足尾山パラ
2012年09月29日
member 川地塾クロカン教室20名ほど 伊藤フミヒロ記
天気 くもり
塾生は熱心なヒトばかり |
車からすぐの東テイクオフ。雲低い |
台風16号が離れていき17号が近づいているハザマの土曜日。朝はよい天気だったがだんだん雲が張ってきた。
クラスみんなNASAエリアトップの東に集合。
足尾山は、南北に伸びる筑波連山のひとつ、北側の加波山と南の筑波山の中間あたり(足尾銅山とはべつもの)。海側が八郷盆地で内陸側は真壁、つくば市など。つくば周辺は関東のスカイスポーツのメッカで、あたりに数箇所のパラエリアがある。草大会で数回やってきたことがある。ひさしぶり。
ひさしぶり、ということでダミーで出ることに。まだ10時前、無風なのでフロントで立ち上げ。テイクオフした瞬間にレグベルト閉め忘れに気ついてフルストールに入れる。驚いたがまわりも驚いたはず。朝いちばんでいきなり注目を集めてしまった。気をとりなおして再度テイクオフ。トップアウトすることなくショートフライト。2本目は500mくらいでレベルキープ。15分ほど。3本目は小枝がラインに絡まっていてランディングに直行。
八郷盆地 |
性能も名前もいいけどちょとめんどう |
午後3時で、もういいか、という時間だったが塾長に励まされて4本目、カジさんと2人だけ。テイクオフは5~6mの今日いちばんの風で「安定してるからリッジで飛べますよ」とカジさん。ラッキーと先に出させてもらう。
雲底がどんどん下がってきて足尾山もガスの中。強い東風でいつまでも飛べる。沖もシンクが少ないので湾内を行き来する。4時過ぎ終了。50分フライト。今日は夕方まで飛べる日だったようだ。
塾長からは沖のフラットランドで上げる練習が大切と教わる。クロスカントリー(できるだけ遠くへ飛んでくという競技、いちばん直線距離を伸ばしたヒトがえらい)はひとりでするのではなくグループでフライトしながら50km、100kmを目ざすとよい、ということも聞いた。
レグベルトの締め忘れは10年ほどやてきて初めて。致命的なエラーなので厳重注意。新着のアルピナは昨日河口湖でいちおうきれいに開くようなんでOKして、今回が初フライト。ラインが細くて見えないのが気になっていたが、2本目のからんだ小枝は気がつかなかった。これも致命傷の元なので気をつけねば。試乗機のときクラバット状態で立ち上がることもあったから細いラインには要注意だ。飛び出してみたらブレークコードが絡んでいたのが2回。これもまずい。この機体はとくにラインチェックを念入りするのが肝要ということがわかった。そのほかあれこれ学習の1日だった。塾の皆さんにはいろいろ刺激をうけます。ありがとうございます。
青峰会館でミーティング。翌日曜日は台風接近とあって解散。
ロープウエーで筑波山に初めて登る。八郷の地形がよく分かった。
フライトNo.876~879。トータル405h55m。今年に入って33時間を越えたからこの数年ではよく飛んでるほう。年末までに50時間を目標にしよう。