栗駒山と鳥海山
北の山で春スキー
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栗駒山と網帽子三人組 |
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栗駒山頂、けっこう急 |
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たのしいオートキャンプ |
member 羽根田オサム 松倉カズオ 伊藤フミヒロ記
5月2日 土曜日 はれ
早朝出で東北道へ。行先を相談しながら北上。まずは久しぶりに栗駒へ。スムースに走っていたが一ノ関で事故渋滞があっていわかがみ平到着は1時過ぎ。山登りするにはいかがなものか、という時間だが、天気は晴朗、雪は辛うじて山頂まで続いているようだ。1時半スタート。山は空いていて、数人の下山者とすれ違う。山頂3時半。標高差は500mほどで、ひと滑りで戻る。4時半終了。スキー板にマツヤニなのかタールがついて滑らない。暖かい日が続いて雪融けが早いようだ。クローズの5時前にゲイト通過。
いわかがみ平下の国民宿舎が名前を変えていたが温泉は変わらずに上等。岩手・宮城内陸地震は平成20年のことだったから7年前、このあたりはようやく以前の様子に戻ったようだ。
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うるわし栗駒山 |
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東栗駒は雪なし |
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今シーズンはもうおしまいか |
東北道から山形道にまわり月山道駅でキャンプ。明日は鳥海山へと話がまとまる。フェイスブックで知り合いの動向を見るとあちこちの山へ入っているのがわかる。ガイドツアーは鳥海山が圧倒的に多い。児玉組は八甲田から鳥海へ回るようだ。
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うるわし鳥海山 |
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鉾立からスタート。山頂遠い |
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新山山頂から七高山を見る |
5月3日 日曜日 はれ
鳥海ブルーラインのゲートは8時に開く。鉾立の広場はスキーヤーや登山者、観光の人でにぎやかだ。9時過ぎスタート。山頂を目ざすにはいかがなものかという時間。夏道伝いに上がってしばらくしてシールで登高。笹が出ているところがあって1、2度スキーを脱ぐ場面も。雪融けが半月ほど早いらしい。鳥海湖の斜面で滑ってる人も多い。扇子森を越えたところから七五三掛までは夏道、スキーをザックにつけて登る。文珠岳まで登って滑り下りてくるグループがいる。
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千蛇谷を滑る |
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文珠岳を滑る |
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七五三掛のトラバース。行きは水平、帰りはいっきに滑る |
七五三掛から千蛇谷へのトラバースは急斜面を水平に横切る。今日はくされ雪で不安はないが、凍っていたら怖そうだ。下山者と入れ違うように山頂に立つ。2時。山頂は2度目。鳥海山はルートが何本かあるが、好天に恵まれて山頂に立てればラッキーと言えるだろう。何度訪れてもピークハントできない人もいるようだ。スキーなら祓川ルートがいちばん素直か。
だれもいなくなったピーク、直下から滑走。往路を戻る。笹の島が出ているのでスキーを脱がずに下るラインを選ぶのに頭を使う。4時半終了、クローズの5時直後にゲイト通過。
象潟道駅で夕日を眺めながら温泉。宿さがしするが見つからず酒田の町に寄ってから月山道駅で再びキャンプ。ここはスイートホームのように居心地がいい。天気がよく予備日を使うことなく2山を巡ったのでこれで今回は良しとしよう。
翌朝、田麦俣とゴージャスな山形道SA寒河江を見学してから、大渋滞の東北道下り線を横目に昼には帰京。好天が続いた今年のゴールデンウイークだがどうやら下り坂らしい。
どこかで時計を紛失、かわりにまちゃんから足に合わないというモントレルの靴をもらった。
効率よく安上がりなツアーが楽しめました。みなさんありがとうございます。
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鳥海湖。何年か前スピードパラで飛び降りた |
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鉾立ルート。早朝発がよい |
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