HISTORY & STORY

12.27.2014

御正体山

御正体山
道志の盟主
2014年12月27日

member 太郎 伊藤フミヒロ記 
雑木の山頂は山梨100の森になっている

凍っている

水量多い。横浜の水源

太郎元気

27日 土曜日
天候 晴れ
 前日に出て道志道へ。西野之で焼山、黍殻山の登山口を探るがなんだか駐車が難、いやしの湯も営繕中とかで休業なので道志の湯まで走る。26日は無代の日とのことでラッキー。道志道の駅で仮泊。
 ここから最寄の山は、鳥の胸山と菰吊山と御正体。前回大室山から見た御正体が大きくて立派だったのでこの山にしよう。
 明るくなるころ発進。白井平のあたりから正面に三角形の御正体山が見えた。林道の終点手前までなんとか上がり7時半スタート。
 氷の張った沢道を行き、雑木の尾根に取り付く。1360mで道志の主稜線に合流する。冷たい風が吹き抜けて道志と甲州街道(中央道)の谷が右左に見下ろせる。東と南には丹沢と箱根、湯舟山稜がよく見える。相模湾が光っていて大島が大きい。1400mから雪道になって1680mが山頂。10時。平坦な雑木林の山頂で雪に覆われている。
相模湾と箱根。左手の近い山は菰吊山

大室山、加入道、畦が丸。奥に桧洞丸、蛭岳など、鳥の胸、菰吊山は近い

雑木の美林と南アルプス全山。皇太子もこの地味な頂に立ている

 木の間から富士山と南アルプスが見えるが、緑の季節だと展望は望めないだろう。10年ほど前の10月に皇太子が登ったという案内がある。紅葉のころはどんなんだろう。
 このあいだ歩いた犬越え路と大室山、畦が丸の連なりがよく分かる。その後ろに蛭が岳が高い。丹沢山は桧洞丸の丁度裏手で見えない。30分山頂にいたがだれも上がってこなかった。日差しはあるが気温は氷点下の感じ。
 アイゼンはないが冬山のように雪の斜面を下って往路を戻る。金峰山と八ヶ岳が見えた。小金沢連山の先に大菩薩、ほかに甲武信とか雲取山も見えているはずだがどれがどれだか。川崎カメそっくりの風体の単独行が上がってきたが、会ったのはその写真家?だけだった。このあたり遠目には雪山には見えないがしっかり雪が来ているようだ。12時終了。

白井平からだと高差900mほど。近い
中腹から山頂見る
今倉山から西側
鳥ノ胸山から西


参照 多摩川からの山岳展望

稲城大橋付近(稲城北緑地公園)から