2014年10月17-18日
武山へ |
富士山山頂 |
member 太郎 ケイ 伊藤フミヒロ記
17日 金曜日
天候 晴れ
横横道路を衣笠で降りて武の西公園へ行ってみる。街の裏手で、三浦半島の南アルプスといわれる山並みが見えるのだが、パーキングがいちばんの問題。公園はテニス場になっていて有料駐車場があった。係りのおじさんがたくさんいてあちこち掃除している。行ったことはないけどここから武山に登れる、ということなので車を置く。10時前スタート。
道標はなく登山道入口を探してうろうろするが、養護学校の裏手の細道がそれだった。照葉樹の森をしばらく登ると、武山不動神社に続く細い舗装路に出た。すぐに立派な神社が現れてそこがもう武山山頂だった。神社を見て展望台(アゼリアハウス)に上がる。
野鳥撮影の数人がいた。東京湾から相模湾まで見渡せるが霞んでいる。
砲台山へ移動。30分もかからずにコンクリートの巨大な砲台跡を見ることができた。自衛隊の無線車がいて交信しているようだった。砲台は戦前のものらしいが、飛行機時代には沿岸砲台など無用のものになったんではないか。三浦半島には明治ころの帝都防衛の砲台があちこちにあるようだ。ハイキング道は旧軍用道路を辿る。
さらに30分ほどマテバシイ、スダジイの森を抜けて富士山へ。三浦富士の別名がある。山頂から富士山が見えた。往路をそのまま戻り西公園へは昼過ぎ。3時間ほどのハイキング。津久井浜観光農園に行ってみる。幼稚園児の芋ほりの最中でミカンは来週からとか。最初のプランはここに車を置いて山に上がろうというものだったのだが。
三崎港へ寄ってランチして、海沿いに葉山逗子、鎌倉江の島と辿り西湘バイパスから箱根強羅。紀州鉄道の古びたホテルにイン。紀州鉄道については検索すると面白ネタが出てきた。
駒ヶ岳と芦ノ湖 |
ハコネザサの道 |
湖尻峠から黒岳 左奥 |
18日 土曜日
天候 晴れ
朝、太郎と散歩していると治水成果の看板を発見。宿のとなり、強羅の須沢は50年以上まえ火山性の地すべりで大災害があったところらしい。沢を見上げると早雲山まで何重もの堰堤が築かれている。
朝からにぎわう仙石原のススキを見てから湖尻峠に上がり、黒岳へ往復ハイキング。見はらしのよいところでハイキング道もきれい。芦ノ湖と駒ヶ岳がよく見下ろせる、が前著に書いた富士山が見えるというのはウソで黒岳山頂はブッシュのせいで北側が見にくいようだ。マツムシソウ、リンドウ、菊、真弓の実、など秋の気配。紅葉はそろそろというところ。旧道を裾野岩波に下り246号、大井松田から高速で午後帰京。