大室山南峰1447m
寄生火山、左から長尾山、伊賀殿山、弓射塚。、右側は片蓋山と手前の勾玉型が栂尾山。まん中の平が野尻草原 |
2011年12月20日 火曜日
メンバー 太郎 伊藤フミヒロ 記
天気がよいので鳴沢村へ移動。開拓道路の青木が原樹海入り口1230スタート。前回見つからなかった本栖風穴へ。道路と平行する林道を行く。そのまま行けば風穴につくらしいが、途中で脇道に入ってしまい、そのまま樹海を抜けて辿りつく。
本栖風穴入り口 |
塚の盛り上がりの中に大きな風穴があった。穴の縁はハング状態で怖いよう。ここに至る標識はないが、たくさんの人が来ているようで明るい広場になっている。たしかに地図の表示とは50mほどずれている。石塚噴火口まではすぐ。
50歩ほどで樹海から大室山の裾に出る。斜登高して大室山の北東尾根、背負子山とのコルを目ざす。 北東尾根 は勾配が緩くて古い山道が残っていて登りやすい。
大室山山頂1468m2時前着。標高差350mほど。2等三角点が300mほど離れた南峰1447mにあるというので移動。スズタケの中を緩く下る細道があって迷うことはない。右手下は噴火口。こちら側から下ればラクだということがわかった。
南峰直下の展望台 |
南峰はササヤブになっていて三角点標石があり、新しい山頂プレートがついていた。ひとちがと署名あり。今回はこの方のブログを見てきた。写真の多い楽しいブログで、あちこち熱心に山登りしているローカルのようだ。南峰からの写真はほかにも二人のものがネットにあり、全部が全部同じところから撮影されていた。
山頂下の小さな広場からおんなじ写真を撮影することができた。こんな素晴らしい展望台があると知ればたくさんの人がやってきそうだ。大室山山頂はヤブの中というのがよく言われていることだから。
北峰山頂に戻り、北東尾根を下ってブナ広場に戻る。330終了。
太郎は元気元気。明日から下り坂であさっては雪になるらしい。その後このあたり冬景色に変わるのではないだろうか。 2時間半で帰京、行きと同タイム。
赤が今回、青が前回、緑がこのあいだの火口探索 |
参考
本栖風穴は延長493mほど。北麓では富士風穴につぐ長大なもの。貞観6年864年の長尾山噴火と同時期、すぐ上の石塚噴火口群からの噴火溶岩が厚く滞留して出来たもの、と看板にあった。
太郎げんきげんき |