に到着。裏側から見る男体山の姿も素晴らしい。
昼食をとっていると、水戸から来たという
スノーシューのグループが上がってくる。
11時半に下山滑降。ゆるやかな斜面は樹間がけっこうあるが、
傾斜がゆるいうえ、クラストした雪でスキー先端がひっかかり回せない。
結局、林道沿いに一気に光徳まで滑り降りた。
下山後、奥日光ビジターセンターへ。山スキーのポイントなどを聞く。
以前はクロカンで知られた奥日光も最近はスノーシューばかりとのこと。
レンタルの実に9割がスノーシューになってしまったという。
帰りに中禅寺湖そばの「湖畔の湯」(1000円)で汗を流す。(マツ)