HISTORY & STORY

6.25.2015

御岳山と大岳山

御岳山と大岳山
森中のハイキングで涼しい
2017年6月24日 
水曜日
天候 晴れ
member Taro Kei Ito記
御岳神社の狗神

大岳神社の大口真神
「宝暦九卯四月吉日」と刻まれているとか、1759年製

門前町

ケーブル駅から御岳神社叢と奥ノ院


大岳神社

 多摩川上流の奥多摩エリア。こちら方面にやって来るのは、秋川養沢のフィッシング、つづら岩のクライミング、青梅側はマラソンのとき以来かもしれない。御岳山(みたけさん)のケーブルカーに乗るのも初めて。標高差400m余を6分で登る。京王電鉄がやっていて大人は往復1000円ちょっとで安い、が犬はさらに大人子供区別なく260円。御岳神社(みたけじんじゃ)は犬神神社なので犬連れはウエルカムだという。それでやってきたのだが平日でもハイカーは多い。真新しい車両で神社の経済効果の高いことが窺われる。
 9時に標高800m余の山頂駅からスタート。御岳山の御岳神社までは参道を30分ほど歩く。門前町があって小さな天空都市になっている。おととしの冬の大雪では孤立した様子がテレビで流れた。神社は由緒あるものらしいが改装中だった。大きなこま犬が対で置かれていて新しいものらしい。神狗だという。犬というよりもオオカミ、大神のようだ。
大岳へ

大岳山頂から奥の三頭山と手前の御前山。奥多摩三山

笹尾根、道志、丹沢、御坂、小金沢などの山並み

いい天気

 涼しい森中の水平道を行く。
 地図で見ると山中にいくつも遊歩道があって不可解だったが現地を歩いて様子がわかった。朽ち始めた大岳山荘の山側に大岳神社があった。御岳神社に比べるべくもない貧弱な社で、ここまでやってくるのはハイカーくらいらしい。経済効果のない社は半ば見捨てられているようだった。本殿の前に対のこま犬が置かれている。小さいが古いものかもしれない。オオカミのよう。柱にはオオカミの絵入りの「大嶽大口真神」のお札が貼られていた。
 急坂を15分ほど登って大岳山頂。昼前。山頂は人が溜まっていてにぎやかだった。南と西が開けていて近辺の山並がよくわかった。往路を戻って2時終了。門前町の食堂でそばをいただく。パラグライダーの知人がこのあたりに住んでいるはずなので聞いてみるととなりの土産や食堂がそれだという。
 太郎の運動不足が少し改善されたかもしれない。きっと会うだろうと思っていた犬つれハイカーにはまったく会わなかった。
 よもぎ湯によってから圏央道、中央道、首都高速と走って目白へ。おっとい生まれたばかりの末娘の女の子を見に行く。

大岳コース

大岳山頂からの展望1

大岳山頂からの展望2

大岳山頂からの展望3