HISTORY & STORY

8.15.2011

富士山アザミ塚

アザミ塚と1合5勺水平道(富士山)
2011年8月14日日曜日 はれくもり

メンバー 伊藤フミヒロ 記

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富士山スカイラインの登山部との分岐、休業中のドライブイン横に車を停めて11時前スタート。
旧料金所のヨコからガラン沢ルートを辿る。7-11でゲットした小山町観光協会の富士登山マップが南面の山腹ハイキング道や林道などについて詳しい。
1時間ほど歩いて高鉢~ガラン沢歩道まで上がる。合流点から300mほど戻ったところに「水が塚へ」の道標があるので入ってみる。廃道状態だが古い道形を辿って斜登高。須山道上りルート1750mに合流する。この間は斜め下りしても突破できるかもしれない。間違いようのない須山登山道を1合5勺まで下る。水が塚から登ってきた二人の若者と出会う。山頂を目指す雰囲気だ。

1合5勺水平道
1合5勺で水平道に入る。須山道下りまで続く等高線沿いの横断路、道の様子も景観も樹木も森も最高の水平道。「紅葉台遊歩道」と名づけられているようだ。田舎のバス停のような造りの南山休憩所を過ぎて、右手にこんもりと盛り上がるアザミ塚に登る。道はないので適当に周る。地図上は1630mピークとなっているが、アザミ塚ともいうらしい。モミやブナが混交した明るい森でピークは広い。火口は見当たらない。冬場なら富士山が対面状によく見えるのではないだろうか。

アザミ塚山頂部

往路を戻り、南山林道(水が塚近くの富士スカイラインに続いている)をのぞいて少し下ってみる。車が通れるような道ではない。切開きを上り返して再び水平道に出て、須山道上り1合5勺に戻る。さらに浅黄塚分岐まで下る。このあいだ入った幅広道に右折して材木集積?広場。このあいだは右手の樋状を登ったが、今回は左折して浅黄塚東面の裾を下る。立派なトレイルが残っていた。

道はどんどん南下して、最後にスズタケをやぶこぎしたらスカイラインに出た。水が塚からの登路は大回りしているから、素直に下るこちらが古い道かもしれない。
車まで車道を1km歩く。3時終了。
出会ったのはさきほどの若者二人とシカかなんかの白骨くらい。お盆だというのに。

赤が今回のもの


富士山を知る見るハイキングガイド伊藤フミヒロ