HISTORY & STORY

10.09.2010

金時山初登頂

2010_10-8

金時山 
2010年10月8日金曜日
金太郎と伊藤フミヒロ記

天気がいいんで10時ころ東京スタート。西湘、箱根新道、芦ノ湖スカイラインとドライブ。このあたりの地形をぐるりと見る。なるほど、箱根大火山。3重構造だという。箱根のことはあまり知らなかった。246号沿いでよく見あげる足柄山が金時山のことだと、こないだ知って登ってみたくなったのだ。

カーナビのせいか、火口の中で道迷いして(ほんと箱根の道は複雑だ、それにしても箱根の旅館や保養施設はすべて噴火口の中にあるんだね)乙女峠着2時。フジミ茶店は休みで駐車場(1台1000円とあった)もクローズ。

茶店の看板にだまされて裏山の見晴台に取り付く。そのまま直登して乙女峠。箱根外輪山を辿り長尾山、金時山着4時。金時茶屋のおばさん(金時娘)が、犬の名前は? というので金太郎と答える。おさげ髪の有名なおばさん、親切そう。

山頂にはだれもいなくて今日最後の客。ふだんはちょー大賑わいらしい。見晴らしがよくて箱根大火山の大体がわかった。北側にはこないだ行った乳牛牧場の大野山が低く見えた。往路を戻る。日没の富士山を見ながら5時半下山。太郎のいい散歩になった。
茶店が山頂にふたつもあるというのもすごい。ここに登ったことのないハイカーはもぐりと言われそうだ。
御殿場の温泉会館に寄ってから山中湖へ。明日は大雨らしい。

※金時山は、箱根火山の外輪山ではなくて、寄生火山だとガイドブックに書いてあった。湯河原の幕岩、幕山もおなじ寄生火山。箱根火山の最高峰は中央火口丘の神山だという。